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イタリアで一番のスーパー金持ち!ミケーレ・フェレロ、甘いお菓子で大富豪に。

2014/08/22
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イタリア人男性に「好きなものはなに?」と聞いたアンケートがありました。第一位はマンマ(お母さん)。イタリア人男性が母親が大好き、というのがここでも証明された結果です。

そして二位に選ばれたのが「ヌテラ(ヌッテラというのが現地の発音に近いといわれています)」でした。

パンやクラッカーに塗るヘーゼルナッツとチョコレートのスプレッドです。アンケートの結果でもわかるように、イタリアでは国民的な人気。家庭には必ずヌテロがあるといわれています。

イタリアだけではありません。欧米、オーストラリアでも定番のスプレッドです。スーパーでは数々の大きさの瓶が売られています。各国の好みにあわせて、中身や味も微妙に変えているようです。

サッカー選手の愛用者が多いことでも有名です。イタリアのサッカー選手トッティが入院したときに、最初にほしがったのがヌテラだったという報道もありました。

また、ドイツ代表によるCMも作られています。

このヌテラの製造・発売元はイタリアの菓子メーカー・フェレロです。フェレロのオーナーであるミケーレ・フェレロはフォーブズ長者番付の常連です。

2014年は26億5000万ドル(2兆6500億円)の資産を保有し、世界全体で22位に選出されました。イタリアで一番リッチな人物です。

ファミリー・ビジネス

祖父の代からお菓子職人の家系

フォーブズの記事を見ると、フェレロの項目には「ミケーレ・フェレロ一家」と書かれています。現在、1925年生まれで88歳のフェレロは、最終決定権を握っているとはいえ、代表の座から退いて何年もたっているという事情もあります。

同時に、フェレロ社がファミリー・ビジネスであるという事実を反映しているようです。菓子職人であった祖父ミケーレを経て、父のピエトロが会社を設立し、今では息子のジョヴァンニが代表取締役を務めています。

ヌテロの誕生

ヌテロを産み出したのは父のピエトロでした。戦後まもない1946年、物がまだまだ不足していた時代です。特にチョコレートは不足していました。でも、ヘーゼルナッツは付近でとることができて、いくらでも手に入れることができました。

そこでヘーゼルナッツペーストをベースに、砂糖、ココアなどをまぜてチョコレート風味のスプレッドを考案しました。

「パストラ・ジャンドューヤ」と名付けられたこの製品の売れ行きはよく、ピエトロはこのスプレッドの製造・販売を行う会社をピーノ・トリネーゼに設立します。1946年のことです。

この製品が改良され、名前を変えて発売されているのが現在のヌテロです。

叔父ジョヴァンニの時代

1949年、ピエトロがなくなったときに後を継いだのは叔父のジョヴァンニでした。ジョヴァンニは自動車を使って、ジャンドゥーヤを小売店に直接販売することを思いつきます。

卸売店を使う費用を削減することに成功し、ビジネスは拡大していきます。1950年には200台のトラックがイタリア中にジャンドゥーヤを届けるようになっていました。

1954年には初の海外工場をドイツに開きました。

そして叔父の死により、32歳のミケーレが会社を継いだのが1957年のことです。ファミリー・ビジネスには20代のころから参加し、方法を知り尽くしていました。以後、今日まで50年以上に渡り、フェレロ社を率いてきます。

世界企業に

現在、フェレロ社は世界20カ国以上で支社、工場を持ち、507カ国以上で製品を販売する世界屈指の巨大企業に成長しました。世界のチョコレート市場におけるシェアは7.3%、イタリアでのシェアは45%です。

優秀な菓子職人兼ビジネスマン

チョコレート一途の地味な職人

イタリア人企業家が成功すれば、何をするかは相場が決まっているといえます。ヨットを購入し、サッカー・チームのオーナーになり、新聞や政治で影響力を振るうようになる成功者の姿は簡単に想像できるのではないでしょうか。

フィアットの元名誉会長ジャンニ・アニェッリやイタリアのメディア王から首相になったシルフィオ・ベルルスコーニが典型的な例です。

しかしフェレロの生活は華やかで世間を賑わせるものとはほど遠いものです。人前に姿を現すときも、いつも濃いサングラスをかけた地味な姿です。実業家たちの集まりにも興味を示しません。

