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ケネディもクリントンも資産家!歴代アメリカ大統領大金持ちランキングTOP10

2016/06/24
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2016年3月、ロスチャイルド家、ロックフェラー家と並ぶ大富豪一族のトランプ家から、ドナルド・トランプ氏が共和党から出馬を表明したことが世間を賑わせました。

さて、トランプ氏のお金持ちぶりを過熱報道し続ける報道を見ていて、とある疑問を持つことはありませんか?今まで大金持ちだった大統領はいなかったのだろうか?、と。

先に言ってしまうと、答えは「イエス」です。トランプ氏ほどの資産を持っていないかもしれませんが、過去にもお金持ちの歴代アメリカ大統領たちは確実に存在します。

では彼らは実際にどのくらいお金持ちだったのか、タイムマシーンに乗る感覚でザッと昔のアメリカ大統領たちを振り返ってみましょう!!(※金額は現在の貨幣価格に直してあります)

10位:引退後に大稼ぎ!ビル・クリントン-5500万ドル(約58億9000万円)

第42代大統領
任期:1993年1月20日~2001年1月20日

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自伝の出版でがっちり儲けている!?

妻のヒラリーが弁護士時代92万ドル(約9800万円)の年収だったのに対して、ビル・クリントンの大統領としての年収は35万ドル(約3700万円)でした。

「20世紀のアメリカの大統領の中で、一番給料が悪かったのは自分だ」と、2014年に受けたNBCのインタビューで、実際にビルは苦笑いしています。

にもかかわらず、ビル・クリントンはお金持大統領ランキングの10位にランクインしています。「大した給料ではなかった」と言っているのに、一体これはどういうことでしょう?

その答えは、大統領“退任後”の荒稼ぎによるものです。クリントンは大統領の座を退いてから数冊の本を執筆し、そして世界中講演に回っているのです。彼の著書は以下の様なものがあります。

  1. My Life(2004年)
  2. My Life: The Presidential Years Vol. II (Vintage)(2005年)
  3. Giving: How Each of Us Can Change the World」2007年)
  4. Back to Work: Why We Need Smart Government for a Strong Economy(2011年)

言うまでもなくこれらは世界中の言語に訳されており、その総売り上げはまさに破格。例えば最初の自伝「MY LIFE」などは、1500万ドル(約12億3700万円)の売上げを誇っています。

さらに方々の講演にもひっぱりだこで、1回につき20万ドル(約2100万円)のギャラを受け取っています。ワシントンポスト紙によると、クリントンは講演の仕事だけで1億ドル(約107億円)以上儲けているとのこと。

元アメリカ大統領という箔がついたことによって、その後執筆や講演といった諸々の仕事で給料がアップする。これはまさに、出演料が安くとも後の活躍が約束された紅白出場歌手のようなものと言っていいでしょう。

9位:祖父の遺産で大金持ち!フランクリン・デラノ・ルーズベルト-6000万ドル(約64億2000万円)

第32代大統領
任期:1933年3月4日~1945年4月12日

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ルーズベルトと愛犬ファラ

インターネットで「Franklin Delano Roosevelt」というワードで画像検索してみると、ルーズベルトが椅子に座っているか車に乗っているかで上半身しか写っていないもの、もしくは壁などにもたれかかっているような写真がヒットします。

意外と知られていませんが、ルーズベルトは障がいを持つ大統領でした。ポリオを患い下半身がほとんど麻痺していたのです。(※ギラン・バレー症候群だったという説もあり)

彼は自分の車椅子姿を写真に撮られることだけはひどく嫌がっていました。マスコミもあえてそれに異議を唱えることもなく、ルーズベルトの意向通りの写真撮影を行っていました。

よって、座っている姿、どこかにもたれかかって立っている姿の写真ばかりが世の中に出回り、当時のアメリカでは、大統領が車椅子に乗っていることを知る国民はほとんどいませんでした。

