一生懸命育てた子供たちが親元を離れ大人への一歩を踏み出す時、特に幼稚園入学を迎える瞬間は、親にとって嬉しくもあり寂しくもあると思います。
しかし、日本の将来を担う大切な子供の数は、残念ながら着実に減り続けています。
総務省が毎年「こどもの日」に合わせて発表している統計では、昨年の15歳未満の子供の人口は、前年より16万人少ない1617万人。1982年から、実に34年連続で子供の数は減少しており、少子化に全く歯止めがかからない状態となっているのです。
1人だけでも年間100万円以上―重くのしかかる保育費
以前はサザエさんやちびまる子ちゃんのように、祖父母が同じ屋根の下に暮らす事が当たり前だった日本。しかし今ではほとんどが、親と子供だけの“核家族”です。
家庭内で子育ての援助をしてくれる人が居ない核家族にとって、子供を育てる事自体が非常に困難な事で、精神的・体力的に大きな負担となってしまっています。
また、金銭的負担も核家族を形成する親たちに重くのしかかっています。入学資格があるのに入れない待機児童の問題がよく伝えられていますが、子供を無事に保育所に預ける事が出来たとしても、それにかかる費用は相当なものなのです。
内閣府の「インターネットによる子育て費用に関する調査」によると、保育所、幼稚園児1人当たりの年間子育て費用は約121万円。このうちの保育費は約38万円と、保育費が家計に大きな負担となっている事が分かります。
高すぎる保育費に再就職をあきらめる人も
保育費の問題は、日本だけが抱えているわけではありません。イギリスでも、保育費の問題がメディアで大きく報じられていました。
英ガーディアン紙の記事には、生まれてから21歳になるまでにかかる保育園とベビーシッター費用が掲載されていました。これによるとイギリスでは、1人当たり約6万7500ポンド(約1040万円)を費やすのだそうです。
またこの総額は2014年と比べて2.2%増加しており、調査を始めた2003年からでは実に70%も上昇。保育費が益々大きな負担になっている事が浮き彫りになっています。
これらの記事からも分かるように、子どもがある程度成長し、再就職を考えている主婦(主夫)にとっては、保育費が彼らの再就職や職場復帰を躊躇させる1つの大きな原因となっている事は言うまでもありません。
今回は保育費の為に再就職をあきらめ、その代わりに食費を大幅に削減させる事によって家計を豊かにする事を決めた、あるイギリス人女性を紹介しましょう。
食費を削減!賞味(消費)期限間近の商品を安く購入
コツコツとキャリアを積み上げ、キャリアウーマンとしてそれなりの報酬も得ていたジーナさん(40歳)は、パートナーの転勤を機に仕事を辞める決心をします。
そして移住先では、長年の夢であった園芸家になるための訓練を受けていましたが、初めての子となるリリーちゃんの妊娠が発覚しました。
出産後、リリーちゃんが2歳半になるまでは子育てに専念してきたジーナさんですが、どんどん増えていく食費と養育費を懸念し再就職を検討します。
しかし、やはりネックとなったのがリリーちゃんの保育費用。再就職したとしても、保育費を差し引くとほとんど家計の助けにならない事に気付いたジーナさんは、家計の中でどこにどれだけを費やしているのか徹底調査しました。
そしてこの調査で分かったのが予想以上の食費。しかも買い込んだ多くの食材は、使用する事無く処分していた事も判明しました。そこでジーナさんは再就職するよりも、大きな出費となっている食費に注目する事により、大幅な家計費削減が出来ないか模索します。
最終的に彼女がたどり着いたアイディアは、オンラインストア「アプルーブド・フード(http://www.approvedfood.co.uk/)」でした。
お店の名前にもなっている「アプルーブド」は、直訳すると“認可された”という意味。実は、法的には全く問題ないのですが、賞味期限が近かったり、賞味期限が既に過ぎている為に、一般のスーパーでは売れない食品だけを取り扱っているオンラインストアです。
彼女はここで食材を購入するようにしました。
また、ジーナさんは以前のような無駄な買い物を防ぐ為に、月に1度だけ、25キロまで収容できる箱1個分に入る品を購入するようにしています。この1箱分は1か月で使い切るのにちょうどいい大きさな上に、配達料を最小限にする事にも最適なのだそうです。
ちなみに「賞味期限」は、その食品の品質や風味の質を補償する期限なので、期限までに食べなければならない「消費期限」とは異なり、期限切れ後も消費する事ができます。ジーナさん曰く、今のところ家族3人とも病気になった事はないのだそうです。
朝と夕方はスーパーまでお散歩
しかし、野菜やお肉といった新鮮な食材はオンラインストアで調達する事は不可能です。その為ジーナさんは、早朝か夜遅くにスーパーまで行き、やはり賞味期限や消費期限切れ直前の特売商品を購入する事も日課になっているのだとか。
今では消費期限前の品を探すことが習慣化したジーナさんは、自ら消費期限が近付いた商品を見つけ、店が忙しいようでなければ割り引いてもらうように交渉するという、お宝ハンティングを楽しんでいるそうです。
現在の毎日の食事は、既に買い込んだ食品とスーパーでその日に仕入れた新鮮品をうまく組み合わせた物です。
この方法を始めてから、食費は今までよりも大幅に減少した上に、限られたもので料理を強いられるために、料理の腕がすこぶる上がり、一石二鳥とジーナさん家族は大喜びなのだとか。
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賞味期限切れの小麦粉には虫がいそうで嫌。
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在宅ワークとか他に働ける手段はあるんじゃない!?
