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ポケモンGOが大ヒット!一番利益を得ているのは任天堂?グーグル?アップル?

2016/10/25
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2016年最大のヒットといえば間違いなくポケモンGO。今や世界中のだれもがスマホを片手にポケモンをゲットしようと街中を歩いています。

日本では7月22日にサービス開始。配信前からマスコミが盛り上げて期待感を持たせていたので、「ああこれは絶対大ヒットするな」と誰もが予想していたことでしょう。私もそのひとりなのですが、まさか社会問題に発展するほどとは思いもしませんでした。

まずポケモンGOの配信開始になった日の夕方、会社帰りの人々が一斉にダウンロードしたため、その影響を受けたのか自分のスマホがおかしくなりました。

偶然といえばそれまでですが、他にもそういう人は大勢いたようです。こんなことは最初にも最後にもこの瞬間のみ。あまりにもタイミングが重なりました。

それだけではありません。最大の“迷惑”が犬の散歩です。

都心在住というと一見聞こえが良いこともありますが、いろいろと便利な反面、実際は騒音、家賃の高さ、ドブネズミの多さ、治安の悪さ(特に泥棒)などがあり、人ごみにもうんざりします。

狭い道路を大型トラック、バイク、自転車も往来しています。そこを年老いた小型犬(しかも2匹)を連れて歩くのは一苦労です。にも関わらずポケモンGOが流行り、歩きスマホをしている人が一気に増えてしまいました。

足元なんて誰も見ていません。すっかり頭が白くなった2匹のおじいちゃん犬がヨタヨタのろのろと歩いているなんて気付きやしません。「これでは公道は無理。公園に行くしかない」と思う訳ですが、実際に公園へ行くと頭に血が上りそうなります。

中でも世田谷公園は酷かったです!ある平日の午前のこと。普段なら絶対に空いている時間帯なのに大混雑!車椅子の方も杖をついたお年寄りの方も赤ちゃんのバギーを押しているママさんも、私のような犬連れも、公園の中に入るのにためらう程の人の数でした。

日頃はとても静かな公園のはずなのに、ポケモンGOプレイヤーたちに対して「通行人の妨げにならないように・・・通行人に道を譲って・・・」と、ずっと放送アナウンスが流れています。ですが誰も聞いてなんかいません。

なぜここまで大混雑になってしまったかというと、この前日にレアなモンスターが出没したからだそうで、遠方からも老若男女、国籍問わず押し寄せていました。

ちなみに我が家のシニアの小型犬(保護犬)は目も見えにくくなっているため、道の端っこをのそのそしか歩けません。しかし公園の中でも、道の端っこに大勢の人々が立ち止まっているのです。

「すみません、道をあけてくれませんか」と言えば、ほぼ全員が感じよく譲ってくれましたが、猛暑のなか5歩おきに「すみません」と声を出すのも骨が折れます。

プレイヤーには申し訳ありませんが、なんだかポケモンGOに腹が立ってきます。もともと私はポケモン世代ではないですし、日本で流行った時には遠いアフリカ大陸に住んでおり、ポケモン人気を直に見たり聞いたりしていませんでした。

ポケモンに対する唯一の個人的思い出は、ピカチュウのイラストが大きく描かれた全日空の飛行機の席を取った時、何かアクシデントがあり大幅に遅延して大変なことになった・・・そのくらいです。

「ピカチュウ、またもやお前か」そんな八つ当たり的な感情を抱いていると、もやもやしてきて「そもそも仕掛け人は?企業はどのくらい儲かるんだ?」ということが気になってきます。

1日で1億稼ぐ!?ポケモンGOはモンスター級のビジネスだった!