確かにルーズベルトは歩行には多少不自由していましたが、お金にはまったく不自由していませんでした。

母親側の祖父が中国相手に阿片とお茶を貿易。それが大成功を収め巨万の富を築き上げていました。よってフランクリンも莫大な遺産を相続し、ニューヨーク州、ジョージア州、メイン州の800エーカーの土地も得ました。

余談ですが、ルーズベルトは人種差別家・日本人嫌いとしても知られ、原爆開発に積極的な大統領だった反面、愛犬家としての側面も持ち合わせていました。

ルーズベルトは、飼っていたスコティッシュテリアのファラを非常に愛しんで大事にし常に共に行動をしていました。そのためファラは大統領専用列車、大統領専用機にも搭乗していたのだとか。

8位:ビジネスの才に長けていたハーバート・クラーク・フーヴァー‐7500万ドル(約80億3200万円)

第31代大統領
任期:1929年3月4日~1933年3月4日

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パッとしない印象であるものの、実は優秀な大統領だった?

フーヴァーが財を蓄えることができたのは、自身が金鉱山会社のトップ幹部になったこと、採鉱、投資。この3つの成果です。

大統領選挙に出馬した時のスローガンは「すべての(家庭の)鍋に鶏1羽を、すべての(家庭の)ガレージにも車2台を!」でした。

「大恐慌に対して何の打破政策も打てなかった」と一般的にはあまり高い評価をされていないものの、近年になり「実は非常に有能な大統領であった」と見直され評価が高まっています。

フーヴァーは人間的にも高潔な精神を持ち合わせていたようでした。彼が大統領時代に受け取った給料は自分の銀行口座に入れるなく、全額を慈善団体に寄付しました。議会から自分に割り当てられた給与を受け取ることはしなかったのです。

余談ですがハーバート・クラーク・フーヴァー(Herbert Clark Hoover)はHooverという苗字ですが、掃除機とは一切関係ありません・・・。

7位:妻の実家が裕福!リンドン・ジョンソン-9800万ドル(約104億9000万円)

第36代大統領
任期:1963年11月22日~1969年1月20日

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リンドン・ジョンソンと妻と2人の娘たち

リンドン・ジョンソンの妻、レディ・バード・ジョンソンの祖父は地主で、そして父親は非常に裕福な実業家でした。父親は1万5000エーカーもの綿畑と2つもの雑貨店を持っていました。

父親の遺産を受け継いだ妻のおかげで、リンドンは地元の小さなメディア・ステーションの所有権を獲得することができました。また、彼が大統領であったFCCとの契約は、彼のメディア企業の財務利益を助けたと推測されます。

リンドンはテキサスに1500エーカーの牧場も所有しました。大統領になった男が持つ夢のような素晴らしい牧場であったがゆえに、そこは“テキサス・ホワイトハウス”と呼ばれることになります。

しかしリンドン自身はいかにも中流階級出身者らしく、非常に堅実な倹約家でした。大金持ちになっても一切の無駄遣いを嫌っていたといいます。

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テキサス・ホワイトハウス

リンドン・ジョンソンはケネディが大統領だった時代の副大統領で、ケネディ暗殺後大統領に就任した人物です。「ジョンソンがケネディ暗殺事件に関わっていた」とも噂されていますが、それはまた別の話になりますね。

ちなみにジョンソンが心臓発作で亡くなったのは1973年1月22日(享年64歳)。ベトナム和平協定が調印されるわずか5日前のことでした。現代アメリカ史を学ぶ上で、非常に重要な大統領だったといえます。

6位:親の大規模なタバコ畑を継承 ジェームズ・マディソン‐1億100万ドル(108億1700万円)

第4代大統領
任期:1809年3月4日~1817年3月4日

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アメリカの5000ドル札の顔に

ジェームズ・マディソンの両親はバージニア州オレンジカウンティに大きなタバコプランテーションを所有しており、彼はとても経済的に恵まれた環境で育ちました。

両親の死後、マディソンはこの5000エーカーもの広さのタバコプランテーションを引き継ぎ、さらにそれとは別に広大な土地も相続します。ジェームズ・マディソンはバージニア州オレンジカウンティの不動産そのもの、といっていいかもしれません。

