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たばこ訴訟で2兆3600億円!たばこが害になるなんて、誰も教えてくれなかったじゃない!?

2014/12/07
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フロリダ州のシンシア・ロビンソンさん。「夫はたばこの吸い過ぎが原因で死んだ」として、236億ドル(2兆3600億円)をアメリカで2番目に大きいたばこ会社、R.J.Reynoldsからみごと(?)勝ち取りました。

ケタ外れの賠償金に死んだご主人も本望?

シンシアさんの夫のマイケルさんは13歳の時にたばこを吸い始め、36歳という若さで肺がんで死亡しました。シンシアさんはニコチンが中毒になり、ガンになりやすいということをたばこ会社がきちんと忠告しなかったと訴えています。

2008年に訴えを起こし、判決がでたのが2014年です。マイケルさんが死亡したのが1996年ですから、足掛け18年。やはり「兆」ともなるとこれぐらいの根気と執念が必要なんですね…。

しかも裁判を開始したのは死亡してから12年後です。個人的には、12年間何をしていたのか気になるところです。

Reynoldsの副社長ジェフリー氏は損害額について「一般的に考えても、法律を鑑みても金額がひどすぎて、受け入れられない」と語っています。「この判決は常識の範囲を超えているよ。そして提出された証拠は全く矛盾している」とジェフリー氏は憤慨しています。

彼女の弁護士マイケル氏は、この損害賠償は個人のケースではもっとも大きいと語っています。また、一方”もし全くお金をもらわなくても、いいのです。わたしたちは何かを変えて、いくつかの命が救えたのなら…”とシンシアの弁護士ギャリー氏は言います。

裁判の本当の目的はたばこ会社が広告によって、子どもや若者たちがターゲットになっていくのを防ぐことだそうです。

稼げるの?たばこ訴訟

ところで、このアメリカの「たばこ訴訟」は、シンシアさんの例が始めてではありません。実は「流行ってるの?」と聞きたくなるぐらい多いのです。

訴訟内容は似たりよったりですから、勝訴の決め手はやはり「いい弁護士」と「長期戦」というところでしょうか…。

訴訟例1

8月、Fort陪審員はたばこ会社Reynoldsに対して、1995年38歳で肺がんで死んだスモーカーの家族に2,250万ドル(約22億5000万円)の損害賠償を含む3,750万ドル(約37億5千万円)を課した。

Reynoldsの弁護士は女性はたばこの危険性について承知していた。なぜなら彼女が吸い始めた時代は、すでにたばこ会社は警告のラベルを貼っていた。女性の家族の弁護士は彼女のような十代の女性がたばこ会社のターゲットなのだと主張。

訴訟例2

9月、1996年に肺がんで死んだ夫について3番目に大きなたばこ会社Lorillardに対して、2,500万ドル(約25億円)と1,000万ドル(約10億円)の損害賠償。

訴訟例3

2013年6月、たばこが原因で死んだ男性の妻、2,000万ドル(約20億円)賠償請求。たばこ会社は拒否。

訴訟例4

6月、フロリダのスモーカーへの賠償。フロリダの大手タバコ会社三社、Reynolds, Philip Morris、Lorillardの製品は欠陥がある、危険であるとして訴える。たばこ会社は危険な製品を売っているという証拠がないため、判決の見直しを要求。

アメリカ最高裁は控訴を拒否。賠償額を250万ドル(約2億5000万円)に下げてほしいというたばこ会社からの申し立てを拒否。

【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/news/article-2698740/RJ-Reynolds-tobacco-company-hit-23-6B-judgment-punitive-damages-widow-chain-smoker-sued-company-death.html
http://www.theguardian.com/business/2014/jul/20/chain-smokers-widow-awarded-23bn-in-punitive-damages-in-florida

この記事に対する海外の反応

弁護士は有名になって、裁判官も名が広まった。これは法律とかなんにも関係がない。

ただのショーだ。(イギリス)

なんか、まだ記事を読み間違えている気がしてならないんだけど…つまりこの女性は旦那さんがたばこを吸って、死んだために世界のお金持ちトップ30に入ったってこと?

