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学費をタダにせよ!ードイツの大学事情ー

2014/11/25
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社会人となってはじめての給料をもらい喜び、ボーナスを貰い、はじめての1年を過ごす。1年通して稼いだ額を見て、親がこれまで自分にどれだけの金額を投資してくれたのかを知り、その金額の大きさに申し訳なさと感謝を知る。

多くの人が感じる人生のプロセスの一つだろう。

特に私は、私立の大学だったからお金は掛かった。調べてみて4年分の学費を集めるのに、短くても4、5年は確か必要だと思った。驚いたと同時に、日本の大学ってこんなに金が掛かるのかと思い知らされた。

世界には、学費が掛からない国は多い。極論だがアメリカ、イギリス、日本がべらぼうに学費が高いのだろう。産油国の多い、中東だったり、福祉が充実している北欧は、だいたいの国が学費を国で負担しているのだ。

他にも、学費はあるけど自分で稼いで支払う事が可能な額で、学生に優しい国も勿論存在する。それがドイツである。

過去に何度も学費を巡って国の政策が変わったのだが、この度学費がもっと優しくなる方針をとる事が明らかになった。

ヨーロッパの中では国民性が似ていて、歴史背景も共通できると言われているドイツと日本。

学生への手厚さが大きく違うドイツの大学の学費事情について紹介したいと思う。

学生さんいらっしゃい

ドイツの大学の学費は、先ほど述べた様に自分で稼いで支払う事が可能な額である。地域によって異なるが、公立大学では最大500€(約7万円)を半年ごとに納める仕組みだ。

勿論これはドイツ人だけではなく、世界中の留学生も対象だ。学生になれば、交通機関が乗り放題になったり、さまざまな場面で学割が使える等、学生に手厚い国である。

だから日本の大学と比べて、国際色豊かなで、年齢問わず大学で勉強する人が多い。家族でドイツに来て、子供も数人いるけどそれでも大学に行く人。そんな人が結構いる。

ドイツの学費の値下げの歴史

今現在最大500€の学費であるが、昔は学費は無料だったのだ。2007年から学費が導入されたのだが、一部の学生による講義により、すぐに学費制度を取りやめる。その後調整が行われ現在の金額に収まったというのだ。

一部の州では抗議のあと再び学費無料に変更した所もあったり、200€程度で調整した大学もあった。州によって制度も異なれば、大学によって方針も違うので、値段が統一されていないのである

2016年からの・・・

それでこの度、ドイツの学長連盟なる組織が大学・専門学校に投資を決定。発表の際披露された新たな大学の規約で、2016年から投資がはじまり、さらに国や州でも2015年から教育予算の44億円の増額が決定。

学費とは・・・

1995年から2010年の学費にまつわるドイツ国内を調査した報告書によると、「この期間のドイツの様子を見て思ったが、学費はなにももたらさない。期待も悪影響もどちらも僅かだ。」とまとめられていた。

国で大幅な支援が始まるというから、学費が再び無料になるのでは?と言われているが、とても羨ましい話である。

社会人として働いている人の中にも自立して通えるのならば、もう一度何かしらの学校で勉強したいと思っている人も多いのではないだろうか?本当に素晴らしい事である。

この事について海外の声を拾ってみた。一部紹介してさせて頂く。

【参考URL】http://www.spiegel.de/unispiegel/studium/studiengebuehren-von-hrk-und-horst-hippler-gefordert-a-997653.html

この記事に対する海外の反応

勿論学生をサポートすべきだよ。

私たちはいま、年金所得者の民主主義の為の国に住んでいるのだよ。

年金所得者の為に若者が働けないのだから、せめていい学位とって働く事が出来るようサポートしてくれ。

私は労働者階級の出だから、稼ぎながら学校に通う事が出来なかった。大学が学費を必要としているのは当然分かるけど。。

学長というのは単に間違った職業だな。だってお金を生む事が出来ないのだぞ。

我々は時給6ユーロで働かなければいけない学生だぞ!

私はバイトを掛け持ちしているのだぞ。

完全に非現実的な話だな「500ユーロでだれも傷つけない」というテーゼには。

学費導入後、大学の設備投資や改築に使われてたな。

大学は集まった学費をどうしたら良いか分かんなかったから、使わず大学の口座に大量のお金をただ置いていたという事実。

これは歓迎したい内容だよ!誰が文句を言う?