そう、ジェームズは親のおかげで楽に大金持ちになれた歴代アメリカの統領の1人と断言できるでしょう。

マディソンは1817年に大統領を退任した後、バージニアの自分のタバコプランテーションに隠居しました。しかし次第にプランテーションの経営は傾いていき、生活ぶりは大統領時代より貧しいものになっていたと言います。

余談ですが、アメリカ合衆国にはジェームズ・マディソンに因んでつけられたマディソン山、マディソン川、マディソン郡、マディソン町などいくつも存在しています。

ニューヨークのマンハッタン8番街にあるスポーツアリーナの「マディソン・スクエア(Madison Square Garden)」もジェームズ・マディソンに因んで名付けられています。

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5位:奴隷たちのおかげでお金持ち!アンドリュー・ジャクソン‐1億1900万ドル(約127億4500万円)

第7代大統領
任期:1829年3月4日~1837年3月4日

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親から受け継いだ綿栽培をメインとする、ハーミテージプランテーションを手にしたジャクソンは、最初は640エーカーの規模からスタートさせました。

しかし彼にはビジネスの手腕と先見の目もあったのか、あっという間に1050エーカーものの大規模なものにしてみせ、数々の投資でも私財を肥やしています。

畑の綿を手で引っこ抜く作業をしていたのは、ジャクソンが抱える9人の奴隷でした。

プランテーションの成功により奴隷の数は増えていき、150人にもなります。畑が大きくにつれそれだけ作業員が必要になるため、徐々に増加。ジャクソンが亡くなるまで、彼が抱えた奴隷の総人数は約300人にもなりました。

しかし奴隷たちへの強制労働の過酷ぶりは目をそむけたくなるようなものだったようです。

ちなみに彼は民主党所属としては初の大統領であり、貴族生まれでない最初の大統領です。

テネシー州市民軍の大佐時代には、原住民(ネイティブ・インディアン)たちを大量虐殺したことでも知られています。子どもであろうと、女性であろうと老人であろうと、徹底した非道な殺し方をしていったといいます。

大統領就任後は露骨にインディアンや黒人などを人種差し、「インディアン移住法」も制定。彼らを遠隔地の保留地(Reservation)に追いやりました。

大変非道な政治ですが、当時の時代背景を考慮すると頭からジャクソンを冷酷な大統領だった、と断定することはできません。ちなみに現代のアメリカの20ドル紙幣札には、ジャクソンの肖像画が使われています。

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4位:パパたちの遺産のおかげ!セオドア・ルーズベルト‐1億2500万ドル(133億8800万円)

第26代大統領
任期:1901年9月14日~1909年3月4日

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セオドア・ルーズベルトは亡くなった父親から130万ドル(約1億3900万円)の資産を受け継ぎました。彼はもともと裕福な家系の出身なのです。

ルーズベルトは自然愛好家として知られていました。ノースダコタにあるセオドア・ルーズベルト国立公園(The Teddy Roosevelt National Park)は、アメリカ国内にある、最も素晴らしいナショナルパークのひとつです。

かつてこの敷地内の牧場を所有していたルーズベルトから、公園の名前は付けられています。

ルーズベルトは自然保護事業に資産を使いすぎてしまい、気が付けばいつの間にか莫大な財産を失っています。しかしその後、寝かしていた自分の不動産価格がうなぎ上りになり、再び1億2500万ドル(約133億8000万円)もの財産を持つことになりました。

なお、ルーズベルトは緑や花々を大事にするという自然愛好家である顔をもつ反面、ネイティブ・インディアは絶滅すべきだという考えの持ち主でした。

3位:富豪の父と奴隷たちのおかげ!トマス・ジェファーソン‐2億1200万ドル(約227億600万円)