そんな時に目に飛び込んだのが「任天堂はポケモンGOの売上の50%以上を得る」と書いているインデペンデントの記事(2016年7月14日)です。要約すると以下の通りです。

ポケモンGOとは、すでにみなさんよく御存じのように、リアルな世界に“ピカチュウ”といったポケモン(ポケットモンスター)が登場し、それをゲット(収集)するゲームです。アメリカ、オーストラリア、ニュージランドでいち早く流行りました。

基本的にポケモンGOは無料です。一切の支払いなしでダウンロードをすることができますし、無料で遊ぶことができます。しかしポイント、つまりオプショナルのアイテムは購入しなけれなりません

ポケモンGOのゲームは1日160万ドル(約1億6000万円)以上を儲けているであろうといわれています。(※日本での配信サービスが始まる前の段階)

1日で、ですよ!さてこの超大金のうち、どのくらいが任天堂に入り、残りはどの企業の懐に入っているのでしょうか?

任天堂だけじゃない!?ポケモンGOの利益を分け合う企業たち

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インデペンデントの記事によれば、ポケモンGOの利益はいくつかの会社との間で分割されるように取決めされており、決して任天堂の独占状態ではありません。とはいえ世界的大ヒットにより、任天堂は素晴らしい利益を得ることになりました。

そもそもゲームを開発したのは、ナイアンティック(Niantic)株式会社ポケモン(Pokémon Company )、そして任天堂です。

任天堂はポケモンGOの開発に対して直接的に関わったわけではないのですが、ポケモンのフランチャイズを保持している株式会社ポケモンの株式の約3分の1(32%)を所有しています。

そしてポケモンGOのゲームを発売したナイアンティック社の一部オーナーでもあります。

任天堂低迷の救世主となった

ところで任天堂の年間売上高は、2012年以来減少してきました。WiiのUの売上高は326万から80万台に落ちると予測し、3DS関連は当連結会計年度679万から500万まで減少する一方です。

しかし長年の任天堂ファンは、スマホアプリで任天堂のゲームをプレイすることを長年夢見てきており、今回の任天堂参入はここの部分に勝負をかけました。

実際に7月中旬には、任天堂は2500万ドル(約25億円)以上の市場価格に到達できる快挙もみせました。

開発側か、配信側か・・・実際の勝者は誰なのか?

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では任天堂が一番の勝者となるのでしょうか。いえいえ、忘れてはならないのがアップルとグーグルです。

両社は、アプリ内購入からそれぞれ30パーセントを収集します。つまりプレイヤーがPokéballsを購入する度に、これらの企業の懐にお金が入る仕組みになっているのです。

残念ながら、このゲームにおける企業たちの正確な利益分配率については不明です。しかしプレイヤーたちがアプリストアで購入する100ユニットのうち、

  1. アップル社・・・30%
  2. ナイアンティック・・・30%
  3. 株式会社ポケモン・・・30%
  4. 任天堂自身・・・10%

とこのように利益が采配されているのではないか、と予想されます。

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ではグーグルはどうでしょうか。グーグルの親会社であるアルファベットは、ナイアンティックが独立する以前からこの会社に投資をしていました。つまりグーグルは、プレイヤー購入時の利益の他にも、開発者からの利益も作ることができるということになります。

やっぱりアップルは強かった

ということはグーグルが勝者ということになるのでしょうか?いいえ決してそういうわけではなく、ポケモンGOのゲームに関連する、アイフォンとアップルストア、アイクラウド、アップルペイで成功を収めているアップル社が総合的に最大の利益を得ていると言えます。

ポケモンGO単独で見ると、アップルがずば抜けて利益率を持っているわけではありません。

しかしこのゲームのツール関連を持っているのはアップルです。よってポケモンGOにより総合的に最大の利益を得ているのはアップル社であろう、と予想することができるのです。

全世界制覇も夢じゃない?史上最強のゲームとなるか

毎日2100万人以上のプレーヤーが、ポケモンGOのゲームをダウンロードしたりプレイしたりしています。アメリカのゲーム史初といえるほどの類まれなる人気を誇っているのは間違いありません。

専門家の話によると、ポケモンGOは1日に100万ドル(約1億円)以上の純利益を上げているといいます。年間でいえば10億ドル(約1000億円)以上の予想値になります。

今年の7月にポケモンGOのイギリスにおける配信が始まり、iTunes 、Google Playを通してiOSやAndroidでダウンロードができます。イギリスの次はドイツで配信スタートしました。

一気に全世界に配信するわけでなく、じわじわとその範囲を広めていく・・・まさにゲーマーのやり口といえるのではないでしょうか。

寝室でポケモンに襲われた!?

