体重342キロのシングルマザー、チャリティー・ピアースさんは、彼女が自分の命を救う唯一の方法と考え、リアリティー番組への出演を決意した。

チャリティーさんはほとんど家から動くことができず、彼女のかかえつけ医のシーダー・ラピッズ医師は

「ダイエットのために彼女には胃をバンドで締め付け食事量を減らす『胃バンド手術』が必要だが、その手術を行うにはまず彼女が226キロまで体重を落とさなくてはならない」

と語る。

38歳のチャリティーさんはアメリカTLCチャンネルで放送中の”My 600lb Life”という番組出演の最終選考まで残っており、番組内で彼女の「胃バンド」手術を行う予定となっている。

しかし、その条件として4月終わりに、手術を行うアメリカのテキサス州ヒューストンの病院まで来るのが番組出演の条件となっている。

世界一太った女性チャリティーさんは、リンパ浮腫で左足に大きな腫れを起こしており、普通の車に乗車するのはもう不可能。テキサスまでの1600キロの道のりを自己負担で救急車で行くにはなんと５０万円もの費用が必要になる。

「今回の番組内で手術を行ってもらうテキサス州の病院では、272キロ以上の患者の手術も可能で、今の私にとってこれが唯一の希望だ」

とし、インターネット上の”Go Fund Me”という募金を呼びかけるサイトで彼女は自身のページを作成し、現在募金を呼びかけているが、まだまだ目標額にはほど遠いようだ。

「私の命を救うにはできる唯一の方法は、胃バイパス手術しかないんです。だけど私はシングルマザーで障がい者ですし、自分以外に頼れる人がいないんです」と彼女は付け加えた。

彼女は体重を落として、自分の娘の成長を今後も見守っていきたいし、また16歳年下のボーイフレンド、トニー·ザウアーさんとの結婚式を実現させたいと、今回の募金のため訴えている。

「家で結婚するなんて絶対に嫌だわ、バージンロードを歩きたい」とチャリティーさんはアメリカのベスト誌に語った。

「ウェディングドレスを着て、カウボーイブーツとカウボーイハットを着て、一晩中踊り明かしたいの」と語る。

どうして太ったの？

チャリティーさんは、「もともとLサイズだったけど、リンパ浮腫を発症した後にリンパの流れがブロックされてしまって、それでむくみが発生したのが大きな原因で、だから体重は更に増加したの」と言う。

「リンパ浮腫はまるで別の人がいるような感じです。コンクリートのブロックが自分の体にくっついてるみたいな感じ」とチャリティーさんはABC9に語った。

腫れが彼女の脚の側面を突出しており、歩行や運動は非常に難しく、体が大きくて車に乗れなくなってからは一日を家で過ごすようになった。

彼女が初めてTV番組に出演したのは2012年で、彼女の症状を訴えるビデオをYouTubeにアップしたのをきっかけに、医師に救済を求めるテレビ番組への出演が実現した。

彼女はその際に、階段から落ちたのがきっかけで2001年にリンパ浮腫を発症してから、腹部の壊死性のバクテリアと戦う日々が始まったと説明した。

「１８キロに及ぶ死んだ筋肉や組織の細胞を切除する必要がありました。私の左側はサメに噛まれてなくなったようです」とチャリティーさんは言う。

３８歳の彼女は、娘のチャーリーさんが学校を卒業して、結婚するのを見届けるために減量すると決断した。

「私が胃バイパス手術を行わない限り、私には娘の将来を見届けることはできません」と彼女は語る。

娘のチャーリーさんは「お母さんは体を動かそうと本当によく頑張っているわ。だけど、もし今回この手術のチャンスを逃したら、彼女はもう長くないでしょう…」と話す。

現在の様子

チャリティーさんは現在減量のため、一日の食事を1200カロリーまでに制限しており、一日二回の理学療法を受けている。

彼女は、テキサス州の病院で胃にバンドを装着することができればに、リアリティ番組に出演し、番組を通して元の体型に戻れるよう更なるサポートが受けれると期待している。

「非常に長い道のりですが、私は絶対に叶えてみせます」とチャリティーさんは力強く語る。

これに対し、人々の反応は非常に厳しい…。

【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/news/article-2613851/A-gastric-band-hope-Single-mom-weighs-765lb-wants-appear-reality-TV-diet-trying-raise-5-000-travel-hospital-willing-operate.html

PR【お金の学校】では、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社から委託を受け広告収益を得て運営しています。