第三代大統領
任期:1801年3月4日~1809年3月4日

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「独立宣言」の著者であるトマス・ジェファーソンは、途方もない広さを誇る土地(タバコ農園)と500人以上の奴隷を父親から引き継いだことにより、富を増やすことができるチャンスに恵まれました。

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トマス・ジェファーソンのモンティチェロの邸宅。歴史的な大プランテーションもこの場所にありました。

奴隷たちには過酷な労働を強いていたものの、一部の有能な奴隷には報酬も払い読み書きも習わせていたといいます。

なお、ジェファーソンは大統領時代の1807年3月3日に奴隷の輸入を禁止する法案を通しています。自ら奴隷を抱えていたものの、実は奴隷制廃止論主義者でした。

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タバコプランテーションで働く奴隷たち

しかしネイティブ・インディアンにたいしては「強制移住」の政策を公式に立案しています。何がなんでもインディアンたちを絶滅させようとしていたのだとか。

ところでジェファーソンは経営が不得意でした。せっかく煙草農園と大勢の働き手(奴隷)を手に入れたものの、財産を増やすどころか、経営難に陥りむしろ負債を抱えるはめになりました。

彼が亡くなった時には10万ドル(約1000万円)以上もの借金が残されたといいます。しかしジェファーソンの死後、彼の所有していた土地は高騰し7000ドル、現在でいう所の約14万ドル相当(約1500万円)で売却されました。

2位:初代大統領の給料は?ジョージ・ワシントン‐5億2500万ドル(約562億3000万円)

初代大統領
任期:1789年4月30日~1797年3月4日

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ワシントンはバージニア州に8000エーカーの土地を所有し、妻のマーサも父親から受け継いだ広大な土地を所有していました。

ワシントンが所有する土地には、約300人以上もの奴隷が働いていました。しかし彼は黒人にも人権はあると奴隷制度には肯定的ではありませんでした。しかあし一方ではやはり彼もネイティブ・インディアンは絶滅すべきだ、と考えていました。

初代アメリカ大統領に就任した時、「どのくらいの給料を受け取るべきか」を決めるのに頭を悩ませました。なぜならアメリカで“最初”の大統領になったがゆえに、参考になる目安の金額が皆目見当がつかなかったのです。

最終的に、連邦予算の2%の2万5000ドル(約260万円)に定まりました。

ワシントンが亡くなった時、彼の所有する不動産の価値は53万ドル(当時の金額)になる、と見積もられました。

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①ジョージ・ワシントン、②トマス・ジェファーソン、③セオドラ・ルーズベルト、④アブラハム・リンカーン

1位:アメリカの王族(名門)出のジョン・F・ケネディ‐10億ドル(約1071億円)

第35代大統領
任期:1961年1月20日~1963年11月22日

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ジョン・F・ケネディ(JFK)が「歴代アメリカ大統領お金持ちランキング」の1位か10位どちらなのか、非常に悩みました。なぜなら面白いことに、ニュース記事によって1位であったり10位であったりしたのです。

1位と10位では全然違うのに、記事や情報サイトによってまちまちなのでしょう?

考えられる点は2つあります。

  1. JFKは生前に(暗殺される前に)父親からの財産を受け継がなかった。(生前か死後の財産なのかをどのようにとらえるかによってJFKの推定資産額が異なってくる)
  2. いくつかのニュースサイトでは、1billion(10億)と1million(100万)を単純に間違えている可能性もあり。

しかし、List_of_United_States_Presidents_by_net_worthのサイトではJFKを栄えある「歴代アメリカ大統領お金持ちランキング」の1位としているため、今回はこの記事でも彼をナンバーワンとしました。

さてケネディ・ファミリーはアメリカの王族といってもいいかもしれません。ケネディ家のお金持の大半は、前述の父親のジョー(ジョセフ・パトリック・“ジョー”・ケネディ・シニア)のおかげです。

なぜジョーが子供たちに多くのお金を遺すことができたのかさまざまな噂や推測が飛び交っていますが、おそらく株式市場と不動産、そして禁酒法時代に酒の密造で一財産築き上げたからではないか、というのが多くの意見です。

