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海外出張の参考にどうぞ!外国人にとって生活費が一番高い都市は?

2015/09/13
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2005年を境に日本の人口は減少し続け、人口が縮小していく社会、つまり「縮小社会」へと突入した日本。

この縮小社会は、日本の伝統的な家族構成や社会構造の崩壊をもたらしたと同時に、日本企業にもビジネス戦略の転換を迫りました。

戦後は人口が自ずと上昇し、経済も右上がりに成長していた日本。国内市場だけでも十分な利益を上げていた日本企業ですが、人口が減少し始めた事により国内顧客の絶対数が減り、国内市場だけでは以前のように利益を上げることが難しくなりました。

そこで日本企業が生き残る為に選んだ道は、事業規模を縮小するか、それとも国外へと市場を拡大するか。

大多数の企業が選んだのは、事業の海外展開。この海外展開に伴い、社員のグローバル化をはかる目的として、40代までの若い社員を中心に積極的に海外へ派遣する企業が急増しています。

例えば、三菱商事や丸紅では、前者で入社8年目まで、後者では入社7年目までの全社員に海外経験を義務付けているのだそうです。

海外駐在員の基本給与は高い?そうでもない?

ところで読者の皆様は「海外駐在員」と言うと、どの様なイメージを持っていますか?かなりのお金持ち、と思われている方は意外に多いのではないでしょうか。

以前は「一度海外勤務をすると家が買える」と言われていましたが、現在もそうなのでしょうか?

企業によって異なるのですが、海外駐在員の基本給与は、大まかに3つの方法の内のどれかによって算出されているのだそうです。

1.別立て方式:日本での給与と関係なく、派遣先の都市によって給与を決める。
2.購買保証方式:日本での生活と同じレベルが保てるように、派遣先の生活実態に合わせて給与を決定。
3.海外本給方式:日本国内給与を現地通貨に加算して、派遣先の都市の物価に応じて補助金を加える。

この3つのパターンで最もよく利用されているのが、2番目。結論から言うと、派遣先によってお金持ちになるか、ならないかが決まる、と言う事になります。

例えば、後進国に派遣された場合、日本と同じ生活の質が提供されるのであれば、派遣先で非常に贅沢な生活が出来る上に、かなりの貯蓄も可能です。しかし、欧米などの特に物価の高い都市に派遣されると、そう贅沢な生活は出来ないと言う事になります。

「労政時報」が公表した海外赴任者の基本給のデータは以下の通りです。皆さん、どう思いますか?

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世界一お金の掛かる国は?アフリカのルアンダが安定のトップに

ところで、海外駐在者にとって最もお金の掛かる都市と言えばどこを思い浮かべますか?今年も恒例の都市別生活費ランキングが、人事マネジメント・コンサルティング会社マーサーから発表されました。

この調査によると、第1位は

  1. ファーストフードのセットメニューに17ドル(約2000円)
  2. ジーンズに250ドル(約3万円)
  3. 極普通のアパートの家賃に月6800ドル(約82万円)

 
といった生活水準の都市が選ばれました。どこだか分かりますか?

正解は、アフリカの石油国アンゴラの首都、ルアンダ。実はルアンダは2012年を除いて、2010年以来、第1位の座を射止めているのです。

1位になった理由としては、比較的治安が良くセキュリティーが充実している住宅の確保、そして海外赴任でなんとも恋しくなる自国の食べ物、つまり輸入品も非常に高額なためだからだそうです。

ちなみに駐在員が多く住んでいるルアンダの極普通の2部屋のアパートでは月6800ドル(約82万円)。同様のアパートをニューヨークで借りた場合には5500ドル(約66万円)、ロンドンでは、4899ドル(約59万円)。やはり住宅費用にかなりのお金を費やしているようです。

最もお金の掛かる都市トップ25:
お金海外出張

この記事の海外に対する反応

どうやってランキングをつけたの?もう少し詳しく調査方法を説明して欲しいよね。

調査団は、どこの店や住宅を基準にして生活費を計算したわけ?チューリッヒ、ジュネーブ、ベルン、ロンドンなんかはもっと安い店や住宅情報を僕の方が知ってるよ。

僕の情報を元にするとこれらの都市はトップ50にも入らないはず!

