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社員が好きなだけ休むことが許される!?そんな職場で働いてみたい!

2014/12/10
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有給休暇日数を気にすることなく無制限で取り、上司に何も言わずに1日の就業時間数を減らしてもいい職場・・・そんな勝手なことができる会社があるのでしょうか?

実は、2014年9月に、ある欧米の大企業で実施されているこのような新改革が公表され、話題を呼びました。

奇抜なアイデアを公表した主は・・・

ラジオ放送や航空、音楽などの多岐にわたる分野で成功を収めている国際的大企業ヴァージンン。

その創立者であるリチャード・ブランソン氏は、アメリカとイギリスの自社オフィスにおけるこのような奇抜な就業スタイルを既に導入したと、2014年9月、公式に発表しました。

よって、同社のアメリカとイギリスのオフィスで働く人々は、たとえ毎日1時間しか働かなくても、1週間、1ヶ月間休暇を取り続けることも可能なのです。

そして、そのような事前申請は一切必要なく、誰にも文句は言われることもないとか。

アイデアの源となったセオリー

「幸せな人間は、良い仕事をする」そして、「社員たちは、自分が休んでも、会社の利益や同僚、そして自分のキャリアにはさほど影響しないということに気がつけば、どんどん休暇を取るようになるだろう」

ブランソン氏はこのように言います。この方法を既に導入していた他のある企業によると、様々な面で、企業の生産性と創造性の質が向上したということです。

誰だって、いやいやながら仕事をするより、心が満たされているほうが何に対してもやる気が出るものです。しかし、社員たちにこれほどまでの自由を与えるとは、なんとも思い切った決断だと、一般の人々は考えるかもしれません。

ヴァージンだけではない。先進国での動向は?

しかし、そう考えるのはブランソン氏だけではないようです。かのGoogleのラリー・ページ氏も、

「幸せな気持ちになるためには、仕事を減らさなければならない。皆があくせく働く必要はないのである」

と、発言しています。また、スウェーデンのヨーテボリ市役所では、病気休暇の取得を減らす目的で、公務員の1日あたりの就業時間を、8時間から6時間(週30時間)に減少しています。

このような「自由」が空気が少し見え始めてきている一部の欧米のビジネス社会ですが、だからといって仕事をおろそかにしてもいいというわけではありません!

各自が、自分の仕事をきちんとこなし、プロジェクトの成功を収めることが必要不可欠であるということが、当然、前提条件としてあることを認識しなければなりません。

このようなニュースに対する海外(イタリア)のコメントを見てみましょう。

【参考URL】http://www.ilfattoquotidiano.it/2014/09/24/virgin-branson-cancella-lorario-di-lavoro-contano-i-risultati-non-le-ore-di-ufficio/1131887/

この記事に対する海外の反応

本当に素晴らしいことだね。

仕事に精を出す気になるし、自由だからといって調子に乗ることは僕はしないと思う。

イタリアではたぶんこのアイデアは通用しないと思う。

特に公務員とかは、今だって出社のタイムカードを押したら、外出して買い物したり私用をこなしたりしてるし・・・。

↑就業時間に拘束されないというアイデアは、こういったサボりを無くすのに効果があるのかもしれない。

サボって仕事中に使用をしに出かける人たちは、固定給を毎月もらえるわけだから。そうじゃなくて、成果で報酬をもらうようになれば、そんなことせずにやるべき仕事はやるようになるんじゃないかな。

↑私用で出かけたっていいんじゃない?もし、完全成功報酬制ならね。

仕事しなきゃ、給料はもらえないんだし。

すごいことだね!今後、ヴァージンの社員が本当に正直に仕事するかどうか、見てみたい。

最高だし画期的なシステムだね。

イタリア人の僕としては、無制限の有給休暇までとはいかなくても、せめてもっと給料を上げて欲しい!

ミラノなんかでは、(別の意味で)多くの企業は就業時間数をチェックしないみたい・・・1週間に50時間勤務とか・・・。

アイデアは画期的だけど、ポジティブなことばかりではないと思う。

でも、この企業家は、仕事に対して人間的なビジョンを持っているね。

ベビーシッターやドッグシッターのいる職場や、出社・退社がフレキシブルな職場もあるよ。

頭を使えば、有給を取ることで自分の仕事は滞るし、クライアントとの連絡も途切れるし、後で挽回するのに苦労しなければならないことは明確。

だから、こういう自由を与えられることで、好き勝手にすることにたいする罪悪感や不安に陥ると思う。

ゆえに、社員はそれほど多く休みを取らないはずだと踏んでいるということだね。

↑罪悪感を持つのは、仕事ができない人。

頑張って仕事をして、成果と信望を見せれば問題ないんじゃない?

