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カトリックの国イタリアで、超近代的高層ビル霊園が建設!?

2014/12/24
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「北イタリアの街、ベローナで、最新高層ビルの墓地建設のプロジェクトが進行中」

そんなニュースがつい最近、耳に入ってきました。

イタリアでは、歴史ある古い街の景観を保存しているため、全体的にはこれまであまり多くの高層ビルは建設されていません。そんな中、34階建てのガラス張りの霊園ビルが、ベローナの街中に建つかもしれないというニュースは、人々に波紋を投げかけたようです。

墓地建設用地に1100万ユーロを投資予定

7万2千平方メートルの敷地に超近代的霊園を建設するという構想を持ち出したのは、「Cielo Infinito(限りない空)」という私企業。

過去数年間に渡りベローナ市は、元農業用地であるこの土地の有効活用案を募集したところ、さまざまな用途と入札額の提示がありましたが、現在のところでは、この、Cielo Infinito社の線が最も有望視されているようです。

墓地を高層ビル式とした理由とは?

従来の平面的な墓地の場合、訪れる家族たちは広い園内を長距離歩き回らなければなりません。しかし、ビル形式の場合エレベータを利用して上下の移動ができるため、墓地内を歩く距離は格段に短くなり、訪問者の負担が軽減されるというメリットがあります。

高齢化社会である現代、墓地を訪れる高齢者や障害者の方々の負担軽減を考慮してのアイデアであることが、強調されています。

また、墓地の建設拡大のニーズが高まる中、現実に利用可能な土地にも限りがあるため、現在ある土地を有効的に活用するため上への空間を利用することに注目しました。

最新式墓地ってどのようなもの?

ビル内部は明るく清潔な雰囲気を大切にし、空調とセキュリティ管理が完備される予定です。合計6万個もの棺を納めることのできる部屋を設けるほか、家族が最後の別れを告げるのにふさわしい心地よい個室を用意するという計画になっています。

「亡き人との最後の思い出を、天に近く、眺めの良い静かな部屋で」作ることができるとか。

また、宗教行事などを行うのに必要な設備や、キリスト教以外の宗教も尊重する姿勢を取っていく方針を心がけていきます。

他には、宗教美術館や、最上階にはガラス張りの天蓋のある、800平方メートルの広さの教会が作られる予定となっており、イタリアで最も高い場所にある教会となりそうです。

海外の反応は?

「死者を弔う」というデリケートさが要求される場所である霊園に、ハイテクな発想を取り入れたのは、イタリアではベローナ市だけでなく既にミラノで先駆けて構想され、実現に向かっています。

しかし、比較的トラディショナルでコンサバティブな面もあるイタリアの一般市民たち。いったいどのような反応をしているのか、ここで見てみることにしましょう。

【参考URL】http://www.ilfattoquotidiano.it/2014/09/27/verona-il-cimitero-sara-in-un-grattacielo-di-34-piani-ospitera-60mila-salme/1134617/#foto-cimitero-verona
http://www.veronasera.it/cronaca/verona-sorgera-san-michele-cimitero-grattacielo-infuria-polemica-monumento-scempio-26-settembre-2014.html

この記事に対する海外の反応

灰は灰に帰るべきで、セメントに帰るべきじゃない!

もし私が死んだら、できれば火葬して、土に返して欲しいな。

空中にそびえる高層ビルじゃなくて、地下へ深く伸びるように建設したらいいんじゃないのかな?

↑地下に建設するほうが、地上よりも費用が多くかかるんだよ。

僕は、高層墓地は画期的なアイデアだと思う。

カトリック議員の傲慢な考えと、お金の無駄遣い以外の何ものでもない。

市議会は、死んだ人のことばかりじゃなくて、今、生きている人間のことをもっと考えてよ。

今、生きている人たちが消費をしない傾向になってきてるからといって、死者をターゲットにしてお金を使わせる作戦にしなくたっていいのにな・・・。

こんなすごいモニュメントを作って何になるんだろう?

死者は人の心の中に生き続けるもの。棺は土に埋めるもの。

個人的には、死後は空高いところに置かれるよりも、土に埋葬して欲しいな。

せっかく大金をかけるなら墓地じゃなくて、もっと大勢の囚人を収容できる高層刑務所を作るほうがいいんじゃない?

そっちのほうが、増えている犯罪者の収容に急を要するよ。

死んだ後も、物欲に支配されている感じがする。

ほんの一部のお金がある人たちだけのために作られるんだから、無駄なことをしていると思う。

お金がある人だけが、死後、より天に近いところにいくことができるっていうことなの?

死後もエネルギーを消費し続けるなんて、無駄なこととしか思えない。

なんて素晴らしいアイデアだ!中に、スーパーやレストランやショッピングセンターも是非作って欲しい!

教会の司祭たちがみんな、ビル内の映画やサウナに行ったりして(笑)

建設業界の低迷から、こんな突飛なアイデアが生まれたのかな?

死者1名が払う家賃は、いったい、いくらぐらいになるんだろう?

ミラノのカドルナ駅でエスカレータが故障した時、修理に3か月かかったそうだけど、もしこの高層墓地のエレベータが故障したらどうなっちゃうんだろう。

↑でもこの高層ビルは私企業のものだから、公営とは比べ物にならないくらい早く対応すると思うよ。

ベローナの郊外には、大型店舗が多く建つ広大な敷地があるよ。そっちに墓地を作ればいいのにね。

死はビジネスだ。

棺を保存しないで火葬にする許可を与ええれば、こんな大それた建物を作らなくて済むよ。

火葬なら納める場所も小さくて済むし、経費も安上がりになるのに(しかも衛生的)。

お金があるひとだけのための墓地だね。それなら加えて、ローコストの墓地というのも作って欲しい。

でも、ビル方式の墓地は土地の節約になるから、悪いアイデアではないんじゃないかな。

入棺するのに、推薦状や内部の知り合いが必要だったりして。イタリアだから。

土地の有効活用なら、現在の住民に役立つほかの用途はなかったのかな・・・。

死者は心の中に生き続けるもので、こんな立派なお金のかかるモニュメントの中に入れなくてもいいのではないでしょうか。

まとめ

この案は、現在市議会により検討中であり、反対意見を持つ政党もいるため、決定にはもう少し時間がかかりそうです。

それに加えて、墓地を利用する側に立つ市民の理解と受容、そして利用の際の値段など、乗り越えるべき課題はまだまだ多いようです。

お墓ってめっちゃ広いところあるから、エレベーターでウィンウィンできるならジョニーは嬉しいけどな…ご高齢の方々ならなおさらね。高い位置の教会なんてのもステキだし、ジョニーは安直に賛成!でもお値段にもよる!
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この記事に対するコメント
  1.   より:

    シオンタウンじゃないか

  2. 日本の名無しさん より:

    遺体が入ったビルで映画見るのこえーよw

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