なんて政策だ!学費制度導入後、資金が十分にある状態で国の教育における予算は、削減出来たんだぞ。

私は当時ブレーメンの抗議に参加した事があるが、政治家は学費の100%が先生に渡されるとずっと言ってたな。しかし実際は違ったけどね。

うちの所は200ユーロだな。同じ州なのに倍するところもあるもんな。

私の親が、経済的に問題が無かったから本当に幸福だ。

アイルランドを例として注目すべきだ。

最初の学位ではお金が掛からない。それによって学生の数が増えたのである。

どのように学生を支援しているの?

私の所は500ユーロ+毎月約100ユーロだよ、しかも300€以上の家賃と食費も保険あるから、ミュンヘンではもっとはらわなければいけないよ。

ニーダーザクセン州の授業料は大学に使われたのではなく、最終的に国の予算の一部に使われたんだよ。

学費はよく粉飾の為に使われがちだ。

ヨーロッパのタックスヘブンだよ。

うちの学長は本当に自制してもらいたい。

その学費で、大学の図書館の入り口の壁を白く塗る事に使いやがったからな。

まとめ

このまま学生達に追い風が吹いてもらいたいなと思った。

私は日本の大学を出たから思うのだろうけど、やはりドイツの学費うんぬんの国をあげた学生への援助が非常に羨ましいし、非常に素晴らしいなと思っている。

分け隔てなく学べる事が出来るこのシステムを維持し、改善して行ってもらえたらいいし、手本として日本への影響なんかも与えてくれる様になったら、後の世代にとって非常に嬉しい事になるな~と勝手ながら考えた。

学校が学生の為にきちんと開かれているドイツを見習って、日本も自由意志で教育を受ける事が出来る環境が生まれてくれたらなと考えるのは私だけだろうか???

私は教育がビジネスになっている学校だらけの日本よりも、ドイツ式の国が責任もって教育を支えている国の方が個人的には賛同している。

みなさんはどうだろうか???

ドイツの学校は国際色豊かで、いろんな人が学んでいるって聞いたことがあったけど、そういう理由だったのか!なるほど納得だ。学びを欲する人を応援する制度は大いに賛成だな~。これからもどんどん学生に優しい国として頑張ってほしいね。
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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    一見すれば良い政策に見えるだろうが、ドイツは総人口19%が移民によって支配されている。

    つまり、ドイツの若者は外国人が多い。

    よって、恩恵を受けるのがドイツ人というわけではない。

    1. 日本の名無しさん より:

      移民だろうがドイツ国籍取得していたら、ドイツ人。
      外国籍だろうが、税金支払っていれば行政サービス受ける権利はある。

      何代も前からドイツ国民で、ドイツの行政サービス受けて、大学で学び、資格を取ってそのままドイツには貢献せず、外国へ移住しちゃう人もいる。

  2. 日本の名無しさん より:

    たしか、ドイツの教育制度って、高校あたりで進路が確定されてしまって、
    大学へ進学できる者は限られているとか読んだような覚えがあるが・・・?

    それならば、大学の学費を安くすることも可能だ。 逆に言えば、日本の
    ように、相当センター試験の成績が悪くても、学びたい分野の学科へ進学
    できるには、別の意味で価値があるとえよう。

    もっとも、ネットを活用すれば、そもそも入試自体が必要ではなくなるし、
    学費も限りなくゼロに近づく。大学で教えるのは、高価な設備を必要と
    する最終段階のセミナーだけ、ということになるだろう。これは国費援助
    を必要とするが、人数も限られてくるだろうからドイツ式でもよかろう。

    1. 名無し より:

      基本10才できまります。

  3. 日本の名無しさん より:

    学校・教育制度、資格制度、税制もドイツと同じにするなら学生の学費負担無料もいんじゃね?

