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計画的な妊娠のためには、何からしよう?

2013/10/19
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pregnant couple

授かり婚という言葉ができたほど、計画外の妊娠をするカップルが増えています。しかし、出産は女性にとって命がけ。出産後に「母子共に元気です」とのコメントをよく耳にしますが、それは奇跡に近いもの。妊娠を望む夫婦、パートナーには、計画的な準備が必要です。では、何から始めたらいいのでしょう。

今年は風疹の注射を打ちましょう

風疹が大流行しているとニュースで取り上げられていますが、もう風疹の注射は打ちましたか?風疹の予防注射後、2カ月は避妊が必要なので、夫婦、パートナーと一緒に早めに摂取しましょう。今年は各自治体から補助金が出ていますので、来年の3月までに摂取するとお得です。

子供の時にすでに注射した人も、予防接種の効力は10年と言われていますので、改めて摂取してください。妊娠初期に風疹にかかると、胎児が白内障や緑内障などの眼症状、先天性心疾患、難聴などを引き起こします。

今年はすでに胎児への感染が報告されています。妊娠を希望する女性と、家族への追加摂取が求められています。

お互いに自分の体を調べよう

ひと昔前は、結婚前に健康診断書を見せあってから結婚した夫婦もたくさんいました。「ブライダルチャック」という言葉はご存知でしょうか?結婚を控えた女性が、主に自分が妊娠できる体がどうか、検査することです。

検査項目には特に決まりはないようですが、乳がん、子宮がん、性感染症検査、おりもの検査、貧血検査などがあります。乳がん、子宮頸がんは、会社、市町村でも年齢に応じた検査の補助があります。女性はまず、この二つを検査してみはどうでしょう。

キスで虫歯は移る?虫歯予防は、早産の防止になります

昔は、「出産したら歯が1本抜ける」と言われていました。それだけ妊娠・出産は母体からカルシウムが取られ、骨がもろくなるのです。今では食生活が良くなり、歯が抜けることはなくなったと思いますが、妊娠して体温が上がると、口の中の状態も変わります。つわりの時期には歯を磨く事ができないほど、少しの刺激で体調を崩す事が多くなります。

「虫歯が早産、低体重児の出産を引き起こす」という研究結果が出ています。妊婦の時に歯科検診を無料で受診できる地域もあるほどで、妊婦にとっては歯の状態が大切になります。今の子育て指導では、親子でも箸、スプーン、フォークを共用すると虫歯がうつるので一緒に使わない、食べ物を口移しないように指導されています。(食器は水で洗えば移りません)

キスからは直接虫歯が移るわけではなのですが、歯周病にはなりやすいと言われています。歯周病になると、早産のリスクが5~7倍も高まる研究が報告されています。妊娠中は歯の治療をしたり、薬を飲んだりできないので、できたら妊娠計画前に自分に合った歯医者を見つけ、定期的な歯科検診の受診をおすすめします。

歯の治療は時間がかかります。ぜひ、夫婦、パートナーで長く付き合える歯医者をみつけましょう。

葉酸(ようさん)は妊娠1カ月前から飲むのが重要!

葉酸という言葉を聞いた事がありますか?ほうれん草などに多く含まれるビタミンB1、Cの事で、ビタミン群の仲間です。葉酸の働きは、貧血防止、血液をサラサラにする、体内の粘膜の抵抗力を高めるといったものがあり、妊婦にとっては赤ちゃんが正常に発育できるか、とても大切な栄養になります。

妊娠初期に葉酸が不足していると赤ちゃんが神経管閉鎖障害になり、正常な発育ができないために、死産、または重度の障害をもったまま産まれる事になります。そのため厚生労働省は、妊娠を希望する全ての女性に葉酸の摂取を呼びかけています。

葉酸はビタミンB群に属し、水溶性のため体内には蓄積されません。毎日の緑黄野菜、果物、豆を1日あたり350グラム摂取すれば必要な葉酸が望まれますが、サプリメントで0.4ミリグラム摂れば神経管閉鎖障害の発症リスクが低減されるので、補助的な活用もすすめられています。

しかし、過度のサプリでの葉酸摂取は、発熱、じんましん、子どものぜんそく、ビタミンB12の欠乏の原因になるため、用量を守る必要があります。妊娠1カ月から5カ月までの積極的な摂取が望まれます。

妊娠と出産には、さまざまな準備と家族の協力が必要です。まずは検診を受け、食事に気を付けるなど、自分の体を大切にして母子共に元気といえる出産を目指しましょう。

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