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16歳で億万長者になる方法

2014/08/06
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たった16歳の少年が億万長者に?

ごく普通の少年がある日、ひとつの名案を思いつきました。それにより思いもよらないほどの大金を手に入れたという、イギリスでの実話です。

学校から帰ってきた子供が、突然こんなことを言ったときの親の顔を想像してみてください。

「ママ、パパ、この2年間にもらったお小遣いを使ってネットにサイトを立ち上げたよ。

そこでMac用ソフトウエアの開発者たちと交渉して、400ドルのところを49ドルに値下げして売るパック商品を作ってみたの。そしたら、ぼくの生涯初めての百万ドルを稼いじゃったよ!」

天才少年か?

この少年の名はクリスチャン・オウエン。父親は工員、母親は事務員という、ごく普通の中流家庭に生まれました。

小さいときからパソコンゲームなどが大好きで、7歳のときに両親に初めて買ってもらったMacのコンピュータの魅力にとりつかれ、コンピュータに大変興味を持ちだしました。

そして14歳になったある日、ひとつのアイデアが閃いたのです。

「ソフト会社に交渉してストックにあるソフトを買い取ってから、パックにして安くまとめ売りしてみたらどうかな・・・」

2008年のことでした。

“Mac Bundle Box”というサイトを立ち上げ、いろいろなソフト開発会社に話をもちかけ交渉を重ねること約2年間。その苦労の甲斐あり、2年の間になんと70万ドルを稼いでしまったのです。

その後も広告関連などの分野でもウエブビジネスのアイデアを次々と出して、収益は右肩上がりに上昇。16歳になったときには、売り上げは遂に100万ドルに達しました。

学ぶべき教訓

この少年の話には、どんな年代でも共通する「稼ぐにはどうすればいいか」というヒントが含まれています。

  • 最低でも2、3年は厳しい状況下でも耐えて働く。
  • シンプルかつ冴えたアイデアを持つ。
  • イニシアティヴの精神を持つ。

年齢は関係ありません!たった16歳の少年でもできたことなのです。

彼は自分のお小遣いを利用して成し遂げたのですから、もっと経済力のある大人がやれば得られる効果はより大きくなるでしょう。

ただひとつ、最も重要な点は“冴えた閃き”です。

だからといって、特別なものを発明する必要はないのです。この少年は特別なソフトを自分で一から開発したわけでもなく、ただ単に、市場に既に存在していたものを別の形で利用しただけなのです。

このエピソードは、イタリアのあるブログに掲載され、それに対するコメントが多数寄せられました。

【参考URL】http://www.quintuplica.com/diventare-milionario-16-anni/
http://www.liberespressioni.com/2010/08/17/christian-owens-sedicenne-imprenditore/
http://www.theapplelounge.com/news/christian-owens-e-il-suo-primo-milione/

この記事に対する海外の反応

確かにすごい少年だ!

インスピレーションとモチベーションがないとできないこと。偏見を捨てて物事を別の角度からみるのは、我々夢見る凡人には難しいこと・・・アイデアやお金は誰にでも手の届くところに存在しているはず。

ただ、この少年が他人と違っている点は、”実行する”というところだと思う。

↑その通り!この少年ははっきりと自分の考えを持って14歳で会社を創り、2年間もがんばって厳しい仕事を続けた末に稼ぎをあげた、というところが肝心。

この不景気の中、こういう成功する話を聞くのは必要だね。くだらないテレビニュースの逆を行くようで・・・。

何度失敗しても立ち向かっていくことによって、成功する人とそうでない人の違いが出てくる。クリスティアンだって、初めの2、3年はたぶん困難もあったんじゃないかな。

でも成果が得られて甲斐があったね。

しっかりした基礎知識か、充分な資金があるかしないと、何も成し遂げられないよね。

イタリア人は”合意を取る”ことが苦手だからね。個人主義が強すぎるのかな。

でも、本当にお小遣いだけを使って14歳で正式契約を結ぶことができたのかな?

