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もらいすぎじゃない?アメリカのCEOは一般従業員の300倍も稼いでいた!

2015/09/18
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最近、アメリカのマクドナルドで働く従業員達が賃上げを求め、デモを何度も行なっているのを知っていますか?今年の5月にはマクドナルドの年次株主総会を前にして、米マクドナルド本社前でもデモが行なわれました。

主催者側の発表ではこのデモの参加者はなんと5000人。予想以上の大規模なデモとなったため、道路も閉鎖され、デモの参加者100人余りが不法侵入で逮捕されるなど、緊迫した事態に陥ってしまいました。

このマクドナルド従業員のデモの発端は、アメリカ議会が最低賃金を10.10ドル(約1222円)に引き上げることが困難となった為、オバマ政権が米企業に対して賃上げを自主的に行なうように要請した事からでした。

ファストフード産業の従業員達はオバマ政権の思惑通り、政府に直接抗議は行なわず、雇われ企業に対して賃上げをするようにプレッシャーをかけたのです。

なぜアメリカ議会は最低賃金の引き上げを躊躇したのか?

最低賃金の引き上げには多くの貧困層の所得を上げ、アメリカで深刻な社会問題となっている所得の格差を縮める事が出来る利点があります。

しかし、その代償としてなんと50万人もの労働者が失業する危険性があると米議会予算局(CBO)が発表していたのです。

その後、事態を重く見た米マクドナルドの新最高経営責任者(CEO)のイースターブルック氏は、同社の直営店の初任給を7月より各地域の法定最低賃金よりも1ドル(約121円)高く支払う事を表明。

ただ、この賃金引上げの対象者は、直営店約1500店舗の従業員およそ9万人のみが対象で、独立運営のフランチャイズ店の従業員約66万人は対象外となっています。

伸び悩むアメリカ賃金の上昇率

マクドナルドのように、最近ではウォルマート・ストアーズ、スターバックスといった大企業が賃上げを相次いで発表しています。

米労働者の給与が上がり、国民の生活が少しづつ豊かになってきたかのように思えるのですが、米労働省が発表した3月の雇用統計を見てみると、平均時給は前年同月と比べてたった2.1%のみの上昇にとどまっています。

2.0%だった同年2月からほんのわずかに伸びただけで、過去4年間の平均賃金上昇率から見ても伸び悩んでいるのは確かです。

この理由には中間層の賃上げがほとんど行なわれず、低賃金労働者の値上げのみが行なわれていると言う背景があります。

娯楽産業や接客業の時給はこの1年で3.6%上昇しています。しかし、この上昇率にも関わらず彼らの平均時給は14.23ドル(約1700円)。ファーストフードの非管理職の時給となるとさらに低く10ドル(約1210円)以下。

その為、低賃金労働者の給与が上昇したとしても、賃金指標全体に影響を与えるほどの額にはならないという事なのです。

では、大企業の上層部の職員も給与が伸び悩み、皆と同じ苦しみを味わっているのでしょうか?

やっぱり儲かってるの!?CEOの気になる給与

実のところ、米大企業のトップ、つまりCEOの給与は一般従業員よりもなんと300倍近い給与を稼いでいたのです。

経済政策研究所(EPI)の最新の調査によると、CEOの給与は彼らの下で働く一般従業員の給与上昇、ましてや自社株の上昇率をも大幅に上回る勢いで急上昇しているのだとか。

CEOの給与が上昇すれば、自ずと他の従業員の給与や福利厚生といった特典が削られるというネガティブな現象が生じる可能性も無きにしも非ず。

現在では、大企業のCEO達の給与は企業の税引き前利益の10%を占めており、90年代と比べると給与の上昇率は2倍にも跳ね上がっているのだそうです。

気になるアメリカの大企業350社のCEOの昨年の平均給与は、1630万ドル(約19億7000万円)。

平均的な労働者の給与は低迷し、平均家計収入は2009年6月の5万5179ドル(約668万円)から、2015年4月では5万4578ドル(約663万円)と1.1%縮小しているというのに、2009年の大不況から比べてCEO達の給与は54.3%の上昇。

しかし、CEOの給与は最近になって急騰した訳ではありません。1978年から2014年までのCEOの収入の上昇率はなんと1000%。一方、平均的な労働者の同時期の賃上げ率は10.9%であり、企業で真面目に働くのがあほらしく思えてくる程の差です。

この記事の海外に対する反応

何か間違ってるよね?こういう問題をどう変えていけば良いんだろう?

システムがCEO達の為に作り上げられてるからね。打つ手は無し?

CEOの給与が企業の利益の10%を占めるのであれば、一般従業員だけでなく株主にもマイナスなはず。

賃金が不当に高いのはCEOだけじゃないよ。アメフトとかバスケットボールのプロ選手も稼ぎすぎ。彼らの下で働いてる奴の給料なんて微々たるものだよ。

現在のCEOのほとんどが企業の創設者じゃなく、ただ出来上がった企業を管理・運営しているだけ。

創設者がやったような偉業を成し遂げたわけじゃないから、ここまで高額の給与を貰うのはおかしいよ。

映画に行っても、スポーツ観戦をしても、ものすごく高い飲食代を会場で払わされる。

結局はこういう所で払ったお金が彼らに回ってるって事。自分達も間接的にCEO達の給与を支援してるんだよ。

アメリカ企業のCEOの給与は本当に馬鹿げてる。詐欺だよ。アメリカの一般労働者が怒るのは当たり前。

CEOの給与は、彼らの下で働いてる職員の評価で決めるべき。

でもCEOは会社の利益が上がらなかったら即クビだからね。大変な仕事だよ、意外と。

でもCEO達は会社を倒産させようが、赤字を出そうが、クビを切らされても多額の退職金を受け取ってから辞任するんだから。やっぱり彼らには払い過ぎてるよ。

なーんでCEOの給与ばっかりいつも責めるわけ?

