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海外からのワン切り詐欺にご注意を!イタリアで起こった電話被害

2015/05/25
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ここ最近、イタリア警察による警報が出たのが、携帯電話へのワン切り詐欺。

日本でもだいぶ前からよくある手口ですが、今回の発信元は海外のある国からということです。

イタリアでのワン切り被害

2015年1月、北イタリアのヴィチェンツァ市警察から、一般市民に対して注意勧告が報道されました。

『携帯電話にかかってくる、373という数字列から始まる番号に要注意』

この番号からかかって来る電話は、出る間もないほど素早く切れてしまいます。
なんとなく気になって、ついこちらからかけ直してしまうと相手の思うつぼ。

通話中には意味のわからない雑音やポルノ映画にあるような音楽が流れており、状況を理解するためについつい長く通話時間を取ってしまうとか。

その間、10秒ごとに1.5ユーロ(約200円)が引き落とされる仕組みになっています。
※1ユーロ=134円にて換算(2015年2月6日現在での為替レートより)

発信元はある国から

今イタリアで頻発しているこの手口は、日本の呼び名と同様の「Wangiri(ワン切り)」または「Ping Call」などと呼ばれています。

今回の場合、かかってくる番号は『373』から始まるものですが、これはルーマニアおよびウクライナと国境を有する東ヨーロッパ、旧ソ連国家の一つであるモルドバ共和国の国番号に相当します。

この国からコンピュータを利用して一度に何千件も同時にこのような電話をかけることにより、短時間にして数十万円もの利益を上げているのです。

被害者の中には、発信元の国と時差があるため、夜中など不自然な時間帯に電話を受けた人もいます。

ちなみに、盗られたクレジットを取り返すには警察に被害届を出す必要があります。

実際には、かかってきた見知らぬ番号へかけ直す人はそう多くはないと思われますが、中にはついつい気になって…とか、深く考えずにうっかりかけてしまう人もいることでしょう。

一度かけ直してしまうと、クレジットを盗まれるという被害に加えて、相手に自分の番号が有効であることを知られ、更に別の手口の詐欺を仕掛けてくる可能性を与えてしまいかねません。

常にアンテナを張って注意して!

基本中の基本ですが、大事なことは

  • 1.アドレスブックに登録されていない見知らぬ番号には、基本的にかけ直さない
  • 2.初めの数桁を確認し、どこからかかってきたか考える
  • 3.不審な番号をネット検索する。常習犯なら情報がアップされているかも
  • 4.電話番号も含め、自分の個人情報はなるべく教えない

 
・・・に尽きます。本当に。

簡単なことですが、現実に引っかかる人がいるからこそ、このような詐欺が頻発するのです。

このニュースが流れて、イタリアの皆さんはどのような反応を示したか。
ここで少し見てみることにしましょう。

この記事の海外に対する反応

みんな、こういう手口を知ってて何もしないんだよね。ちゃんと被害届をだした人っているのかな?

こういう詐欺は口コミでどんどん広げて、今後被害者が増えないようにしていくべきだ。

モルドバに支店を持つ電話会社の仕業だったりして!?

だから僕は知らない番号には絶対かけないよ。

私は途中で切れちゃった電話に自分からかけ直す前に、グーグルで番号を検索してみるよ。詐欺だったら、どこかの掲示板なんかに既に載ってることが多い。簡単よ。

僕たち市民が気をつけていなければならないだけじゃなく、国がちゃんとこういうことを指導していって欲しい。

知らない番号にはかけ直したことないよ!用があるなら、向こうからかけてくるだろうから。

かけ直すどころか、アドレス外の電話番号には出もしないよ。

私も用があって出られなかったり、途中で切れちゃったりした電話の場合は、知り合いの場合以外には自分からかけない。

途中で切れたら、先にかけてきた人がまたかけ直すべき。受ける分には被害は無いから。

詐欺だってわかってるんなら、当局はどういう対策をたててるんだろう?

モルドバに対し、何かしないのか?被害に遭ってる人は、まずその対策が合法かどうか検討して、許可を得て…なんてのろいことしてるのか?

携帯にかかってくる見知らぬ電話番号なんて大抵はセールスなんだから、かけ直す必要なし。

その前に、不審な番号だったら出ないのが一番だ。

用がある番号は全部アドレスブックに登録しておいて、それ以外の番号には出ない。

時々、アドレスブックにある人からかかってきても出ないこともあるけどね。

↑ 私も同じ!

詐欺にひっかかって、何ユーロか盗られちゃっても別に大したことないじゃない?

私の番号も『373』で始まるよ!イタリアに住んでるけど!

イタリアのFastwebっていう電話会社も『373』使ってるんだけど…

↑ でもイタリア国内からだったら『39(イタリア国番号)-373・・・』となるんだけど、この詐欺電話の場合は1つ又は数個の0の後に373と続くんだよ。

どっかの電話会社が、経営不振からそういう詐欺電話を発信してるんじゃないの!?

電話会社が、その詐欺の番号をブロックするようにするとかできないのかな。

いやな世の中になったな。

人を騙したり、ものを売ったりしてお金を求める電話が多すぎて、うんざりする。

本当の詐欺は電話会社じゃないのか?

電話会社はこういう事実は知らないんだろうな?

電話会社が携帯にプリペイドしたクレジットを、第三者に与えないようなシステムにすればいいことじゃないの?

↑ そのことを電話会社に聞いてみたら「色々法律があってややこしい」だって!

こういう詐欺をする人たちが罰則を受けることはまずないよね!散々人に迷惑かけておいて!

詐欺を考える人たちは、悪質さに限りが無いよね。

悪いヤツも進化する

途中で切れてしまった電話にかけ直すという律儀な人たちを陥れるこのような悪質な詐欺。

テクノロジーの進化で生活の中の色々なことが便利になっていく反面、それを利用した不正直者も進化していくという世の中ですね。

気を張って注意するべきことがどんどん増え、常に疑いの目を持って生活するというのはちょっと寂しい気がします。

【参考URL】http://www.liberoquotidiano.it/news/scienze—tech/11741758/Si-chiama-Wangiri-l-ultima-truffa.html
http://www.ilgazzettino.it/VICENZA-BASSANO/VICENZA/vicenza_truffa_telefonica_allarme_questura/notizie/1115690.shtml
http://www.ilgiornaledivicenza.it/stories/Home/1014103_la_truffa_basta_uno_squillo_e_il_credito_va_a_zero/

ジョニーも絶対かけ直さない!用があるならまたかけてね♪って感じ。かけ直す人とかほんとにいるんだな。まーでも仕事とかで「あの人(会社)かも!?」と思ったらかけ直しちゃうんだろうか…。それでも番号検索するけどね。おーこわ。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    海外でもワン切りって使われてるんだな 丁寧にもwikiまであるし
    昔 日本でもQ2時代にあったなー あの時は今回の数百円の被害でなく数万 下手したら数十万いくから性質が悪かったな

  2. 日本の名無しさん より:

    日本の場合は国外電話番号発信規制がるからね、こういう手口はインターネット黎明期からあった訳で……工口を見るためにセイシェル諸島やモルジブなどインド洋に浮かぶ小島に電話したり、そういう被害が多数あってKDDIがその国への発信規制を設けたりしたもんです。

  3. 日本の名無しさん より:

    Q2時代に騙されて5万位の請求になりそうだったんだけど、NTTがわざわざ電話で騙されてませんかって聞いてくれて、請求を取り消してくれた。

  4. 日本の名無しさん より:

    みんなQ2を思い出すねw

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