ブランソンが言いたいのは、仕事は時間数でなく質と結果が大事だということ。

仕事ができる社員がきちんと会社に儲けをもたらせば、1ヶ月ずっと休暇を取ったっていいんじゃないかな。

1日8時間じゃなく6時間しか働かなくても、きちんと仕事を終わらせれば同じことでしょう。

このブランソンの考えが正しいかどうかは、彼の会社での成果が出てから判断しないとわからない。

理論的には正しいことが、ずる賢い人たちによって悪用されることは、往々にしてある。

世間には、要領がいい人と悪い人がいる。

同じ仕事をより短時間で済ませることができたら、先に帰っても文句はないでしょう?

逆に言えば、目的の仕事が完了されなければ、休みは一切取れないっていう事だよね・・・。

会社に対して義務とか忠誠心のあまりないイタリアでこんなことをしたら、1日で潰れちゃうよ!

みんな権利ばかり主張して、義務は遂行しないことに慣れちゃってるから。良くないことだとは思うけど。

例えば40時間かかる仕事があるとすれば、それを少ない日数に集中して済ませてしまえば、残りの日は休暇にできるとか、そういうことでしょう。

うちの会社はヴァージンまでとはいかないけれど、ちゃんと仕事を締め切りまでに済ませられれば、1日にコーヒー休憩を何回取っても、タバコを何回吸いに立っても文句言われません。

イタリアの保険会社などでは、そういうコンセプトをとっている所も既にある。

理論は決して間違っていない。ただ、言うのとするのでは、色々食い違いも出てくるが・・・。

まとめ

いろいろなお国柄によって、仕事の仕方や考え方は異なります。でも、理論的には十分頷けるこのシステム。今後の成果の良し悪しが注目されます。

いいね!ジョニーは大賛成だよっ。日本の企業にも少しでもこういう考え方が浸透すればいいのにね。仕事による過労死なんてとっても悲しいことじゃないか。仕事もイヤイヤやるものじゃなくて、自分の意思で長く続けられるものであってほしいからね。この制度のデメリットが出てこないことを願うね!
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この記事に対するコメント
  1. 名無しさん より:

    >社員が好きなだけ休むことが許される!?そんな職場で働いてみたい!<

    普通に在宅勤務可能な職業につけばよろしいがな。

    1. 日本の名無しさん より:

      幅は広がるよね

  2. 名無し隊員さん より:

    普通に考えれば後々どうなるのかわかりそうな物だけどな・・・間違いなくこういう仕組みは破綻する。

  3. 日本の名無しさん より:

    月曜の全体ミーティングさえ参加すれば後は自由だったけど
    やる事はキッチリやらんとイカンかったからなぁ
    まぁ出版だったんで取材先の都合に合わせたり
    夜型のライターやデザイナーも多いから
    勤務時間なんか設定しても無意味だからね
    怠け癖が付いちゃう人は自然淘汰されていく感じだった
    自由なぶんやる気が無いと仕事できないからね
    自営への移行がスムーズというか外注先がOBばかりなんだよな

  4. 日本の名無しさん より:

    プロジェクトが失敗した時の反動がすごいだろうな。
    要は全て個人の責任!

  5. 日本の名無しさん より:

    何かあった時に責任を取らなくてもいい
    とは言っていない

    本当に仕事できるやつにはいいかもね
    でもチームで仕事するとなると簡単な話でもなさそうだ

    1. 日本の名無しさん より:

      本当に仕事ができる奴は、5年位で子分丸ごと引き連れて独立するでしょ。

  6. 日本の名無しさん より:

    バランスですよね
    利益追求型組織の中で個人が個人を監視し抑圧しあう環境と
    共同体組織の中で個人が個人を尊重し、お互いを支えあう環境
    どちらかに偏り過ぎれば過剰な緊張と過剰な弛緩が起こる
    個人の倫理観がどこに根ざしていて、どうすれば向上するのか、そういった文化的な基盤を持っていれば機能すると思う
    全ての組織が同じことを真似できるとは思えないけど、どの組織にもできないという話でもない

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