  4. 日本の名無しさん より:

    学費無料なら籍だけ置いて公共の乗り物や携帯代とかで学割使いたいな
    無料は無料で怠けたり無意味化したり悪い影響も出そう
    留年や休学はもちろん退学も逆に激増するだろうね
    ある程度払って学びに行く方がいい

  5. 日本の名無しさん より:

    もうこの手の、ヨーロッパの国が、北欧の国が素晴らしいってのは
    通用しないよ。

    何か良い点があれば、それを補う為の隠れた何かが必ずあるんだよ。

    1. 日本の名無しさん より:

      いや、さすがに高卒後1年までしか大学入れないってことはないんじゃないの?
      良く知らないが他にも方法があるのでは?
      もし本当に1浪までしか大学に行けないならそれこそ抗議すべきだよね
      それとも学費が激安と引き換えに19歳までに進路決めさせるのがドイツのやり方?
      やっぱ欧州でもちょっと変わってる感じがするね
      20代や30代で大学行きたければ他の国行けって感じかな

      1. 日本の名無しさん より:

        間違えた
        上は※7に対してね

      2. 日本の名無しさん より:

        飛び級や落第もあるし、州によって就学年数が違うから、年齢は関係ない。
        日本の大学受験制度との大きな違いは、ドイツではアビトゥアという(フランスのバカロレアに相当)大学進学するための国家資格が絶対不可欠となる。
        この資格は生涯資格だから、これさえ取得すれば、あとはいつでも、どこの大学へも行ける。
        この受験資格のチャンスが2回まで(それも受験失敗したら、次年度受験だけ認められる)

      3. 日本の名無しさん より:

        2回も受験チャンス与えても合格できない、ボーダーラインすれすれのまぐれ合格狙うしかないボンクラに何回も受験チャンス与えたり、税金で大学で学ぶ権利与えるなど誰も認めないよ。 抗議するだけ無駄。
        進級、ギムナジウム進学さえ篩い分けされて受験資格すら認めてもらえなかった人達の方が遙かに多いのに。

        アビトゥア合格者は、いわゆる生涯国家有資格者であり特権階級。 彼等だけが大学での高等学問学ぶ権利を国家から認めてもらえる。 定年後でも大学で学べるし、何度でも大学へ行ける。(ただし、アビ受験の時の成績評価で制約があったりと大きく左右されるが)
        篩い分けされた人は、どんなに望んでも、もうほぼその権利は与えてもらえない。(あくまでも、ドイツの公的教育制度に則っての場合はね)
        日本みたいに、高卒資格さえあれば、いつでも大学受験し、大学で学ぶチャンスと権利が認められている国ではない。

  6. 日本の名無しさん より:

    日本とドイツの大きな違いは、まず将来大学進学目指せる中学・高校に進学できる生徒の割合が圧倒的に違う。
    ドイツの高校卒業段階で全卒業生が大学資格試験受けさせてもらえるわけでもなく、その試験には最高2年連続受験限定で1浪しか認めてもらえない。
    だから本当に優秀な選ばれた人しか大学には行けない国がドイツ。
    (金さえ払えば)誰にでも広く学問を学ぶ機会が与えられている日本とは違う。

    ちなみに、一般職業資格取得のための職業校の授業料と受験料は、職業訓練生受け入れる企業にそれらを負担する義務がある。

  7. 名無し より:

    日本人は約半数が大学に行くけど、確かドイツは10%程度じゃなかった?
    国のできる事が違ってくる。

  8. 日本の名無しさん より:

    日本で言う、小中高それぞれの進学は州が基本的に成績で足切りして進学の可否を決める。 就学中は落第もあり、2年連続落第で退学させられる。(その場合、下位レベルの学校へしか転入不可)

    小学は4年までで、それの卒業時点から将来大学目指せる一般普通科学校への進学の可否も基本的に成績で決められてしまう。
    この段階で一般普通科学校へ進学させてもらえなかった生徒は、就職コース学校への進学となり、選択の自由度は高くない。(ただし、学校の種類によるが、成績優秀な場合は一般普通科学校への編入を認められることも非常にわずかだが可能性としてはある)

  9. 日本の名無しさん より:

    大学の授業料云々の前に、そもそもの教育制度事情が全然違うのだから、単純比較しようとすること自体馬鹿げている。

  10. 日本の名無しさん より:

    日本はそもそも小中高に対する国や自治体の負担がドイツの比じゃないよ?
    ドイツの学校は、教科書も無料配布ではないし、学校施設自体日本とは比較できないほどショボイから。 金のかけ方が全然違う。 その上大学もとか、国が破綻するわな。

  11. 日本の名無しさん より:

    ドイツって確か高校からやる気だしても大学行けないクソ制度だったよな
    教育に関しては日本以上に金持ち優遇の格差制度
    日本以上に小学校から私立当たり前

  12. 日本の名無しさん より:

    分け隔てなく学べるシステム持っているのは日本の方だよ。

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