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中国人による積極的不動産購入でドイツの不動産バブル??!

2015/02/13
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豊かな象徴、バブル。日本では1980年から1990年代前半に起き、あまりにも豊かだった時代なため、「バブル時代」とわざわざ括って、その頃を懐かしむ特集が頻繁に取り上げられる程。

私はバブルがピークの頃に生まれて、物心ついた時にはバブルの炎は鎮火していた。私の歩んで来た人生は、失われた20年と共に歩んで来たと言っても良い程だ。

特にバブルで象徴的だったのは、不動産だろう。

お隣の国中国でも去年まで不動産バブルが盛んで、何も無いいろんな地域に豪華なマンションが建設され、それに伴いショッピングモール等の整備が行われたが、様々な報道でバブルが弾けたと言われている。

特に豪華なマンションを建てたのは良いが、住む人がおらず空き室だらけで、絶賛入居者募集中だそうだ。その背景には、地域開発によりその地域のGDPを大きく上げる事ができると、その知事に恩賞が渡されるという仕組みで盛んに開発されたと言われている。

てな具合に、バブルは不動産と切っても切れないものであるらしい。そんな中低迷しているヨーロッパの中で、唯一経済が好調のドイツでも、不動産の方がなにやらにぎわっているみたいだ。

一体どのようににぎわっているか気になる所である。私が読んだニュースを元に、ドイツの不動産事情について紹介してみたいと思う。

ドイツの不動産事情

ドイツの不動産は好調な上に、価格が低めである故存続するのが手堅いようだ。比較的高価な住居、地域以外でも不動産にかける投資は一層加熱している。

例えば、ドイツで有名な土地というと、ミュンヘン、ハンブルグ、ケルンといった地域だ。しかしそれ以外の地域であるライプツィヒやドレスデン、エアフルトといった、少しランクを下げた地域での住居購入が盛んだ。

加えて2015年は需要がますます高まると言われている。その背景には中国から投資希望者の数の増加があるようだ。

沢山の資本。だけど少なすぎる投資の機会

沢山の資本があるのに、少なすぎる投資の機会と語るのはドイツの経済をし研究している人の発言だ。不動産業のエキスパート・シュルツ氏は、国際的にドイツの家賃は安めだ。なので展望は良いと語る。

また2015年は、販売を含めた投資は500億ユーロを軽く超えるだろうと言われている。

この不動産への投資はほとんどが外国人によるもので、とくにその中でも中国人による投資が目立つよう。

良い不動産は、「安全な逃避先」と見られており、危険性の高い場所から、自身のありあまる資産価値を、そのままの形でとどめておく事を目的に投資されているようだ。これはドイツ全土で見られている現象である。

中国の投資家は今まさに、これから開くドアの目の前に立って待機しているような状態で、2015年になればドイツの市場に欠かせないものになるだろうと言われている。

このような光景をシュルツ氏は望んでいないという。過剰な投資は、やりすぎなケースに陥る可能性があるからだ。

彼が語るには、一時的なバブルという現象は存在しない。

というのも高い価格は大体が極端に低い利子によって駆り立てられる。同時に銀行は資金の受け渡しの際、慎重な態度にさせられる。そして経済危機に陥る前までに積極的な融資は、これ以上起きないと考えるからだ。

そして企業は大きな住居、例えば50~60年代の典型的な住宅地を購入する。それは住居の価格上昇を駆り立てないものであるとされている。

中国経済の悪化から、海外で自身の資産を運用する流れが、中国人投資家の中で起きているのだろうか?故に今年はドイツにとって中国からの投資が盛んになる事は想像出来うる事なのであろう。

この状態について海外の人はどのようなリアクションを示したのか気になる所である。インターネットに寄せられていたコメントを一部紹介したいと思う。

【参考URL】http://www.spiegel.de/wirtschaft/unternehmen/immobilien-auslaendische-investoren-

この記事に対する海外の反応

この加熱が壊れてしまったとき、最終的に責任は行政機関は取れるのだろうか?