余談ですがその後イギリスでは「ポケモンGOのキャラクターにレイプされた、という女性が現れる」(デイリーメールUK)という珍事件が報道されました。

なんでも、自分の寝室のベッドの上にポケモンのキャラクターが現れ、それに自分は襲われた、と警察に訴えたのです。無論事実ではありませんが、こんな変わったニュースまで提供するとは、ポケモンGO恐るべしです・・・。

新時代を感じさせるポケモンGO 次にくるのは一体どんなゲーム?

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日本でポケモンGO配信開始になり2週間以上経った頃になると、最初の1週間に比べれば、割と落ち着いたかなと感じました。とはいえ、都心の公園はまだまだポケモンGOプレイヤーたちで大賑わいです。

お台場にあるテレビ局に勤める知人の話によると、局内にポケモンスポットがあり、深夜のオフィスにピカチュウが出没するのだとか。なのでプレイヤーたちは公園ではなく、ぜひお台場のテレビ局に行ってくれないでしょうか!?

さんざんポケモンGOのゲームを悪くいいましたが、ふと「もしこのサザエさん版が発売されたらダウンロードしてしまうかも」と思いました。

漫画・アニメの舞台になった世田谷区の桜新町をサザエさん一家が歩いていたりしたら最高。オプションで猫のタマの好物の生魚、カツオの宿題、タラちゃんの三輪車など様々なアイテムが売り出されていたら、つい購入してしまうかもしれないです。

サザエさんゲームだけは、ぜひとも日本の会社だけで発表してもらいたいですな・・・。

では、ネットに寄せられた海外の人々のコメントの一部をご紹介いたします。

この記事の海外に対する反応

ポケモンGOのゲームが画期的なのは、「足を動かして」プレイすることよ!いまだかつて、外に出て歩きながらプレイをするゲームだなんてあった?

一体世界はどうなっているんだ?

いつの間にかクレイジーな人間がこんなに増えたんだ?

こんなことをさせてまで、大人たちは子どもを外に出したいのか?

教会に足を運ぶ人も増えたらしいな。ポケモンは教会にも出没するんだってよ。

ただ公園をうろうろすればいいっていうものじゃない。緑を見て、公園内の博物館を訪れて自然を感じ、教養を持つことなんだ。

ポケモンにレイプされた・・・自分も経験したよ(苦笑)。

ポケモンGOに夢中になって目の前の火事に気付くのが遅かった、という事件も身近であったなあ。

任天堂の儲けもなかなかのものだな。

ポケモンの生みの親である任天堂をまんまと利用して、さらなる儲けを出したのがグーグルとアップルという印象なんだが。

アップルストアで購入、という所がネックよね。任天堂もスマホを発売していて、任天堂ショップを持っていれば、このゲームの利益をもっと得られたということよね。

↑しかしアップルとグーグルが存在しなければ、利益を落ち込んでいた任天堂がここまでいきなりの復活を成し遂げることはできなかったであろう。

どの企業がどのくらい利益をむさぼるか、という話題ばかりが出たわけなんだが、このゲームの責任はどの企業はどのくらい受け持つのか・・・事故や故障などにおいて、というわけだが、そこに関しては全然出てこない。

何か大きな欠点が発覚した時には、グーグルもアップルもすべて任天堂に押し付けるつもりなのかな。

誰がなんと言おうと、リアルな世界にポケモンが登場したという感動は一生の思い出になるわね。

任天堂のスタッフは、今頃100ドル札の束で歓喜の涙をぬぐっているだろうな。

↑同感だ、なんだかんだいっても任天堂はラッキーだった。笑いが止まらないだろう。

ニューヨークでやってみたいよね。一番盛り上がっているみたいだしさ。

この現状をイエス様がご覧になったらさぞかし驚かれるでしょうね・・・聖人に付いていくのではなく、バーチャルなポケモンたちを追いかける人々だなんて、世も末だわ。

全世界でプレイするのが夢だな。

俺としては任天堂だろうがアップル、グーグルだろうが大感謝だよ。ポケモンGOは最高だ!

