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アメリカにおける最も危険な仕事、トップ10を比べてみた。

2014/12/19
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けがや命の危険を伴う仕事、皆さんの周りにも多いと思います。

さて、そうした危険を伴う仕事について、死亡率や賃金はどのくらいなのか?アメリカで、最も危険だと思われている10種類の仕事について、仕事の実情や賃金について比較してみました。

ロガー=きこり

最も死亡率が高いのが、ロガーです。2013年のデーターを見てみましょう。

仕事中に亡くなった人の割合が、10万人中、91.3人
賃金の中央値が、年間33,600ドル(日本円で約336万6千円)

10万人中、91.6人とは、かなり高い死亡率ですね。それでも、昨年の死亡率、10万人中128人に比べると、かなり減っています。

電動のこぎりを使って作業をする場合、落ちてきた木々の枝でけがをすること、電動のこぎりの使い方を誤って負傷することも多いです。

ジェリー・ボナゴスキー氏(ワシントン・ロガー協会のCEOかつ安全監督者)は、今後も、より安全な機器の導入、およびその操作手順の改良等に努めることを公表しました。

漁師

さて、2番目に死亡率が高いのが、漁師です。

10万人中、75人死亡
賃金の中央値・・・年間33,430ドル(日本円で334万3千円)

マサチューセッツ州、ニューベッド・フォード湾に浮かぶ、ホタテ漁のボートの乗組員であるネストル・フランコさんの船上での生活をのぞいてみましょう。

フランコさんは、この2週間のうち、毎日2,3時間ほどしか睡眠をとっていません。

「普段は、とにかく眠ることしか考えていません。」とフランコさんは、言います。漁師たちは、疲労の為に、死に至ることもあります。

疲れきった漁師は、自分の衣服がウインチにひっかかっていることさえ、気が付かないまま、船外へ放り出される実例もあります。とても危険で、恐ろしいことですね。

*ウインチ・・・巻き上げ機とも呼ばれ、重量物を運搬する際に用いられる機械。

また、嵐により、ボートが転覆し、それが原因で亡くなる漁師もいます。

2012年に比べて、死亡率が36パーセントも減っています。

これは、収穫した魚を仲間に分け与えるシステムに切り替えたので、危険な海に出て、できる限りたくさんの魚を釣り上げなければならないという状態から抜け出せたからだと思われます。

パイロット

3番目に死亡率が高いのは、パイロットです。

・10万人中、50.6人死亡
・賃金の中央値・・・年間98,410ドル(日本円で984万1千円)

パイロット、中でも小型飛行機のパイロットは、危険な仕事の一つです。アンドリュー・エアラインは、コディアック島、アラスカ州周辺で運営されている航空会社です。

アラスカの厳しい自然環境の下、山岳地帯を飛行するには、とても高度なスキルが要求されます。また、健全な判断力も必要です。アリューシャン列島周辺の気候は、ものすごく変動しやすいからです。

アラスカ州周辺に装備されたお天気カメラが、パイロットが飛行するのに役立つ情報を提供してくれます。また、緊急時には、直接救援を頼むことができる発信装置が飛行機に搭載されています。そうした装備の充実により、事故を防ぐように努めています。

屋根職人

この仕事も、かなり危険を伴う仕事です。4番目に高い死亡率が記録されています。

10万人中、38.1人死亡
賃金の中央値・・・年間35,720ドル(日本円で357万2千円)

屋根職人は、揮発性タールや化学薬品が燃えたり、感電したり、タイルが落ちてきたりと、そうした危険な状況に毎日のようにさらされています。

屋根職人の労働組合である“ウォーター・プルーフ&アライド・ワーカーズでは、労働現場における安全面の改善について取り組んできました。

この団体は、特に安全教育に尽力しています。そして、ハーネス、エッジガードやロープグラブなど、リスクを減らすための装備がさらに必要であると主張しています。

その結果、2007年以来、致命的な事故は減少傾向にあります。

衛生労働者

5番目に死亡率が高いのが、この仕事です。

10万人中、33人死亡
賃金の中央値・・・年間22,970ドル(日本円で229万7千円)