街は投資ではない

この筆者は、ドイツの住居が安すぎると言いたいのであれば、かれはロンドンに引っ越す事が出来るだろう。

今人々は、その投資の対象とされているランクが一つ下がった住居達より安いお金でやりくりしている

私たちはここの国民。外国からの投資に反対。人はただただNO!と言うべきだ!

自分たちの国よりそんなに良いの?

中国では全てのものが買われ、それが売られて行く。そしてその住居はからっぽのまま置き去りにされる

ドイツは中国市場なしで上手くやって行く事は難しいのでは?

外国の口座にお金が流れるので、アパートに再投資しないで下さい!

なんでそんな突然人気なの?辺境地域をなんとかしたいのか?

住宅バブルが崩壊?その為には家賃や基本価格が落ちないようにする事が重要になるだろう

私たちは救済方法を確立出来ているのか?

いま大都市で住宅不足が起きているというのに

世界中の人がドイツに住居を必要としてやって来るのか・・・・。

金利が再び上昇すると、家賃は自動的に高価になってしまう

私たちはじっくりと自分たちの生活について考える必要が出て来るな。これが私たちの本当に望むものなのかと

それは経済の為にとっても良い事である事は変わりないよ

食事、住居、生活、全てがドイツではいつも安い。おかしい事だ。私はまだ大金を持っていない。

しかし私たちは介入する機会を持っていないのが現実だ

スイスのような国民投票する権利は私たちドイツ人には無い。no!が通用しない!

2015年からのドイツの行方は

危機感をもったコメントが多かった。突然の加熱だったのか、戸惑いを隠せない様子のコメントが目立った。

特にドイツ人にとっては大都市では無い土地での購入が目立つ事に、疑問を持っているようだ。実際に大都市では住居不足で家がなかなか持てないという話も聞くのもたしか。でも外国からの投資家の目的が資産運用だから、場所は何処でも良いのだろう。

経済が好調なドイツだから投資が加熱になっているのだろうか?ちょっと気になる所でもある。日本で、投資目的で外国から郊外での住居購入が盛んになる状況は想像しにくいが、実際なってみたらアレルギー反応する人は多そうだ。

2015年この現象がどうなって行くのか、楽しみである。

中国の富裕層こわ~。ドイツが焦るのもわかるよね。自分の国が投資に使われるなんてたまったもんじゃない!この筆者も書いてるけど、日本で同じ現象が起こったらかなり問題になりそうだ…。
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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    日本もバブル時代に海外の不動産屋や美術品を高値で買い漁ってたね。
    でもバブルが弾けたら運転資金に困り、それらを捨て値で売るしかなかった。

  2. 日本の名無しさん より:

    一億人が裕福層と言えば、日本の総人口と変わらない。
    恐るべき中国の好景気。

  3. 日本の名無しさん より:

    危機感を示すドイツ人達の気持ちがよくわかる。
    日本でも住宅地としての不動産だけでなく山などを中国人達に購入されて沸き水を奪われるなどの問題が起きていた。
    自治体によっては外国人に土地を売るべきでないと、条例を立てているところもあるのだ。
    中国人の人口の多さは凄まじい、諸外国に与える影響が大きい。
    中国人という性質上、目先の利益ばかりにとらわれず慎重に対応した方が良いかと思う。

  4. 日本の名無しさん より:

    外国資産を買いあさるということは・・・・・
    日本人も末期状態のとき投資先がなくてNYの一等地買い漁ってたよねぇ

  5. 日本の名無しさん より:

    ドイツも金融緩和を始めるが
    不動産投機と同時に行うのは状況が良くないな

  6. 日本の名無しさん より:

    普通これだけ雪崩れ込むとドイツの通貨が跳ね上がってドイツ国内の輸出産業が破壊されるけれどユーロのお陰でセーフなんだよな。
    まぁうちの国は円高放置というかむしろ歓迎してしまって輸出産業が破壊され、海外移転が進んだわけで。その御蔭で金融緩和をやって円安になってもブーストが掛かりづらくなっているという状態。
    まぁ一番酷いのは、その状態を円高加速を肯定して産業破壊した原因を作った人間が「ほらみろ、円高のほうがまだマシなんだ」と叫んでいる状況。

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