↑父親は工員、母親は事務員だったんだから、お小遣いがそんなにたくさんあった訳じゃないだろう。

感心すべき点は、そのお小遣いでビデオゲームなどを買わずに、ドメインやサイトを買ったというところにあるんじゃない? 

ソフト開発者を説得することに成功したのだから、少年は物を売る才能に長けていたこともあるのだと思う。

人生においては懐疑的であるよりも、”信じること”が必要不可欠!

14歳じゃ合法的な契約を取ることはできないんじゃない?

↑そんな細かいことを突き詰めても意味ないのでは?

この話の要点は、夢を持ち、熟考し、勇気を持ち行動するということだと思う。

↑もし作り話だったとしたら、名前が挙げられている大企業がクレームつけてくるはずじゃない?

英語圏の大規模なマーケットをターゲットにしたから成功したんだよ。

私が思うに、もしイタリアで同じことをやって、イタリア国内のマーケットをターゲットにしたら、画期的なアイデアで数年間ハードワークを重ねても、せいぜい数千、数万ユーロくらいの稼ぎにしかならないんじゃないかな。

↑それはもちろん何を売るかにもよるのでは?イタリアにだって似たようなケースがあります。

↑今の時代、誰でも英語でソフトを作って、英語を話す友達とかと協同してソフト開発者にメールでコンタクトを取ってビジネスすることはできますから。

英語云々という議論をするのは、行動しない人の単なる言い訳ですよ。

↑確かにイタリアのマーケットはアメリカに比べて3-5%の規模しかないですが、インターネットは我々一般人をターゲットにしているものです。

簡単な英語なら誰でも理解できるでしょう。

この16歳の少年が提案した内容の英語サイトを作るのに、何も難しいことはありません。誰もがアメリカ市場をターゲットにした製品を作ることは可能なのです。

まあ、多少の判断力は必要でしょうが。

↑マザコンの我々イタリア人は、英語で考えるのは結構苦手!スカイプとかでビジネスの提案について話すなんて絶対無理!

でも井の中の蛙になって、最後に泣きを見ないようにしなくちゃ。他の国は英語に適応しているのに、イタリアでは未だイタリア語に翻訳したソフトが中心だから・・・

↑僕もそれを言いたかった。かなりフランクな意見だけど、賛成。

イタリアでだって同じことができるはず。一番難しい点は、適切なアイデアが浮かぶかどうかだと思う。

どうやって安く商品を買い取ったのかな?分割払いでOKだったのか、それとも親のお金で買い取ったのか?

↑それはわかりません。少年に問い合わせてみたけれど、返信はもらえませんでした。

でも、この少年はTechCrunchからインタビューを受けているので、作り話ではないと思います。

まとめ

起業を成功させるには魔法の杖は存在しなく、ハードワークとやり遂げようとする意欲と決意が大切だ、ということをこのエピソードは語っています。

クリスティアン少年の会社MacBundle Boxは売り上げの一部を慈善団体に寄付し、そして目標売上額を1億ポンド掲げて更に前進中。

でも趣味の写真とギターに費やす時間は削らずに、オフタイムも楽しんでいるそうです。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    日本じゃ未成年は完全に子供扱いだから
    少年のアイデアに耳を傾けてくれる経営者なんていないだろうな

    1. 日本の名無しさん より:

      そうそう。それなのに、何故日本からは、グーグルやアップルの様な企業がでてこないのか!!って喚いてる馬鹿団塊オヤジ。

  2. 日本の名無しさん より:

    若いながら鋭い商才の持ち主なんだろうな

  3. 日本の名無しさん より:

    ※1
    確かに。この少年はいろいろなソフト会社に話を持ちかけて交渉した、ってあるけど
    日本の会社なら大抵は門前払い、「そんなことより学校の勉強しな」てなもんだよね
    灘高の生徒とかなら話は別かもしれないけど。

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