30分の公演に50万ドル(約6000万円)を稼ぐ政治家、5週間で出来上がる映画を作って3000万ドル(約36億円)を稼ぐ俳優、30億稼ぐスポーツ選手などなど。

実力以上に給与を貰っている人間は他にも沢山いるよ。

CEO達はとても優秀で特別な技術を持った人達だから、高額な給与を貰うのは当たり前、という人がいるけど馬鹿げた話だよ。

CEOは特別でもなく、ユニークな訳でもないよ。ただその地位に就けるだけの特権を持ってるだけの話。

別に金持ちになる事は悪い事ではないと思う。自分もお金が溢れんばかりにあった時もあったし、貧乏な時もあった。

ただ、困難に陥った時に貧困者が救われる社会システムが全く整っていない事に問題があると思う。

不公平な事は長年分かっているけど、誰も解決しようとしない事の方が恐ろしいと思うんだよね。

CEOは神に近い存在だからね。悪い事すると罰が当たるよ。

良いCEOならいくら払っても文句は言わないよ。ただ、度重なるクビ切り勧告と企業経営の不振をよく聞くという事は、会社に優秀なCEOがいないと言う事だよね。

そういう人間に高額な給与を渡す必要はないよ。

CEOが高給取りなのは、非常に難しい選択と判断を任されているから。文句は言えないね。

別にCEOに多額の給与を上げても良いと思う。企業を効率よく運営しなければ、全ての職員が職を失う訳だし。

会社を上手く運営しているCEOには、高額な給与は与えるのは当然だと思う。

50年代はCEOと一般職員の給与の比率は50対1。これぐらいが丁度良いと思う。

一番の解決策は、大企業の商品を買わない事。会社の利益が無くなれば、CEOの給料を減らさざるを得ない。一般市民にもパワーがある事を見せ占めなきゃね。

高給取りの真の理由とは

CEOが高額な給与を貰っているのは、決して彼らの技術や経験が買われている訳ではない、と今回調査を行なったEPIの所長ミシェルさんは主張します。

その理由は、CEOは雇われる前に、より高額な給与を交渉する能力を持っているから。

そのひとつの方法として、他企業のCEOの給与と比較する事。ここでポイントなのは、比較をする際に組織も利益もより大きい企業と比較する事です。

それにより、自ずとCEOの給与は能力とは関係なくものすごく高額なものになってしまうのです。

例えば、高級アロマキャンドルを販売するヤンキーキャンドルのCEOは、自分の給与を企業利益では5倍、市場価格では20倍も上のソフトウェアー企業オラクルと比較し、自らの給与パッケージの交渉に挑んだのだとか。

アメリカのCEOは米国内の高額所得者の中でも0.1%に過ぎません。やはり彼らは貰いすぎているのでしょうか?

【参考URL】http://www.epi.org/publication/top-ceos-make-300-times-more-than-workers-pay-growth-surpasses-market-gains-and-the-rest-of-the-0-1-percent/
http://www.cbsnews.com/news/top-u-s-ceos-make-300-times-what-workers-earn/

CEOなりに努力も苦労もしてると思うけどね。なったことないからわかんな~い。CEOの給与は下で働いてる人の評価で決めようっていう制度どっかで試してほしいな。必死に従業員に取り繕うCEOがみたいだけだけど。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    平均以上の賃金をくれたら社長は千倍でも万倍でももらっても全然かまわん。
    逆に平均の何分の一しかくれないなら10倍でも多い。

  2.   より:

    全ての給与・報酬を企業の業績に合わせた「公式」によって計算する形にすれば
    その公式の賛否を決したあとであれば文句は出ないだろう

    1. Emmy より:

      The purshaces I make are entirely based on these articles.

  3. 日本の名無しさん より:

    トップの報酬なんていくらもらってもいいと思うが
    巨額の報酬もらうんだったら赤字になったときは自分の資産から補填するべき。
    サラリーマンとは違うからね。

  4. 日本の名無しさん より:

    馬鹿ゴーン

  5. 日本の名無しさん より:

    CEOなら給料じゃなくて報酬でしょうが。お金の学校とか自称しておきながらちょっと無知すぎないか?

  6. 日本の名無しさん より:

    CEOがバカみたいに高いのは明らかに間違っている。
    そいつ以外の全社員、客、株主ら、関係者全員のモチベーションが下がるだろ。

  7. 日本の名無しさん より:

    CEOや役員が高い給料貰っているのは理に適っているけど、バカ高いのはおかしいと思う。
    アメリカみたいに高い給料貰うなら、赤字になった時は今まで貰った分から補填するべきだろう。責任に対して高い給料が払われているというならば、その責任をちゃんととるべきだ。

  8. 日本の名無しさん より:

    アメリカは、CEOやAdministrator (管理部門)が 労働者の報酬をネコババしてきた実態がある。

    組合も潰して労働賃金を30年以上も停滞させて、自分の給料だけは毎年爆上げ。
    ひたすら私腹を肥やして富と権力を悪用して停滞させてきたガン細胞ですよ。
    ロクな仕事もしておらず、要らない存在なのはCEOやAdministrator。
    彼らをほとんど切って、労働者にその賃金分を分け与えるべき。
    労働報酬分を横領していた罪で監獄行きにならないかね?

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