大笑いだね。(イギリス)

つまりたばこ1本あたり50万ドルってことだね。(イギリス)

230億?ほんとばかばかしい値段だよな。(イギリス)

わたしは砂糖中毒で、砂糖は炎症を引き起こすの。今、リウマチを患ってるの。

砂糖会社を訴えられる?(カナダ)

↑アメリカだったらできるんじゃない?500億ぐらい?(カナダ)

たばこを吸うことは馬鹿じゃないよ。自分勝手だけどね。

たばこを吸ってない人だって、たばこの煙から害を被っているんだ。でも、スモーカーたちは全然気にしていないよ。スモーカーたちは、欲しいものを欲しいだけ享受しているんだからね。

もし、誰かがこの埋め合わせをしてくれるっていうなら、ノンスモーカーや罪のない子どものためにちょっと税金でも使ってくれればいいのにね。(スコットランド)

彼らにお金をあげるんだったら、もっとばかげた訴訟もいっぱい出てくるよ。

人々はアルコール中毒で死んだら、ビール会社を訴えることができるし、肥満になったら、マクドナルドを訴えることだってできる。いくらだって可能だ。

人は自分で責任を取ることを学ばなきゃ。(アメリカ)

これは本当にばかげている。

自分もスモーカーだけど、たばこを吸うのは自分の責任であって、たばこ会社は関係ないよ。常識だ。(アメリカ)

冷静な脳と普通の教育と正常な意識があれば、誰だってたばこが悪いってことは承知よ。

アメリカ人だけが「罠にかけた」とか「誘惑された」とか騒ぎたてて、弁護士を使って訴えるのよ。見え透いたお芝居よね。

それでアメリカ人は、他の国の人がどうして自分たちを浅はかだと思っているんだろう…って不思議がるのよ。(シンガポール)

裁判所は、たばこ会社がアメリカ人にうそをつき続けないようにというメッセージを送ったんじゃないかな。

常習性と有害な化学薬品を使っていることに対して…たばこに害があることなんて誰でも知っていることだもの。

たばこを吸うことを自分で選択したなら、他の人に文句を言っちゃだめだよね。(イギリス)

Billion(10億)じゃなくて、Million(百万)じゃないの?…タイプミスかなんかじゃないの?(インド)

昔、父は兄にたばこの害について再三注意してたのを思い出すわ。”おまえは棺桶に足をつっこんでるんだよ!”と言ってたっけ。

健康に害があることなんて、もう何年も前から知られていることよ。たばこ会社は”楽しみと有益”なんて宣伝してるけどね。

メンソールなんて”健康にいい”なんて言ってるんだから!(イギリス)

これって何かの冗談?

アメリカ人が地球上で最もかしこい人種だとは思ってはいなかったけど…たばこの悪影響なんて、あちらこちらであるじゃないか!

問題は影響がないと思ってたばこを吸っている人たちだよ。吸いたいだけ吸えるって信じているね…彼らは自分自身で害や危険性を理解できるほど賢くないんだよ。

そして自分のばかさのために他人を訴えるんだ。(イギリス)

まず、彼女はどうやってご主人が特定の会社のたばこを吸っていると証明できたの?全てのたばこが彼の死因になりえるよね。

また、今後たばこが原因で死んでいく数千人の人たちの保証をしていくの?彼らもみんな200億ドルもらえるの?

