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イギリスの給水塔がオシャレなファミリーホームへ劇的ビフォーアフター!

2015/08/13
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誰もが憧れるマイホーム。総務省の家計調査の最新の報告では、2013年時点での日本のマイホーム率は約6割。

そしてマイホール率を年齢別に見てみると、20代前半では1割前後なのに対し、仕事もプライベートにも大きな転機が訪れるであろう30代後半からは、劇的にマイホーム率が上昇し始め、40代後半になると持ち家率はなんと60パーセントにまで達するのです。

しかし、マイホームの購入は人生における3大支出、つまり、「教育資金」、「住宅資金」、「老後資金」の一つに含まれているように、住宅の購入には膨大な資金が必要となります。

戸立て住宅や共同住宅といった住宅の種類や、地域・土地の広さと言った要因によって価格に大きな違いは出てくるものの、住宅金融支援機構が発表している「フラット35利用者調査(2013年度)」の発表によると新築の全国平均住宅価格は、以下の通りです。

  1. 土地付き注文住宅…3637万円
  2. 建売住宅…3320万円
  3. マンション…3862万円

 

しかし、首都圏での購入になると、更に値が跳ね上がり、かなり高額な金額になっています。

  1. 土地付注文住宅…4320万円
  2. 建売住宅…3568万円
  3. マンション…4241万円

 

ここまで金銭的、そして多額の借金返還と言う大きな精神的苦痛を強いられてまでも、やはり購入したい夢のマイホーム。

ここまで苦労を強いられるのであれば、ありきたりの極普通の家ではなく、ユニークで貴方だけの特別なマイホームを購入したいと思いませんか?

今回はそんな読者の方のための、必見のニュース。最近、イギリスでとてもユニークな住宅が売りに出されていると言うのです。

給水塔が住宅に!?

この売出し中のユニークなファミリーホームは、実は118年前に建設された給水塔をリフォームした物件。

この給水塔は、イギリスのイングランド中部に位置するスタッフォードシャーにあり、今は閉鎖されたセント・エドワーズ精神科病院に併設されていた物。

街全体を見渡す事のできる非常に高いタワーの上層部には貯水タンクが置かれ、タワーの1階と2階部分は病院の整備員たちによって使われていた以外は、パイプが張り巡らされていただけの高層タワーです。

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セント・エドワーズ精神科病院と給水塔(写真中央)

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給水塔の下部で働く整備員達

実はこの給水塔、2002年に病院が閉鎖された後、病院跡地で行なわれていた大規模な土地開発に伴い解体される寸前でした。

しかし、偶然にも歴史的建造物の調査官が解体寸前に建設現場に立ち寄り、ゴシック建築として保存されるべき歴史的建造物として登録され、解体を免れた、いわば奇跡の給水塔なのです。

そんな一命を取り留めた給水塔は、緊急の補修工事の後、最終的にオークションに売り出され、建築業を営むロバートさんに11万5000ポンド(約2164万円)で落札されました。

劇的なリフォーム

購入後のリフォームは、ロバートさんの予想を超える非常に大変な作業でした。まず歴史的建造物と言う事もあり、実際に役所からの建築許可が下りるまでに長い期間を要し、最終的に許可が下りたのは交渉開始から9ヵ月後。

そして建設許可が下りてからは、タワー最上部に取り付けられていた重さ70トン程の貯水タンクを、42メートルの高さ、157の階段を上手く利用して取り除く除去作業に10週間を要しました。

その後、ようやく本格的なリフォームが始まるのですが、なにせとてもユニークな構造をしているために、一般の住宅には通常設置されない安全装置の取り付けを強いられます。そして、このリフォーム開始から約6ヵ月後、やっとこの給水塔は劇的な変身を遂げるのです。

最終的に改築費に30万ポンド(約5645万円)を費やしたこの給水塔は、8階建ての最新技術が家全体に埋め込まれた、5部屋のファミリーホームへと変身しました。

全ての部屋にはインターカムシステム、床下暖房、サラウンド音響システムが取り付けられた上に、1つの階の全てを贅沢に利用した巨大なキッチンも取り付けれらています。

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劇的な変化を遂げた給水塔とその周辺地域

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最上階からの眺め

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ゴシック建築の特徴でもあるブロック作りが巧みに再利用されている寝室

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全部で5つある浴室の一つ

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最上階から下を見下ろした光景

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ゲームルーム

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リビングルーム

この記事の海外に対する反応

ストレスの多いサラリーマンには、天井が高いからストレス解消が出来る最適な家だろうね。

豪邸だねー。

お金があったらぜひ購入したいけど、この家には駐車場がないよね。

エレベーターがないと困るよね。毎日8階を上り下りするわけ?

ジム兼用と言う事じゃないの?

上の階にとり忘れたものがあって、また上に上らないといけない訳?最悪…。

遅刻寸前と言うのに、8階の部屋に車の鍵を置き忘れていたらどうする?最悪だよ。この家はお年寄りや障害者向きではないよね。

誰が毎日8階を上り下りするわけ?どうやって掃除するのよ。

お金があったらこの給水塔を購入してたね。ただ、自分だったら住宅じゃなくて教会へと改築するけどね。

上層部の部屋は殆んど物置状態だよね。実用的じゃないよ。

上からの景色は最高!でもこれだけの階段を毎日上ってたら、数週間後には心臓発作起こしてそうだけどね。

歴史的建造物の割には安い値段だよね。恐らく、変な形をしているためだろうね。

素敵な家だよね。でも高所恐怖症の自分には絶対無理。

どーやって家具を搬入したんだろう!?

変な形をしてて、庭も無い家なんて絶対にいや。

ダイエット専用のキャンプ施設にしたら?

お年寄りや障害者向けで無い事は確かだね。

キッチンとトイレが最上階にあったらどうする?

暖房費が大変な事になるんじゃない?

貯水タンクを改築して家を建てたなんてすごい事だと思う。素晴らしいよ。

ホリデーホームとしての可能性

現在、この元貯水塔は、49万5000ポンド(約9314万円)で売り出し中だそうです。

また非常にユニークな物件のため、自宅としての利用だけでなくホリデー用の貸別荘としてのビジネスチャンスの可能性も十分にあり、年間5万ポンド(約940万円)程の収益が見込まれているとの事。

とてもユニークで世界の中でもそう簡単に見受けることの出来ない非常に珍しいこの住宅。マイホーム購入を計画中の読者の皆さん、いかがでしょうか?

【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/news/article-3081353/House-buyers-asked-splash-495-000-old-water-tower-converted-luxury-five-bedroom-home.html
http://www.dailymail.co.uk/property/article-1226381/Right-time-liquidate-assets-Couple-sell-Victorian-water-tower-157-steps-unique-family-home.html

お風呂かわいーじゃん!景色も内装もめっちゃ好きだけど、みんなのコメントのようにエレベーターがないとね・・・階段の写真見るだけでめまいがしそうだわ!

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    そこまでリフォームして、なぜエレベーターをつけんのかw

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