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イギリスではミリオネアが増殖中!っていうけどその実態は?

2014/08/03
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公式発表によると、イギリスでは10人に一人が「資産ミリオネア」だそうです。どういうことなのでしょうか?

「資産ミリオネア」と呼ばれる人たちの数が、2008年は全世帯の6パーセントでしたが、2012年には9パーセントでした。

しかし、これはいいことなのでしょうか?イギリスの景気が良くなり、大不況から脱しつつあるサインと言えるし、富が「スーパーリッチ」な労働者に代表される中流クラスに生じつつあるのだとも言えます。

一方で、イギリスの経済格差が広がっているとも読み取れます。全世帯44パーセントの富のうち10パーセントは超富裕層が所有していますが、2010年に現政権になってからその割合は増加しています。

ロンドンの平均資産はその期間に、他の地域が平均11パーセントの増加だったのに対して31パーセント増加しています。なぜなら、家の値段が首都では猛烈なスピードで上がっているのに対して、地方では少しずつしか上がらないからです。

しかし、イギリス国民統計局によれば、抵当を含む債務の返済は解消していません。そのため、多くの新型ミリオネアは現金に埋もれて生活しているわけではありません。

100万ポンドの資産をある日手にしたミリオネアは、毎月のローンを払い続ける人もいれば、もっと小さい土地や地方に引っ越さないといけない人もいます。

経済学者のジェームズ・スポウル氏は案じます。

「さまざまな職歴の人たちが100万ポンドの資産に囲まれて住むことができて幸せだと思うでしょう。しかし重要なのは、現金で裕福になっているわけではないということです。この資産に目をつけた政府は増税を課すようになって、生活水準を脅かすようになります。」

【参考URL】http://www.telegraph.co.uk/finance/personalfinance/10836628/More-millionaires-good-or-bad.html

この記事に対する海外の反応

15年前は今より低い賃金でも地元に家を簡単に買えた。今は給料が上がったけど買えない。

だから私は前より貧しくなり、お金はミリオネアに移動していく。最終目的は計算高い政府によるマーケット買い占め。

問題は、金持ちはさらにお金持ちになっているけど、全体として良くなっている実感がないこと。負債は増え、緊縮財政は私たちに何ももたらしてくれない。

お金持ちが一部を恵まれない人たちに何らかの方法で給付すればいいけど、ぜいたくに使うのは間違いだね。

100万の価値は変わったんだ。インフレが続けば、時を経ずしてみんなミリオネアだよ。

「ミリオネア」の意味は、若い頃と違う。現在の価値で言うと、10万から100万ポンドの間じゃないかな。

この記事で言われている以外にも、たくさんの種類のミリオネアがいる。土地や建物の所有者はさておき、企業年金というのも考えられる。

40000ポンド以上の年金は、100万ポンド以上の投資によってのみ受け取ることができる。そして年金受給者(と配偶者)が亡くなると基金に戻る。これが富の基準なんだ。

大卒の20パーセントがミリオネアになるっていう記事と同じ類いだね。どこからそんな事実が出てくるの?卒業生はたくさん知ってるけど、ミリオネアなんていないよ。

ロンドンとその周辺には土地成金がいるだろうけど、北部では見つからない。

インフレが進むと資産価格がどうなるのか知らないんだな。

教育を受けていない人に書かれたばかげた記事だ。政府の失敗で家の値段が上がり、富裕になる。ばかげている。

ロンドンは国際マーケットだからわかるけど、私が住んでいるところは平均価格の家を買うのに地方の平均賃金の10倍必要になる。狂ってるよ。

ミリオネアって昔と違うのね。

イギリスの資産の60パーセントは土地と建物で、残り40パーセントがビジネス、貯金、投資、年金基金。驚くほど土地や建物に偏っている。

イギリスの新自由主義はいいことなのか?

簡単に言うと、政府の欺瞞はイギリスにとって望ましいのか?

まさに、アメリカ発「新資本主義」だ!

連日の格差話に飽き飽きする。こんなに格差が広がるのは、貧しい人たちが生活できるよう金持ちが払っているから。

給付金をなくせば格差はなくなる。なぜなら、貧しければ子供は作らないから。

土地建物への富の偏りは必要悪と言える。なぜなら、課税から一時的に保護される数少ない資産の一つだから。

それは社会主義の失敗を意味する。ひどい配分ミスによって福祉国家は吹き飛び、国家の生産力維持を助けてくれる企業はいなくなる。社会主義はすべてを破壊する。

インフレの序章に過ぎないよ。100万ポンドは今やそれほど価値はない。実際、負債を無視してるんだから、全く意味がない。
おしまい。

神がクイーンエリザベス2世の姿となって住んでいるロンドンが裕福なのは妥当だろう。

そういう資産は相続税がかかるから、一般的に持ち主が死ぬまで現金化しにくい。そのため、受取人は会計士と税吏ということになる。

「全世帯44パーセントの財産のうち10パーセントは超富裕層が所有しています…」と言うけど、世帯ごとにサイズも収入も違うのだから、世帯の財産なんて意味がない。

トップ10パーセントとか底辺10パーセントというのも固定された層ではない。常に高額所得者と低額所得者の人の動きは流動的で、10年後もトップの座にいる確率は低い。

常識だが、大学を卒業した時はお金がなく、多額の借金を抱えて社会の階段を昇っていくことになる。たとえ新卒でも、5パーセント以下の人は一生底辺から10パーセント以内の地位で過ごしていく。

家を売ったり、遺産を引き継いだり、極端な話宝くじに当たったりして、人は高額所得者と低額所得者の間を行ったり来たりする。

さまざまな理由で急に収入が増えたりする。収入が急激に伸びる理由はさまざまある。何年もビジネスがヒットせず、損失を招いても、急に情勢が変わる時もある。

まとめ

日本では、バブル崩壊以降格差が拡大し、さまざまな場面で論じられるようになりました。しかし資産格差についてはイギリスの方が拡大しているようです。

イギリスの場合、資産格差はロンドンかそれ以外の場所か、という土地の問題も含んでいます。資産価値が都心に一極集中するのは世界的な傾向なので、イギリスの資産格差拡大は、明日は我が身と言えるでしょう。

今のところ国際的に見て、日本の資産格差は小さい方と言えますが、所得格差は確実に進んでいるので、今後このままで行くと、資産格差の拡大も進行していく可能性があります。

日本でも老後の格差社会が今の団塊世代で大きな問題になりつつあるが、まだ日本はマシ。収入は少なくても管理能力が高い人は60歳すぎまでにはある程度の資産を築いているからお金をどうやって管理するかがもっとも重要だと思うんだ。
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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    ミリオネアって百万長者的な意味だったのか
    クイズのタイトルとしか認識なかった

    1. 日本の名無しさん より:

      ミリオネラってインフレ進んで安っぽくなったのは時代の流れ。

      現代は『兆円ビブリオ』

  2. 日本の名無しさん より:

    不動産を含むからね。日本でも不動産を入れたら結構億万長者はいるよ。アベノミクスで資産家がぐっと増えて、不動産含まなくても世界トップクラスの裕福さだけど。

  3. 日本の名無しさん より:

    まるで80年代の日本みたい

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