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工夫次第で節約できるという良い例だよね。
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この前、消費期限切れ寸前の特割商品を買ったけど、やっぱりお腹を壊したよ・・・。
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保存食ばかりの、栄養価の少ない物ばかり食べてないといいんだけど。
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よく全国紙に出たね、この人。自分なら恥ずかしくて人には言えないけどね。
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賞味期限切れの商品でも、彼女の家族にとって別に何の問題もないのなら、お金も節約できるし別にいいんじゃない?
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食費を減らす一番の方法は自炊に限るね。
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消費期限切れに近い肉や魚でも、買ってからすぐに冷凍すれば何日かは大丈夫!
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消費期限から2週間程過ぎたヨーグルトを昨日食べたけど、お腹を壊さ事無く平穏に暮らしてるよ。
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賞味期限と消費期限の違いをしっかり判ってれば、お金も節約できるし、ゴミの削減にもなって良い案だと思うよ。
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別に彼女が特別な事をしてるわけではないと思うけど・・・。年金暮らしのお年寄りにとっては、賞味期限切れの品物を買うなんて当たり前の話。
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賞味期限切れ商品なんて絶対買わない!短い人生なんだから、好きなものを買ってしっかり楽しもうよ。
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賞味期限切れ商品を商売にする企業もすごいよね。
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自炊が出来れば、パスタソースなんて安く自分で作れるよ。
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↑その通り!賞味期限切れのパスタソースを買うより、自分で作った方が美味しいし、安上がりのはず。
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バーゲンハントなんて嫌!
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特売品を探すためにスーパーをはしごする時間がもったいない。
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賞味期限切れの商品も、保管方法を間違うとやっぱり傷むもの。使用前には必ず匂いと味見が必要だね。
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近所に大型のスーパーがある人には、最適な節約方法だよね。
“稼ぐ”ではなく“節約”しよう!貯めたお金で家族旅行にも行けちゃう!
ジーナさんの努力の甲斐もあり、今では食費は400ポンド(約6万1000円)から半分の200ポンド(約3万800円)まで削減する事に成功。そして節約した費用から、少しづつ家族旅行費用も貯金できるようになったのだそうです。
パートでのお仕事では給与の大半は保育費へ行くのが現実。子育ての精神的につらい時期に、気分転換も兼ねて消費期限前の特割品を探しに、ママ友といろんなスーパーを探索してみるのも良い案かもしれませんね。
誰も買わなければ捨てられる商品。結論的には家計にも環境にもお勧めの節約術ではないでしょうか。
【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/news/article-3496557/Thrifty-mother-halved-family-s-monthly-400-shopping-bill.html
http://www.theguardian.com/money/2015/jan/22/cost-raising-child-rises-2000-pounds
同じ専業主婦でも、ワイフボーナスもらっているセレブ妻とはえらい違いだね。
海外で男尊女卑と言われる日本では普通すぎる状態。イギリスでは同じことやってても賢い奥さんと新聞記事になる。不思議だね。
日本の専業主婦がやってるようなことを嫌って言うイギリス人は
太って怠け者なんだろうな向こうの肥満率半端ないし
働かなくとも夫の収入だけで生活できる専業主婦より、むしろ働く女の方がこういう節約してそうだが。
日本じゃ専業主婦を「怠け者」扱いして、社会進出する女を「少子化要因」として扱うのが女叩きの常識だからなw
Pues han pasado casi 200 dias y por mi parte soy ahora estrecho colaborador con rivales trilicaonades. El pacto fue un exito.Por otro lado aparecieron nuevas situaciones de discordia que espero resolver prontoSaludos
Please bulk user uplaod is amazing, and it is so simple. This is really hurtning my use of this account, and my ability to sell its features to other users, which I have been glad to do in the past. I have alsways been a big fan of Google’s openess with thier software for free, but this feels low. It feels like Miocfsort or Yahoo.
働く女性はこんな節約する体力気力ないから食費は高くなる。外食や買ってきた惣菜も多くなる。
Tht’as the best answer of all time! JMHO