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お金だけじゃない中国の価値観。中国の今の富豪達が“本当に”欲しい物、したいこと

2015/09/08
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中国の富豪達の生活とは一体どういうものなのでしょう?興味をもってドキュメンタリーなどで調べたりすると、ずいぶんと浮世離れしたような生活が紹介されていてびっくりすることがあります。

随分と立派な骨董品や、超高層ビルに住む人達。バブルの頃の日本もこんな感じだったのかなあとぼんやり思うときもあります。

バブル時代はギリギリ赤ちゃんもしくは幼稚園児だった私ですが、昔のトレンディードラマを見ると、都会の若者の風景というのは中国の富豪達の生活と意外と同じなんだろうなと確信するような時があります。

例えばクリスマスにプレゼントを持って、高級レストランで食事する。それがトレンドだったなんて、今じゃ絶対に考えられないですよね。

そんな派手な生活とは無縁な今の20代にとっては、バブルの時代というのは、侍達がいる時代、戦争をしている時代のように“戻る事の出来ない古い時代”という印象に近いのかもしれません。

日本もそういった時代があったのですから、中国人の富裕層の今欲しいもの、したい事も理解出来る部分があるのかもしれません。たとえそれが今の日本人の若者と金銭感覚が大きく離れていたとしても。

という事で、ドイツのニュースが報じていた、中国の富裕層をはじめとした、今中国に生きる人達を取り上げたインタビューを発見したので、紹介してみたいと思います。

IT界の若きミリオネア Mao Kan kan(31)北京在住

数千万円以上の沢山のお金を稼ぎ、彼の友達や両親にプレゼントを買う。これが彼自身にとって幸せな事だそうです。彼の模範となる人物は、軍人の雷鋒だそうです。

彼は日々忙しく働いており、130人以上の従業員を扱うためプレッシャーも大きいのだとか。だからもっとお金が欲しく、それで旅行に行ったり車や住居を買いたいのだそうです。

彼にとって幸せな日は?と訊ねたら、「恋人とゆっくりと朝起きて、朝食を取り、それで一日中寝室で愛を育む事かな?」と答えました。

彼は昨年1人の僧侶と親しくなり、仏教徒となったそうです。

元労働施設拘留者 Li sun(43)重慶市在住

かつて強制労働収容所の囚人であった彼は、インタビューで「私たちの社会には強制労働というのは存在しない。共産主義の教えではそう伝えられ、私たちは皆平等と語られてきた。

しかしそれは正しくない、嘘である。私がインターネットで収容所についての批判を書き込んだことで、職場を荒らされ職を妨害されたからだ。」と答えていました。

彼はそれ以降、秘密警察から追われ、脅迫されているそうです。時には車をパンクさせられたり、「お前がどこに行こうと構わない。私たちはお前をすぐ見つけれるのだから。」と言われた事もありました。

彼はこれ以上失う物が無くなった今、活動家として元・労働施設拘留者の仲間とインターネット上でグループをつくり、自分たちの身に何が起きたかを発表しています。

そして海外のマスコミに中国の人権の問題点を訴えていくそうです。

女性雑誌編集長 Yuexin Wang(39)北京在住

「私の幸せは4歳になる息子です。息子との時間を過ごせる様に、今は自分の労働時間を減らしています。

以前は毎日夜の2時まで編集室にいました。当時は子供との生活は考えもしなかった・・・その時は、私にとってはキャリアが一番大事だったのです。」と語るYuexinさん。

子供の誕生がきっかけで生活が変わり、仕事と家庭のバランスをとる事が大切と感じる様になったそうです。彼女の友人達も彼女を見習い、キャリア重視の人生から、家庭と仕事の両立を図る様になったそうです。

太極拳師範 Wan Zhouying(40)北京在住

中国人にとって幸せとは欲しいと思っている物を貰う事を意味する。つまり多くの人はその為に多くの物を犠牲にしなければいけない。

多くの中国人は、お金が自身を幸せにすると考えているだろう。お金持ちになるには沢山働かなければいけないし、多くのエネルギーが必要だ。しかし太極拳ではそういった物から自分を切り離し、物事を見る事ができる。」