【参考URL】http://www.independent.co.uk/news/business/news/google-apple-nintendo-who-s-really-making-money-out-of-pokemon-go-a7136906.html
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3734361/Woman-tells-police-RAPED-Pokemon-character-felt-assault-virtual-reality-game-detected-creature-bedroom.html
http://www.ibtimes.co.uk/apple-could-be-biggest-winner-pokemon-gos-success-1572628
http://www.polygon.com/2016/7/13/12171540/pokemon-go-sales
https://www.youtube.com/watch?v=StmGcKbvhyA

ゲーム内では課金しないけど、歩くときに必需品のドリンクとか、移動のための電車代、車代とか「現実世界での課金」をしているプレイヤーも多くいるらしいねwある意味他の企業も利益得ているw

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    やはりアメリカ企業、利益はしっかりとっていくんだな。

  2. より:

    自分もアップルみたいになりたいね。

  3. 日本の名無しさん より:

    実態を知っていくと「さすがはグーグル」なんて案件では全然無いっぽい
    赤字垂れ流しで解散を考慮されていた部署が、独立してポケモンのライセンスを借りたゲーム作ることで一発当てただけ。
    しかも、当初のビジネスプランであるスポンサー収入は雀の涙。巨利の大半は株式会社ポケモンが導入させた小額課金によるもの。

  4. 日本の名無しさん より:

    モバイルバッテリー作ってるところが結構儲けたな。

  5. 日本の名無しさん より:

    なぜ日本企業に作らせないのか
    任天堂は売国者糞企業

  6. 名無し より:

    適度にアメリカにうまい汁吸わせてやらないと潰されるんだよ
    6を献上し4を貰いに行くのが戦後日本のやりかた
    たまに歯向かおうとするとトロンのように潰される

    戦争に敗北したら次の戦争があるまで序列は変わらないので永遠に搾取される宿命
    戦争反対っていうのは言い換えると米ポチ賛成というのと同意なわけ
    現状で満足してるわけだからな

    冷戦の時に両陣営を煽って第三次世界大戦を引き起こさなかったのが最大のミス

    1. 日本の名無しさん より:

      もしもやりかえしたければ
      それをやりつつ力を蓄えるしかないな アメリカが堕落する日まで
      あとは少しずつアメリカに浸透して本来のアメリカ企業をアメーバのように吸収するくらいしかないよなぁ

  7. 日本の名無しさん より:

    日本ではアイポンのシェアが6割を超えているけど
    世界では2割、6割以上がアンドロイド

  8. 日本の名無しさん より:

    先行者利益だね
    もう、このタイプのシステムは早くも飽きられてるから、後発メーカーは大して儲けられないよ

  9. 日本の名無しさん より:

    日米貿易だと日本が圧倒的に黒字なので、見方を変えれば米国から搾取しているのは日本側。
    だから貿易赤字の米国からすれば、日本ズルいぞ、米軍駐留費用全額出せと言う批判が成立するんだよ。

  10. 日本の名無しさん より:

    TPP批准を米国が反対しているのも、米国は日本の製品の方が競争力があると思っているから。

  11. 日本の名無しさん より:

    多分似たようなスマホゲーム考えた人が日本でもいたはず。
    日本とアメリカの差はベンチャー企業がアイデアをちゃんと形にできるか?できないか?
    なんだよね。

  12. 日本の名無しさん より:

    全世界のスマホから送られるデータを解析したり処理するシステム
    それらをサーバへ受け渡すインフラ、運用ノウハウ、全世界の地図データ…
    これらの要素を過不足無く持ってて相互にリンク出来るのはGoogleだけだな

    単純に国内企業ではこんなゲームは技術的に無理だって事だわな

  13. 日本の名無しさん より:

    脈略もなくアップルが勝者になってて笑ったw

  14.   より:

    ポケモンGOはアンドロイドでもiphoneでも配布されてるものなのに、なんでアップルが最後に勝者なんだ?

  15. 日本の名無しさん より:

    自分語りの激しいライターだな(笑)

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