JFKも亡くなった父親から直接の資産を受け継ぐことはなかったとはいえ、ケネディ家の富の恩恵に授かっていたがために「歴代アメリカ大統領のお金持ちランキング」の1位に輝くことができました。

ちなみにケネディ家の財産をさらに増やすことに一役買ったのは、JFKの妻だったジャクリーン・ケネディです。もともと彼女もアメリカ屈指の名門一族の出であり、実家もかなり裕福でした。

その上、ジャクリーンは夫のジョンの死後、ギリシャの海運王のオナシスと再婚。オナシスが亡くなった後、前夫のJFKの弟のエドワード・ケネディの協力の下、2600万ドル(約27億8000万円)もの遺産を勝ち取とりました。

さらに彼女はこの遺産を投資ビジネスにより約10倍に増やし、そのお金は当然ながらJFKとの間に生まれた子どもたちが相続しました。

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再婚相手のオナシスと腕を組んで歩くジャクリーン

そもそも大統領のお給料は?

以上、お金持ち歴代アメリカ大統領のトップの10人をご紹介しましたが、この中の誰ひとりとして、大統領時代のお給料でお金持ちになった、という人物は存在しません。

実際のアメリカ大統領のお給料はどんなものなのか?以下の表をご覧ください。(※過去の大統領が受け取っていた給料の金額は現在の貨幣価格と異なるため、現在の貨幣価格にした金額も記載しています)

このとおり、全体的に歴代アメリカ大統領の受け取る金額は、大国のリーダーにしては決して高額とはいえません。

余談ですが1969年当時、大統領だったリチャード・ニクソンは、それまでのアメリカ大統領が受け取ったほどのない、最も高額報酬を得ていました。

現在の貨幣価値に直すと、2014年にオバマ大統領が受け取った報酬金額の57万ドル(約6100万円)の約3倍にもなる金額です。

しかしリチャード・ニクソンの高い報酬金額を例外とみなすと、全体的にアメリカの歴代大統領はその肩書の割にはあまり高額な給料をもらっていない、ということになります。大統領の報酬で巨万の富を持つことはできないということです。

資産家に生まれないと大統領にはなれない?

さて今回のトップ10の人たちをもう一度見てみてください。10人の歴代アメリカ大統領のうち「家督相続」(妻の実家からの相続も含む)のおかげで資産家だったのは、なんと8人もいます!

前職がアメリカの大統領だったというブランドのおかげで書き物と喋りで稼いだ大統領(クリントン)もいます。残りは一代でのし上がったフーヴァーです。

これはやはりアメリカ大統領になる要素のひとつとして、最初からいかほどの十分な資産を持っているのかということも非常に重要なキーポイントであるようです。

つまりお金持ちになるために大統領を目指すのではなく、お金持ちだから大統領を目指す、というのが正解である気がします。

桁外れの大富豪大統領誕生か!?今後のアメリカ大統領の行方は

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もし次のアメリカ大統領にドナルド・トランプ氏が選ばれたら、今回の「お金持ち大統領」のランキングの順位が変わってくるのは間違いありません。

なぜならcelebritynetworth.comのサイトによるとトランプ氏の資産は87億ドル(約9318億円)、給料は6000万ドル(約64億2600万円)だというではありませんか!

もっとも記事によって氏の推定資産額は異なってきますが、いずれを見ても驚く金額ばかりです。よってもし彼が第45代アメリカ大統領になったら、言うまでもなく「歴代お金持大統領」の1位に飛び込んでくることでしょう。

これぞまさに資本主義大国!ですね。

ネット上ではアメリカ人たちが多くの意見を寄せています。

この記事の海外に対する反応

奴隷たちのおかげで裕福だった歴代大統領ばかりじゃないか!ヘドが出る・・・。

奴隷は所有者の財産と見なされていた時代だったから、奴隷たちのおかげで潤った生活を送っていた大統領がいたとしても、単純にそれを批判することはできないと思う。

ジョージ・ワシントンの妻のマーサは、父親から財産を受け継いだのではなく、最初の夫から莫大なお金を相続したはずだけど?