ゴミ収集の業務中に死亡なんて、意外に思われるかもしれません。

しかし、現実を垣間見てみると、納得できます。ニューヨークのような大都市では、ごみ収集をしている時に、せっかちなドライバーに、追いやられ事故につながることも多いそうです。

また、危険なのは、身の周りの車両だけではありません。ゴミ袋の中に危険な物が含まれていることもあります。それらがホッパーに掃引され、圧縮される時に爆発する時もあるそうです。本当に怖いですね。

炭鉱夫

6番目に死亡率が高いのが、この仕事です。

10万人中、26.9人死亡
賃金の中央値・・・年間49,870ドル(日本円で498万7千円)

この仕事で一番怖いのは、爆発事故です。石炭層に蓄積されたメタンガスが、漏れて、それが発火します。また、炭塵も爆発する恐れがあります。

トラックの運転手

7番目に死亡率が高いのは、トラックの運転手です。

10万人中、22人死亡
賃金の中央値・・・年間27,530ドル(日本円で275万3千円)

長時間の運転や疲労は、事故につながりやすいです。実際、死亡事故のうち3分の2は、高速道路での死亡事故です。

農家や牧場主

10万人中、21.8人死亡
賃金の中央値・・・年間69,300ドル(日本円で693万円)

電力架線工

10万人中、21.5人死亡
賃金の中央値・・・年間58,210ドル(日本円で582万1千円)

高圧の電流が流れる電線を高いところで扱うのですから、かなり危険なことはうかがえます。

建設労働者

10万人中、17.7人死亡
賃金の中央値・・・年間29,160ドル(日本円で291万6千円)

塹壕を掘っている最中に塹壕が崩壊したり、むき出しになっている電線に感電したり・・・と現場では、あらゆる危険が潜んでいます。

【参考URL】http://money.cnn.com/gallery/pf/jobs/2014/09/11/most-dangerous-jobs/index.html

この記事に対する海外の反応

リストには挙げられていないけど、注目したい仕事があるよ。それは、警官さ!

法の執行者である警官は、毎日身体を張って頑張っている。ドラマなどでは、警官が仕事に出かける時に、パートナーとキスを交わして、今日戻れるかどうかわからないというようなシーンが出てくる。

こうした大げさな表現の為に、警官は危険な目にしょっちゅうあっているというイメージがあるのだろうね。でも現実はそこまで危険ではないんだ。

警官の主な死亡原因は、テロリストに撃たれたというものではなくて、自動車事故が主な原因だよ。それも、死亡した運転手自身の過失による交通事故が多いんだ。

そう、確かに警官の仕事は時として危険だ。でもね。だからと言って、過剰に脚色するのは、どうかと思うんだ。こうした過剰脚色は、一般市民に対して不誠実だと思わないかい。

第一、ゴミ収集業者や、電力架線工、建設労働者・・・等の最も危険な仕事をされている方たちに対しても、失礼だと思うよ。

国家法執行役員メモリアル基金のウェブサイトは、2012年、約100万人の執行役員のうち、120人の方が死亡している。

つまり、10万人に対して、12人の死亡率というわけだ。

10万人のうち12人、確かに他の職種からすると多い方だとは思うけど、このリストの中でははるかに下の方の死亡率だね。

警官の死亡原因のほとんどが、自動車事故、訓練中の事故や溺死、心臓発作等です。

それらと比較すると、襲撃による死亡事故、すなわち、撃たれる、刺される、といった事例は、極めて少ないのです。

心臓発作もカウントするのですか?

