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「超不便!休日に買い物できず…」何よりも休みを優先するスペイン【海外の反応】

2014/06/13
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日本人が欧州を旅行する時に戸惑うことの一つがお店の営業時間。スペインはキリスト教の習慣からほとんどのお店が日曜日には閉まってしまいます。

2008年からの大不況に苦しむスペイン

海外に誇れる産業のあまりないスペインにとって観光産業は生命線ともいえる重要な収入源です。特にガウディで有名なバルセロナ市には年中世界各国から大勢の観光客が押し寄せます。が、そこはあくせく働いてお金を稼ぐより休みを優先するスペインのこと。

都心に観光客に溢れる週末も店舗はほとんど閉まっているのが当たり前なのです。バルセロナ市商工会議所の調査によれば、もしバルセロナの都心に位置する店舗全てが日曜日に営業すれば、

なんと2億6千2百万円ユーロ(364億754万8296円)の収益に。

しかも、この収益は最低見積額でありクレジットカードでの支払いのみを対象にしているので、実際はもっと多大な収益が見込まれるそう。

スペインのメディアは
「日曜日にお店を閉めるなんて時代遅れだ、スペインはロンドンやパリ、ニューヨークを真似て発展するべきだ」
とこの習慣を批判しています。

日本に来たことのあるスペイン人たちは、
「週末にこそ買い物が思いっきりできる日本は最高だ、せっかく仕事が休みで買い物ができる日に店が閉まってるなんて不便すぎる!」
と言います。

日曜日に働くことを良しとしない根底にはキリスト教の影響があるのですが、現在のスペインは宗教離れが急激に進んだせいで、特に若い層には信者がほとんどいないのが実情です。
このニュースに寄せられたスペインや海外からの声をどうぞ。

【参照URL】
http://www.lavanguardia.com/economia/20140517/54408017084/barcelona-ganaria-262-millones-si-abriera-tiendas-los-domingos.html

この記事の海外に対する反応

ペルー出身だが、この国では週末に店を閉めるなんて誰も考えないよ。スペインは不況と言っても余裕があるんだね。

正確に言うと、バルセロナに店舗を持つ海外の企業が儲かるってことだと思うよ。

日曜日に働いたってどうせ給料は変わらないんだろ?子供たちや友達と一緒にいる時間を犠牲にして街の為に貢献するなんてまっぴらさ。

世界中から来る観光船の為に24時間営業したら、それこそものすごい額を稼げるんじゃないか?

店だけじゃなくて全てのミュージアムを日曜日に開けてほしい。

旅行客だけじゃなくて地元の人たちにとっても週末に店が開くととても便利になる。

中国人がこの街にどんどん押し寄せて商売を始めて成功していることをスペイン人は良く思っていないけど、彼らは働き者で商才があるから太刀打ちできないと思うよ。

この不況に仕事があるだけでもありがたいのに休日出勤を嫌がるなんてどんな貴族様だよ(笑)

旅行者が落としてくれる巨額の富の恩恵を僕が受けるのはいったいいつだろう?今のところ1ユーロも入金は無いんだけど?

結局いつもの通り、月600ユーロで奴隷のように働かされるのさ。

スペインとフランスの国境のアンドラ公国に住んでいるけど、ここでは日曜や祝日も店は営業しているし、店員は文句も言わず働いているよ。

日曜日に店が開いてないなんて文句を言う方がおかしい、日曜日はみんなビーチに泳ぎに行けばいい。

じゃあバルやレストランの店員も、博物館や病院の職員もみんなビーチに行けって言うんだな、泳ぐときには気を付けろよ、なんせビーチのライフガードも日曜には仕事をしていないんだから。

そんな考え方をしていると国が停滞するぞ、よその国は文句も言わず仕事をして成長してるのに。経済に対する考え方が古すぎる!

街全体の店舗に日曜日の営業をしてほしいとは言わないけど、せめて主要な通りや広場では営業して欲しいね。

旅行者が観光名所や町の中心で買い物をするために休日店を開く必要は無いよ、バルセロナの住民として休日に店を開く必要は無いと思うし、誰も望まないと思う。

全ての店が閉まる日曜はビーチへ、博物館が閉まる月曜は買い物に行けばいいのさ、まったく観光客ってのは勝手だな。

本当にその通りだ、日曜は散歩したり本を読んだり、息子のサッカーの試合を見に行ったりするもんだよ。

おいおい、他の人が何をするかに口を挟む必要は無いだろう?買い物をしたい人はすればいいのさ。休日に営業したい店舗はすればいいし、休日出勤をしなくてはいけないならするまでさ。その代り平日に休めばいいんだから。

でも結局利益を得るのは大企業や多国籍企業だけで一般市民は恩恵を受けないと思うよ。

まとめ

現在スペインの法律では日祝日に営業をすることは「違法行為」と見なされており、違反すると多額の「罰金」の支払いが課されます。またスペイン人の性格的に、「家族と過ごす時間を切り売りして休日に仕事をするのはあり得ない」んだとか。

また自分は働きたくないけど他の人が休日出勤して自分より多く稼ぐのは腹立たしいとの心理から、休日に営業する店舗へのバッシングも多いのだとか。

スペインの失業率は現在約26%、しかも16~24歳の若年層は50%を超えています。休日にも店舗を営業すれば、その分雇用が生まれて失業率が減るなどの経済効果があるだけでなく、住民にとっても観光客にとっても便利になるはずなのですが・・・

経済的に低迷するスペインが復興するには意識の改革が必要のようです。

休日にどこの店もやっていなかったら買い物はいつするんだ?日曜日に働いている人は平日に休めばいいだけじゃね?まぁ宗教上仕方ないならもうあきらめよーぜw

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    16歳から24歳って多くは学生でしょう。法律を改正し、宗教離れしているこの世代だけで、日曜日の小売店の営業をさせたら、大人の管理者が居ないと難しい?教育すれば問題ない。日曜日は家族と一緒に過ごしたいと思っているのは親だけで、子供の本音は、別だったりするよ。

  2. 日本の名無しさん より:

    罰金を払ってでも店開くような強者が出てこいよ

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