ルアンダが№1なのは、汚職が原因。

ルアンダでは自分の身を守るためには、警察にも賄賂を渡さないといけないしね。

アブジャ(ナイジェリアの首都)の方が住宅費用や生活費はもっと高いように思うけど。ただビール、電話代、タバコは安いけどね。

ラゴスの生活費で一番高いのは、やっぱり身を守るためのセキュリティー費用だよね。

ナイジェリアに住んでいたとき、ブロッコリー1株が20ドル(約2400円)ほどしてたわ。

雨季の時なんて、近くのスーパーではトマト6個が4ポンド(約740円)で売られてるよ。

ここまで生活費が掛かるなら、給与が良くてもルアンダには行かないわ!

女性の方にはどっちみちお勧めできるような国じゃありません。

海外赴任者にとって金銭的負担が増えるんじゃなくて、彼らの生活費を出している企業の負担が増すだけの話。海外赴任者は贅沢な暮らしを楽しんでるよ。

東京がトップ10に入ってないなんて・・・。驚きだね。

中国の都市部の物価上昇には歯止めが掛かりそうにないね。

アフリカの産油国のほとんどで生活費が異常に高いよね。恐らく赴任者へ安全確保のためにお金をかなりかけてるんだろうけど。

スイスはやっぱり物価が高い。

高額な報酬が得られるとしても、身の危険と背中合わせの仕事は嫌だよ。

ロンドンより生活費が高い所?自分なら確実にホームレスになるね。

セキュリティーにお金をかけても、どこまで信用できるんだか。

汚職が当たり前の国ではやっぱり生活費が高い!

自国での生活の質を他国でも求めるから生活費が高くなるんだよ。郷に入っては郷に従え。

ところで物価と言えば・・・な東京は?

2010年より第1位の座に居座っているルアンダですが、2012年だけはなんと東京がルアンダを競り勝ち、第1位の座を射止めていたのだそうです。

ここ最近は円安ドル高な為、日本の各都市はトップ10にお目見えする事はなくなりました。また日本の都市がトップ10入りする程、景気が回復するのはいつの事となるのでしょうか。

【参考URL】http://www.cnbc.com/id/102765723
http://www.telegraph.co.uk/finance/economics/11680143/The-most-expensive-city-for-expat-living-is-in…Angola.html
http://residentofficer.com/zei/148/

物価の話題は必ず「うちの地域はこうだよ」っていうコメントがあっておもしろい。よくわからん統計より現地の声がうれぴーな。ブロッコリーloveだけどナイジェリアの2400円とか目ん玉飛び出そう。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    狂ったように上昇してる国はそのうちだら下げになるんだろうな。

  2. 日本の名無しさん より:

    >調査団は、どこの店や住宅を基準にして生活費を計算したわけ?チューリッヒ、ジュネーブ、ベルン、ロンドンなんかはもっと安い店や住宅情報を僕の方が知ってるよ。

    これはどこの国でもそうだろ

  3. 日本の名無しさん より:

    日本はボロボロの住居でも治安がよいから
    結果的に安くなるな 食料品はまだ高いが 日用品はしっかりしたものだと中国より安い

  4. 日本の名無しさん より:

    なお一年に数回医者に掛かるとNYが2番目あたりになる模様

  5. 日本の名無しさん より:

    北欧諸国は物価高いでしょ、オスロやレイキャビクなんか日本人の感覚からすると
    びっくりするほどだよ、給与水準が高いし社会保障が充実してるからそこの国民に
    とってはさほどではなくても外国人にとっては痛い支出になるよ
    同じ様な状況のスイスの都市が入ってるのになんでノルウェーやアイスランドが
    入ってないのかな?

  6. 日本の名無しさん より:

    日本は20年近くデフレが続いたからね

  7. 日本の名無しさん より:

    ドルやポンドで給料を貰うと
    また感覚が違ってくる

    アメリカは給料の割に物価が高い気がする

  8. 日本の名無しさん より:

    毎回思うけど、皆のコメントの口調が上の外国人と一緒になってて笑える

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