警官は、オーバーウェイト気味で、肥満の方が多いですからね。

毎日の出勤だって危険だよ。通勤者は、毎日のように無謀なドライバーに立ち向かって行っているようなものさ。

こっちの方が、よほど、犯罪者を相手にするより危険だと思うよ。

我々がヒーローとして、尊敬しているのは警官や消防士の方たちです。

しかし、本当に賞賛を受けるべき人はごみ収集業者やトラックの運転手だとは、皮肉なことです。

こんな小さな町で、たった一人の人間が亡くなったってことに、かまっていられるわけないでしょう。

自分だってあれこれ抱えて、大変だっていうのに・・。

賃金の中央値が33,630ドル、これって時給に換算すると16ドルってことだね。

ファストフードの店員でも、時給15ドルは欲しいね。

年間52週、週40時間労働をしたと仮定した場合はそうなるね。

しかし、木こりの世界ではこの過程は非現実的だと思うんだ。

アメリカで木こりの仕事をする際には気候に左右される、季節的な影響も大きいね。

天候や季節とは無関係に計算しないといけません。中央値は時給16ドルです。

それは違うね。もし木こりが年間1040時間しか働いてないとしたら、時給は32ドルということになる。

このリストに挙げられている人たちは、尊敬されるべき人だよ。

私は自分の仕事を危険だとは言いたくないけど、発電所や製油所の安全管理の責任者として、従業員が安全に仕事をしているかどうかいつも気がかりだね。

また、彼らが仕事が終わってから、安全に家族の下に帰宅したかどうかも確認はしているよ。

ゲットー地区の公立学校の先生たち、彼らを忘れたらいけないよ。

もし、あなたがすごく偉大で立派な仕事をしたかったら、警官か消防士になるといいでしょう。

たくさんの給料、充実した福利厚生、あんまり危険じゃない仕事(誇大広告を信じちゃいけないよ。)・・等があるよ。

もし死ぬようなことがあっても、びっくりするぐらい高額の補償が送られます。

なんだって、警官がこのリストにのってないの?

警官が仕事中に殺されて死ぬことは極めて少ないです。上に挙げられたリストの数より、下なのです。

僕としては小売店やファストフードの店員が、最も危険な仕事だと思うよ。

いじわるなお客様、すぐにキレる人などを相手に仕事をしなくちゃいけないからね。

一般市民を相手にする仕事は、そうたやすくはないさ。

まとめ

世の中、様々な職種が存在します。どれをとっても、一長一短です。

肉体的にハードで、危険な仕事、精神的に思い悩む仕事・・等いろいろありますね。どの仕事も一歩間違うと、負傷、または、メンタル面の病気を発症するといった可能性を秘めています。

まずは、自らの命を大事にして、幸せを築くこと、それが誰もが願っていることでしょう。健康で安全であること、それが労働現場にあるべき最も重大なポイントです。

今回はそのことを痛感させられました。さて、皆さんの職場はどうでしょうか?

な…亡くなりすぎぃ!(泣)危険な場所や機械をつかってるからというのは納得できるけど、疲労でっていうのもつらすぎでょ~…。もっと安全に安心して働けるようにかわっていってほしいね。こういう仕事をしてくれてる人たちのおかげで、ボクたちが豊かに生活できている部分もあるんだからね。
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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    軍人は入ってないんだな

  2. 日本の名無しさん より:

    軍人・傭兵は職業だけど一般的じゃないからね

  3. 日本の名無しさん より:

    アメリカにいたらどの職業でも撃たれる可能性があるんじゃないのか?

  4. 日本の名無しさん より:

    なんかどんな仕事についても死ぬような気がしてきたよ。

  5. 日本の名無しさん より:

    危険でキツい仕事の年収が低くて、ちょっとショックを受けた。
    ゴミ収集の仕事とか、多くの人がやりたがらないけど絶対必要な仕事はもっとお給料高くても良い気がする。
    収集車にゴミ積んで一生懸命仕事しているのを見ると、ありがたい気持ちと申し訳ない気持ちになる。

  6. 名無し より:

    漁師が一番過酷だろ、睡眠が2~3時間なんて奴隷と同じじゃん。アメリカって・・

  7. 日本の名無しさん より:

    日本のゴミ収集とか廃棄物関係は、特定の人達の独占になってるから
    特権階級みたいなもんだよw
    税金もかなり突っ込まれてるし

    1. Stretch より:

      This is way more helpful than annhityg else I’ve looked at.

  8. 名無しさん より:

    中国の鉱山労働者は、毎年すごい数が死んでいるけど統計あっているのかな
    死ななくても塵肺になったり、レアメタル採掘による重金属汚染などの
    健康被害がひどい。
    最低、最悪の環境だよ

    1. Judy より:

      Wow! Great thkinnig! JK

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