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IKEA(イケア)創業者の成功談!イングヴァル・カンプラード氏ってどんな人?

2014/08/04
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2014年春。東京都内初の店舗としてイケア立川店がオープンし、その賑わいがニュースになりました。今日本中で人気の家具ストアのオーナーは、あのビル・ゲイツをしのぐ金持ちだと知っていますか。

その人物の名はイングヴァル・カンプラード。小さな農家のリビングから商売を初め、今や世界中に店舗を持つ巨大な家具販売のネットワークを築き上げました。彼はどんな人物なのでしょうか。

天才的な企業家の誕生

イングヴァル・ヒョードル・カンプラードは1926年5月30日、スウェーデン南部、現在のエルムフルト市内にある小さな村で生まれました。ちなみにエルムフルトにはIKEAの1号店があります。

カンプラードはわずか5歳で近所や同級生相手に商売を始めます。7歳になると、ストックホルムでマッチを大量購入で安く買い、それらを古い自転車に積み、必要な量だけを顧客に売ることで利益を上げるようになりました。

やがて商売をマッチから魚、花の種、クリスマスツリー用のデコレーションへと拡げていきます。彼は、まだ子供でしたが、顧客が何を欲しがっているかを常に考え、それを実行していったのです。

カンプラードは、ビジネスを学校や本で学んだわけではありません。すべて自分の経験を通して学んでいきました。そしてこの商才は、彼の祖母の影響が大きくあります。

祖母は、祖父が失敗した事業を立て直した非常に賢い女性で、幼くして商売に目覚めたカンプラードに自制心と忍耐力で困難を乗り切ることを教えたのでした。

IKEAの始まりは親からのお小遣い

17歳の時、勉強でいい成績を取った彼に父親は褒美にお金を与えます。

人は若い時にお金をつまらない事に使ってしまったりするのですが、カンプラードは違います。そのお金を使って自分の夢の会社を立ち上げたのです。IKEAの誕生です。

IKEAという名前は、カンプラードの名前(Ingvar Kamprad)と彼の生まれ育った場所(AgunnarydのElmtaryd農場)のイニシャルから作られました。最初は、文具や財布、ペン、写真立てなどの家庭用雑貨を商売にしていました。

カンプラードのビジネスの方法はとにかく商品の値段を安くして早く売りさばくことでした。注文には電話や郵便を利用し、配達には牛乳運搬用トラックを使いました。1945年、地方紙に広告を出し、さらに商売を拡げていきました

そうだ。家具を売ろう!

この若き起業家はやがて家具に興味を持つようになります。家具は値段が高いため、当時の人々には贅沢品でした。この家具を低価格で中低所得者に販売することを考えたのです。

カンプラードは言います。「60個の高い椅子を売るより、600個の安い椅子を売った方が良い」と。

安く家具を仕入れられる地元業者を見つけると、カンプラードは1947年頃に家具の販売を始めました。商売は順調で1951年には家具だけを載せたカタログを発行して、家具の販売に専念することを決意します。

当時、地元には強力なライバルがいました。このライバルとの競争に打ち勝つために、1953年、カンプラードはエルムフルトに最初のIKEAのショールームをオープンします。

ショールームで顧客に実際に商品を見て、触ってもらって、価格が安いだけでなく質の良い家具を売っていることを実感して貰おうとしたのです。このアイデアは顧客に大いに歓迎されました。

競争こそがイノベーションの源

カンプラードの「低価格で家具を売る戦略」はライバルの反発を招き、取引先からボイコットされる事態になります。しかし、カンプラードはひるみません。競争に打ち勝つために出した様々なアイデアが今日のIKEAのベースに繋がっていきました。

まず、家具の部品を安い海外から仕入れ、デザイン、製造、販売を全て自社で行う仕組みを作りました。そして、もう一つの画期的なアイデアが生まれます。それは、購入者自身に家具を組み立てて貰うアイデアです。