オバマの資産はどのくらいなのかな。

ランキングに入った歴代大統領全員を集めて、資本主義について討論をしてもらいたいと思うわ。

アメリカの大統領は、他の国の大統領に比べて給料が良くない、と聞いたことがある。それが故に、もともとお金持の人間しかアメリカの大統領の仕事をしようと思わない、と言われているよね。

「お金持ち大統領ランキング」と「奴隷オーナーだった大統領ランキング」に分けるべきだな。

ジョージ・W・ブッシュのファミリーも大富豪よね?なぜランキングに載っていないの?

ブルーカラー(貧しい労働階級)出身の大統領は存在するのかな?みんなホワイトカラー(上流)出身じゃないか!

ビル・クリントンはあっちこっちの国に呼ばれて高額ギャラでスピーチをしているよね。

しかも「アメリカはサイアク」って感じの内容のスピーチばかりだよね。アメリカ悪口スピーチのおかげで、大金持ちになってこのランキングに入れたなんて、なんてやつだ!

アメリカ合衆国初期の大統領はみんな奴隷を抱えているね・・・。

タバコの栽培畑でお金持だった、という大統領もいるけど、実は大麻を栽培していたんじゃないの?その方が大富豪になる利にかなっていると思うわ。

大統領としての資質はいかほどだったのか、いくらもっていたのか、というより資質ランキングの方が興味あるよな。

言うまでもなく、資産の額と、国を統率する能力は別の話。

出馬した時点でそれぞれの大統領はいくらの資産を持っていたか、という風にした方がいいよ。引退後や死後に入ってきたお金もカウントされているのはおかしいんじゃないか?

国民のために働かなかった顔ぶれもこのランキングに登場しているわね。

ビル・クリントンのスピーチを聞いたことがあるけど、妻のヒラリーの話し方によく似ていた。どっちが真似ているのかしらね?

ビル・クリントンに限らず、ここ50年の間に登場した大統領たちは、引退後スピーチ業で稼ぎまくっている。しかもがっぽりお金を支払ってくれる特定の金持ちグループ相手にしかスピーチをしていない。

アメリカの元大統領の誰かが、一銭にもならならい貧しい国の貧しい子どもたちの元に飛んでいってためになるスピーチをした、ということを聞いたこともない。

↑スピーチだけじゃない。元大統領の連中は本も書くのが好きだよね。大した業績がないのによくまあ「回想録」なんて出せるよね。

ニクソンもお金持だったはずだけどなあ。

【参考URL】http://www.therichest.com/rich-list/nation/the-10-wealthiest-presidents-in-united-states-history/
http://business.time.com/2014/02/15/the-10-richest-presidents-in-american-history/
http://www.deseretnews.com/top/2579/0/The-15-richest-US-presidents.html
http://parade.com/263979/linzlowe/who-was-the-richest-u-s-president-in-history/
https://en.wikipedia.org/wiki/Lady_Bird_Johnson
http://vintagevalueinvesting.com/who-was-the-richest-presidents/
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=392896450726024&id=358279854182174
https://www.washingtonpost.com/business/economy/10-richest-us-presidents/2012/02/21/gIQAGeHJRR_gallery.html
http://www.bankrate.com/finance/politics/us-presidents-who-were-deep-in-debt-2.aspx
http://www.politifact.com/punditfact/statements/2014/jun/29/bill-clinton/bill-clinton-i-had-lowest-net-worth-any-american-p/
http://www.dailyfinance.com/2015/08/13/donald-trump-richest-us-president/

資本主義国アメリカらしい結果だね。いいんじゃない?大統領サマたちはこの国をよ~く体現しているよ。

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この記事に対するコメント
  1. 奴隷精進 より:

    金を持っている奴は昔から悪いことをしていたのが多いっていうのは本当だったんだね。

  2. 日本の名無しさん より:

    小泉さん貧乏で笑った記憶がある。

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