と彼は中国の状況を語っていました。彼自身、太極拳を通して心身ともに健康であり、その状態を静かに維持する事を幸せと考えているそうです。

拝金主義だけじゃない、中国人の価値観

中国というと巨大な消費、そして拝金主義というイメージがあったのですが、このような多種多様な価値観に触れて、そればかりの人がいる訳ではないと改めて知りました。

高級品の消費市場がフランスを抜いて世界3位になったり、世界での中国人観光客の消費額が32兆円を超えるなどそういった情報が最近多く飛び交っていて、全ての中国人がそういう人間に見えてしまったのでしょう。大変申し訳ない話です。

ではこの記事を読んだ海外の人はどのような反応を見せたのか気になるところ。一部コメントを抜粋して紹介したいと思います。

この記事の海外に対する反応

たしか中国では礼拝が全面禁止だったな。

監視を逃れるため、地下に協会があるそうだ。

そうかな?中国にも普通の協会あるし、そこでお祝い事も行われるけどね。

内容はどうだっていいんです。様は満足に達成出来たかどうかが大事なんです。

二ルヴァーナ(仏教概念のひとつ。日本語でいうと涅槃(ねはん)に当たる)までもうちょっとかかるね。

誰もが自分で幸せの叶え方を見つける必要があるんだ!

少数派な意見だね。

反体制派がこんなに堂々と出るもんなんだね。

こういった活動で中国は変わる事は出来るのだろうか?

なんだか彼らが出した答えは、中国でなくても他の国でも見いだせる気がするけどなぁ。

幸福のテーマは普遍的な物です。

中国はお金すごい使うからな。数兆円分の経済効果があるよ。

幸せとは、不幸が無い事をさすんだよ。

幸せとは、人生にとって一定期間をさすだけだよ。

中国のことわざ「幸せの為に貴方は全ての責任を負う」

不幸がないことを幸せというが、運が不幸の不在を招いてくれるんじゃないか。

中国はこのままこういう風に進んでいって下さい。

ここにある考え方は普遍的かも知れないが、素晴らしい事だと思うけどね。

ドイツの主流メディアはいつも中国のネガティブな報道ばかりするな。

私は中国に長い間住んでいるが、報道に出て来るような中国人はいない。中国人の態度は至って普通だよ。

幸せについて本気出して考えてみたら・・・

コメントにあった様に中国人の態度は普通。自分の母国とそんなに変わらない。これは正しい意見だと思います。私にも中国人の友達が何人かいますし、彼らを介して沢山の中国人と知り合う事が出来ましたが、そんなに大きな違いはありませんでした。

お金を持っている。拝金主義だ。といったイメージはあくまでそういった一部の人たちを取り上げた報道を元に作られた虚像であって、もっと多様な人が中国にはいるのだと思います。

【参考URL】http://www.spiegel.de/reise/fernweh/glueck-in-china-wovon-chinesen-traeumen-a-1030443.html

北朝鮮だってみんなヤバイやつなわけじゃないのと一緒だよな。メディアなんてメディアにとってオイシイ一部の情報を誇張して報道するのが仕事。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    2007年の党大会で「国家動員法」が可決されたよね。何で触れないの?
    中共有事の際には、在外・帰化人は「全て」中共の指示待ち待機工作員なんだけど?コレに文句言ったのは「一握り」の人達だけ。
    民主の陳やア愚ネス、蓮舫(台湾省)は工作員なんでしょ。
    そんな奴等の「幸せ」って何なのかしらね?
    アカい国なのに、拝金主義って意味わかんないわ。

  2. 日本の名無しさん より:

    スレ画、日本の80年代かと思ったわ
    てか、何で男も女も同じルージュなんだよ…メイクかフォトショ職人きちんと仕事しろ

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