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アルマゲドンが現実になる前に!小惑星と闘うスペクタクルな科学技術

2015/08/16
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小学校か中学校の頃に映画“アルマゲドン”を金曜ロードショーかゴールデン洋画劇場かで観た事があります。

「あーいつか人類は突然やって来る隕石によって、めんどくさいながらも着実に築き上げてきた文明を全部一気に壊される時が訪れるのかー」とスペクタクルな気分と妙な現実的な不安が混ざった不思議な感情になりました。

実際に数年前にロシアに隕石が落ちて、大騒ぎになった事がありました。ピカーっと強烈な閃光を伴って落ちてきましたが、地球の危機に繋がる被害は起きませんでした。といっても小さなクレーターは出来ていたようでしたが。

意外と、隕石って微小なものが結構地球に落ちてたりしますが、私たちが思っている以上にアルマゲドンみたいな事件が起きる可能性が高いのかも知れませんね。

日常そう簡単に隕石のニュースなんて報道されないので、知る事はなかなか出来きませんが、たまたま海外のサイトを見つけたら、興味深いニュースを発見する事ができました。

NASAとESAがそれぞれ研究している、隕石防衛プロジェクトです。すでに私たちの知らない領域で、アルマゲドンみたいなスペクタクル大災害への対策は練られていたのです。なかなか知り得ないニュースなので、今回はこちらを紹介したいと思います。

小惑星プロジェクトDidymoon

アメリカのNASA、ヨーロッパのESAがそれぞれ隕石衝突への回避または防衛プロジェクトを進めています。ESAによれば

  1. 600,000個以上の小惑星が私たちの太陽系に居る事が明らかになった
  2. その内の12,000個は地球に近い小惑星、通称Neos(Near Earth Objects)と扱われている
  3. その中でNASAがまとめたリスクがある小惑星リストに入っているのが494個
  4. そしてさらにその内、地球への危険をさらす惑星として30~40個の小惑星が挙げられている

 
そして衝突が起きる前に、NASAとESAはDidymoonと名付けたプロジェクトの準備をします。

それは小惑星が衝突の際何が起きるのか?どのような条件で衝突の防衛が可能になるのか?といった質問の為のデーター収集の為に進行しているプロジェクトです。

そのプロジェクトは、ESAが2億ユーロを投入して2020年に宇宙探査機を小惑星の軌道上に送ります。その小惑星は直径170メーターで1100万キロ分地球から離れているという比較的近い惑星と言われていて、これに探査機をぶつけてデーターを収集します。

そして収集とともに小惑星のスピードをゆっくりにさせ、軌道や回転を変えることができるとのこと。

4000万ドルの大型プロジェクトGreat Challenge

NASAが2013年の夏から始めた大型プロジェクト、Great Challengeは人類の危機の為に危険な小惑星を監視するプロジェクト。

90年代毎年惑星監視の為に400万ドル支出していましたが、NASAはその支出を4000万ドルに引き上げました。それに伴い長い間使っていなかった宇宙望遠鏡Wiseを使って、監視を復活させました。

その結果、1472個のNeosが発見されましたが、今の所100年以内に地球に危害をくわえる恐れがあるものは見つかっていません。

他にもスペクタクルなプロジェクトは行われている

さらに10億ドルを使って2016年に開始が予定されているプロジェクト。Bennuと名付けられた惑星に宇宙船を向かわせて、地表から60グラムのサンプルを採集して戻って来るというものです。

ちなみにBennuは2182年に地表に危害を加える可能性がある惑星として見なされていて、調査が必要とされています。

こういったプロジェクトは、これまでにない技術が必要とされるプロジェクトであるが故、新しい経済的、社会的な発見や技術革新を導く事ができるだろうと言われています。

こんなに沢山のプロジェクトが現在行われているとは知りませんでした。2182年に小惑星が近づく可能性があるなんて、意外と近い未来で起きるんだなと思いました。

さすがに自分は生きていは居ませんが、孫とかひ孫には確実に関わってくる時代です。それにいつどんな惑星がやってくるか分からないですから、是非是非早い段階からこういったプロジェクトを進めて欲しいです。私たちの明るい未来の為に!

ではこのニュースを読んだ海外の人達の反応はどういったものでしょうか?一部コメントを抜粋して紹介したいと思います。

この記事の海外に対する反応

軌道を変える事が出来るのかい?

こういったプロジェクトは地球環境保護と同一視させるべきで、十分に支援されるべきだろう。

人類は母なる地球を手にする為に努力する必要があるね。

なんてスペクタクルな話なんだ。

防衛対策の為に作られた兵器はみな殺戮を目的として使われていく。でもこれは人類の未来を維持する様にみえる。

これは人類にとって必要な、意味深い課題だと思う。

地球に危機が訪れるなんて想像ができない!

確かに私たちは準備しなければ行けない。65万年前の恐竜の様に終わってしまわない様にする為に。

ぜひこれを発展させて行って下さい!

重要な課題!必要な課題!このミッションは必要だよ。

宇宙空間における防災訓練。

多くのブロガーはこういった科学に肯定的に見ている。

10年以内に小惑星に宇宙船をぶつけるプロジェクトが行われるなんて!

病気のような軍隊的な考え!

アメリカが2005年に行ったDEEP IMPACTは失敗に終わった。そしてアメリカは戦争を発生させるで国あり、スターウォーズを実現させたい国。

間違った方向に進まなきゃいいよね。

本当に様々な事を想像する力が必要とされているよ。

火星旅行なんかよりもNEOSの防衛はとても意義深い。

たとえ水が火星で発見されたとしても、だれも住める訳じゃないしね。

全人類がこの大惨事を回避する為に一緒に働くだろう。

未来に生きている私たち

確かに、火星旅行が計画されるよりもとても意義深いプロジェクトだな~と思いました。国や民族で未だ争い合っている地球ですが、いつかその争いさえも一気に葬ってしまう程の脅威が訪れます。

スケールがでかすぎて訳が分からなくなりますが、こういうプロジェクトと共に、人類の脅威の為に多くの人が手を取り合える未来作りも同時にしていかなければいけないなあとコメント読んで思わされました。

子供じみた想像とはもう言えない、想像していた未来が着々近づいているんだなと実感しますね。

【参考URL】http://www.spiegel.de/wissenschaft/weltall/asteroiden-abwehr-nasa-will-gesteinsbrocken-abschiessen-a-1028168.html

かっちょえ~!ジョニーも人生やり直してこういう研究チームに入りたいわ~。アルマゲドン大好きだけど、ちょっと前に見たアベ2でも隕石(のようなもの)落下で人類終わるみたいな展開あってこわかったわ~。それは宇宙関係なかったけど、どうしようもない絶望的な状況ってマジでこわいんだよって話。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    >そしてさらにその内、地球への危険をさらす惑星として30~40個の小惑星が挙げられている

    スペースガード協会がやばそうな小惑星を探してるけど、ロシアに落ちたくらい大きさの隕石でもなかなか見つからないので、実際はもっと多いかもしれない。

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