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中国では病院で「謝礼金を渡さない、もらわない」という合意書を交わさなければならない

2014/08/01
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中国では、以前は病院に入院する時、また手術をする時、医者にこっそり謝礼金を渡す習慣があったようです。その額も何百元~何万元(約3000円~数十万円)と様々で、かなりの金額になることもあったようです。

そういった状況に多くの人がうんざりし、腐敗した状態をなんとかしてほしいと思っていました。

そして、2014年5月1日から中国全土で2級以上の病院では診察前に医者と患者の間で謝礼金を渡さない、もらわないという合意書を交わすよう義務づけられました。

それに対するスレッド主の感想と、それに対する他の人のコメントをご紹介します。

記事

医者と患者の間で診察前に「患者と医者の間の謝礼金拒否」の合意書を交わさなくてはならなくなった。

これにどのような意味があるというのだ?
医者はもともと謝礼金をもらうべきだったのか?
患者は謝礼金ををあげるべきだったのか?

最近、北京でも車の駐車場を確保してからナンバープレートを申請しなければならなかった。とてもバカな政策だ。

子供が生まれるまえに、まず部屋を確保しなくてはならないのか?

この「患者と医者の間の謝礼金拒否」の合意書はもっとばからしい。これを制定した、お役人さん、まず「役人は賄賂をもらいません。一般市民は賄賂を渡しません」と契約書を交わすべきでは?

【参考URL】http://bbs.tianya.cn/post-free-4303917-1.shtml

この記事に対する海外の反応

こんなものは、知能指数が高い管理層の人が考え付くことだ。

こういうものはたくさんある。管理なんてできない。すぐやめなさい!

北京の駐車場とナンバープレートの政策は今のところ実施されない。

(スレッド主)ただ例えに出しただけだ。

北京の管理層は自分たちが間違っていたことがわかった。だからすぐに調整した。

でもこういった合意書は、これが制定され実施されるまでずっと貶されてきた。それでも実施された。

意味があると思う。

今のほとんどの病院では、謝礼金はもらわないでしょう。こういったものは、頭がおかしい役人が考え出したものだ。

これからは、診察を受ける患者や家族は謝礼金のことを持ち出すべきでなない。もし、謝礼金をあげるなら、裏切り者だ。

役人たちへ。

まず、一般市民が診察を受けるのが大変な状況を改善してほしい。医者などの待遇を改善し、医者と患者の衝突を和らげてほしい。形式だけにとどめないでほしい。

それに、あなたたちが、人を助けるときにも、まず賄賂をもらわないという合意書を交わしてほしい。あなたたちこそ、そういった合意書が必要だ。

これらは医者の人格を侮辱するものだ。病院関係者をがっかりさせる。

こういった合意書を制定した役人は、まず私たちと「役人は賄賂を受け取らない、一般市民は賄賂を贈らない」という合意書を交わすべきだ

こういった合意書を交わしても、謝礼金を受け取りたいものは受け取る。少し前、私の同僚の親戚は謝礼金を医者へ渡した。

病院では、病人と家族は弱者。医者が責任を持って治療してくれないのではと恐れる。そして医者が患者によくしてくれるように望む。謝礼金を渡せば解決するのでは・・・と考える。

これらは、道徳心が欠けた医者が招いた社会現象。もしすべての医者が一人一人の患者に責任を持って対応すれば、こういった状態にはならなかった・・・

法律違反の賄賂は彼らの目には遊びでしかない。一枚の紙切れで約束したらそれで終わり。

実際、本当に謝礼金をやめさせようと思ったら、こんな笑える方法でできるものか。でたらめか方法だ。これらは、一般市民に見せるためのもので、本当に医者が謝礼金をもらうのをとどめようというものではない。

彼らが奉仕しているのは誰だか覚えているか?

「全身全霊を込めて、人民に尽くす」実際には、「全身全霊を込めてお金に尽くす」もしくは「全身全霊を込めて地位の高い人に奉仕する」だから、役人はこんなでたらめな政策を作りだすのだ。

また、出た、形式主義。効果は病人は謝礼金を渡さなくてはならないということを暗黙に指し示すもの?

医者は本当は尊敬されるものだ。だれもが病気になり、だれもが一生を終える時が来る。医者は出来る限りのことをして生命の危機から救おうとする。

いつから謝礼金をおくることが規則になったのかわからない。そして、だれもがお金が懐に入ってくるのを拒めないことも理解できる。問題はだれが彼らを許容したのかだ。

まとめ

誰もが渡したくないと思っている謝礼金。でもみんながあげているのに、自分だけあげないなんてできないと結局あげていた人も多いようです。

病院では特に生命にかかわることなので、無理してでも謝礼金を渡してしまうことが多かったようです。そしてこんな合意書で、昔からあるこの悪い習慣を断ち切ることができるのか、多くの中国人は疑問を抱いているようです。

この結果はしばらく様子をみてみなければわかりません。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    日本でも普通にあるらしいけど

  2. 日本の名無しさん より:

    この合意書方式が実施されたら
    謝礼金の額が更に増えることになると
    自信を持って言える。
     

  3. 日本の名無しさん より:

    この場合の「ある」というのは「慣例として社会に蔓延っている」の意味であり、
    その意味においては、日本では「普通に無い」

  4. 日本の名無しさん より:

    中国にはACジャパンみたいな市民団体って無いのかな。
    「当院では謝礼金の類は一切頂きません」
    って大々的に明言してさ、日替わりボランティアの監督官でも常駐させとくとか、さ。

    不思議・ふしぎ 中国四千年の不思議 自浄作用が存在しない不思議の国の中国は不思議♪

  5. 日本の名無しさん より:

    日本でも普通にあるじゃん
    慣習と称して坊さんに謎のお布施を包まむように強制する葬儀ビジネスとか

  6. 日本の名無しさん より:

    日本も昔は病院であったけど、今は受け取らない風潮になってるよね。
    問題は葬式とかかな。
    田舎だと特に心付けとか、それとは別に足代とか安くない金額渡すよ、アホらしい。

  7. 日本の名無しさん より:

    俺のじいちゃんがガンだった2004年当時は医者に払ってたわ。
    結局医療ミスで死んだ。

  8. 日本の名無しさん より:

    個室料金とかと別にさらに?w
    清拭とかもチップによってランクがありそうだなこりゃ

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