ロアルド・ダールの小説で映画にもなった『チャーリーとチョコレート工場』には、「天才ショコラティエ」「チョコの魔術師」と呼ばれ、チョコレートに身を捧げているチョコレート工場長ウィリー・ウォンカが登場します。

小説のような奇抜な性格の持ち主ではないとはいえ、フェレロは、このウィリー・ウォンカの役割を実社会で果たし続けてきました。

ウィリー・ウォンカのように何よりもチョコレートが好きで、大きな工場を持ち、世界中で大人気、でも工場を公開することはめったにありません。

イタリア北西部にあるフェレロの自宅には、実験室があります。5年もかけて、フェレロ・ロシェにいれるウエハスの曲げ方を研究したといわれています。

ベルギーのアルロンという小さな町で過ごすことが多いのも、イノベーションをもたらすにはうるさい町では無理だと考えているからです。専用ヘリコプターを使ってイタリアとベルギーを行き来しています。

フェレロが最近考案した製品がグラン・ソレイユです。シチリアのレモン風味のデザートです。冷凍庫にいれてふると、アイスクリームのようになるものです。常温保存が可能で、中国、インド、アフリカにも輸出することができます。

グラン・ソレイユは2011年3月に発明賞を受賞しています。「50年後には、ヌテロよりも売れるようになる製品だ」というのがフェレロの言葉です。

優れたビジネスセンス

フェレロは優れたビジネスマンでもあります。

イタリア経済相をつとめたことがあり、フェレロ家とは何代にもわたりつきあいのあるドメニコ・シニスカルコは、フェレロのことを「イタリア最高のビジネスマンの一人で、製品とマーケティングの天才」と呼んでいます。

実際、父の「パストラ・ジャンドューヤ」を「ミルクが多くチョコレートの少ない」健康的な製品である「ヌテラ」に変身させたのはフェレロです。消費者の健康志向を高める役割も果たしたこのマーケティングはヌテロを大ロングセラーにしました。

世界の市場で販売する方法も知り抜いています。キルシュファッサーと呼ばれるサクランボでできた名産品を産むドイツに、ボンボンリキュール「モン・シェリ」を販売して成功しました。

何より子供の心をつかむのが得意です。

1974年に発売したキンダー・エッグズは、薄い卵型のチョコレートの中におまけのおもちゃのはいったものです。子供がイースターエッグを夢中になって探すのを見たフェレロが、「毎日をイースターにするように」といって開発させたものです。

おもちゃもよくできたものです。精巧な形をした動くおもちゃであるだけでなく、組み立て式のものが多く、知育の面でもすぐれたものです。毎年、中身がかわることから、コレクションとして集める大人も多いといわれています。

現在のフェレロ社

息子が後継者

1977年、ピエトロ・ジュニアとジョヴァンニという二人の息子に取締役の座を譲りました。しかし、最終決定はフェレロが持ち続けているといわれています。

2011年、サイクリングの愛好家だったピエトロ・ジュニアがサイクリングの事故で亡くなるという悲劇に見舞われました。

しかし、フェレロを中心とするファミリーの結束は揺らいでいません。ジョヴァンニは会社を順調に成長させていっています。「今の成長の礎を気づいたのは、強い家族の価値です」とジョヴァンニは述べています。

【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/news/article-1378426/Ferrero-Rocher-heir-47-dies-falling-bike-business-trip-South-Africa.html
http://www.ferrero.com/
http://www.ft.com/cms/s/0/00baf512-db95-11de-9424-00144feabdc0.html#axzz35XPBSydW
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AC%E3%83%AD
http://nutella300.com/
http://www.successstories.co.in/success-story-of-michele-ferrero-the-chocolate-billionaire/
http://www.theguardian.com/business/2011/oct/28/ferrero-unwrapped

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    ヌテラはうちの子も大好き。イタリアの製品だとは知りませんでした。ヨーロッパにはどこにでもあった。使い始めの間、瓶の上のほうは柔らかくてトロットロなのに、少なくなってくると固くてすくいにくいのが残念かな。

  2. 日本の名無しさん より:

    商売の美味いやつは確かにいるな~
    これはやっぱり才能だよね

  3. 日本の名無しさん より:

    何気に成功者のネタ、やる気になるな。
    かといって自分がなれるわけでもないのに。

  4. 日本の名無しさん より:

    フェレロのロシェが好きだ。甘いけど。
    家庭班で安い時につい買ってしまう。

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