このアイデアには様々な利点がありました。平らなパッケージのまま保管し、輸送できるので、店舗での在庫コストや輸送コストを減らし、輸送中に家具を傷つけることも無くなりました。

さらに顧客が簡単に自分で商品を持ち帰ることもできたのです。面白いことに、ライバル達もこのアイデアを取り入れていきます。

このようにして減らしたコストを価格に反映して、さらにリーズナブルな価格で家具を顧客に販売していきました。

「誰にも負けない価格で商品を売ること。これが大きな成功へと結びつく。成功すれば、競争者たちに邪魔されることもない」

これがカンプラードの信念でもありました。

巨大店舗の誕生:IKEAの発展

1965年、ストックホルム郊外の広大な敷地にアメリカのグッゲンハイム美術館に似せた独特のデザインのIKEA初めての倉庫を併設した巨大店舗をオープンします。

郊外は土地代も安く、大きな駐車場も作ることができます。カンプラードは自動車時代の到来も予見していました。

この店舗は、初日から大行列ができるほどの盛況で、店の倉庫はあっという間に空になってしまう程の賑わいでした。このセルフサービスの倉庫型店舗の盛況ぶりに、IKEAの成功への公式がありました。

顧客は、倉庫のような巨大な店舗の中でショールームのように部屋毎に展示された家具を見て、自分の家のインテリアと合うかどうかを想像します。気に入ったなら、そのまま倉庫に行き、自分でその商品を持ち帰り、家で組み立てすぐに使うことができるのです。

このショッピングの方法は、今どきの顧客のニーズに見事にマッチしていました。

国内での成功を受けて、IKEAは海外に進出します。まず一号店をオスロに作りました。

その後、オーストラリア、アメリカなど次々に世界中に進出し、今やIKEAは42か国で345店舗を展開し、151000人が働き、年間の売上高は398億ドルにもなる巨大家具販売ネットワークになりました。

金持ちでありながら質素

カンプラードは多数の不動産や資産を所有するようになり、いまや世界有数の金持ちとなりました。2007年、フォーブス誌に世界で4番目の金持ちでその資産は33億ドルと紹介されています。

そんなカンプラードですが、知らない人が会ったら、誰もが彼を金持ちとは思わないでしょう。公共の交通機関を利用し、15年間同じ車に乗り続け、飛行機も全てエコノミークラス。贅沢な暮らしが思いのままなのに、カンプラードはそうしません。

彼は言います。

「良きリーダーシップに必要なのは、従業員のお手本となることだ。私が贅沢な旅をしたら、いったいどうやって従業員に安い旅をしてくださいなんて言えるんだ?」
 

仕事こそが我が人生

1986年カンプラードは実質的なビジネスの場から退きますが、彼こそがIKEAの広告であり、従業員の手本であることには変わりありません。

カンプラードは子供の頃から天才的な商才を発揮し、成功への道をひたすら歩んできました。今や世界中の多くの起業家たちが彼の戦略を学ぼうとします。しかし、彼自身は、自分のことを「落伍者」だと語ります。

大学に進学しなかったカンプラードは自分に学歴のないことを常に仕事への情熱で補ってきました。彼は語ります。

「働いて、全く仕事に情熱が湧かないようなら、人生の少なくとも3分の1は無駄にしていると考えるべきだ。」

【参考URL】http://en.wikipedia.org/wiki/Ingvar_Kamprad
http://www.famous-entrepreneurs.com/ingvar-kamprad
http://www.4-traders.com/business-leaders/Ingvar-Kamprad-50/biography/
http://www.123helpme.com/ikea-ingvar-kamprad-view.asp?id=160199
http://astrumpeople.com/ingvar-kamprad-biography-success-story-of-ikea-founder/
http://www.woopidoo.com/biography/ingvar-kamprad/
http://www.ikea.com/ms/en_AA/about_ikea/the_ikea_way/history/
http://entrepreneurs.about.com/cs/famousentrepreneur/p/ingvarkamprad.htm

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    だから海外の反応じゃないんだからアンテナに流すなって

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