経済は崩壊するよ。(ブルガリア)

喫煙は命に関わることをたばこ会社は自覚しなきゃ。常習性があるように意図的に製造しているんだし。公共に否定されてもしかたがないわ。

彼らが作りだした損害は果てしないわ。彼らはもっともっと払うべきよ。(アメリカ)

これは単に同じことが起こらないように会社に対して、罰を与えてるだけなんだよ。たばこに常習性があって、健康に害があるのは確かだしね。

でも、簡単にすませるとタバコ会社は変わらない。9回も損害賠償を払ってたって、Reynoldsのような大会社には、なんの痛手にもならないんだから。(アメリカ)

たばこ会社をとっちめてくれて本当にうれしい。こうするしかないんだから。たばこは本当に悪いし、人々を誘惑する。子どもの時にね。(アメリカ)

みんな若い時に吸い始めて、やめたくてもやめられないんだよねー。

僕も15歳から始めて、やっと30歳でやめられたよ。たばこを始めるなんてばかだったと思う。一つの悪い決断が人生を左右するんだよね。

これらの会社は自分たちが何をしているか、知っているはずだよ。(イギリス)

金額を聞いたら、高すぎてびっくりするかもしれないけど、彼らが稼いでる金額をきいたらもっとびっくりするよ。

健康と良い物のためにお金を使う会社を始めるべきだよね。死じゃなくてね。(アメリカ)

これもある意味アメリカンドリーム?

死亡原因の責任がたばこ会社にあって、法的にその責任追求を…というより単純に「たばこ会社をとっちめたい!」だけのような気もしますが…アイデアしだいで億万長者になれそうですね。これぞアメリカンドリーム!

たしかにジョニーも、あんまりな訴えだな~と感じたよ。たばこが健康によくないって、な~んにも知らなかったのか?アメリカって、結構こういうような大それた訴えを起こす人がいるよね。何でもありかよッ!ってね…
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この記事に対するコメント
  1. レイシス・ト より:

    陪審員の頭ってどうなってんだろwww

  2. 日本の名無しさん より:

    アメリカのタバコ会社も大概なんだろうけど、一般市民も大概だな。
    企業が際限なく稼ぐから、市民も際限なく賠償を求めるんだろうね。
    社会全体としてはそれでバランスを取ってるんだろうな。
    でも巻き込まれる方は堪ったもんじゃないね。

  3. 日本の名無しさん より:

    伏流煙(字あってたっけ?)って、実は全然健康被害ねーんだろ?

    まー、煙草は臭ぇから迫害したくなる気持ちはわかるが、こんなのはただのファッショじゃん。

    原発の危険性を訴えるために、明らかな嘘たれ流す放射脳と言い、健康被害を訴える連中ってろくなのいないのな。

    1. 日本の名無しさん より:

      日本語の勉強頑張れよ!

    2. 日本の名無しさん より:

      しぇしぇしぇのしぇー

  4. 日本の名無しさん より:

    コカコーラとマクドナルドなんかも出来そう

    1. 日本の名無しさん より:

      「コカ・コーラは飲まない人と比べて糖尿病になるリスクを3倍高めます。」

  5. 日本の名無しさん より:

    つまりアレでしょ。
    糖尿病になったのは、板チョコのパッケージに「これを食べ過ぎると糖尿病になります」と具体的な病名が書いてなかったからだ、と言っているようなもんでしょ?
    当時からタバコと肺癌との因果関係は疑われていたのに、それを吸ったのは合意の上だからでしょ?
    しかも旦那が訴えるならまだしも、当事者じゃない妻の訴えなんて。
    「とにかく金を踏んだくってやる」という強欲な魂胆が見え見えなんですけど。

  6. 日本の名無しさん より:

    自分の身は自分で守れって銃所持許可してる国の癖にねぇ。

  7. 日本の名無しさん より:

    アメリカの訴訟はでたらめかつ不平等極まりないことは
    世界中によく知られている事
    自由の国wだからって
    俺がルールだを他国にまで押し付けるから嫌われる

  8. 日本の名無しさん より:

    まさにアメリカンドリームだなw

    1. 日本の名無しさん より:

      書こうと思ったら書かれてたとはw
      今の時代アメリカの貧民層が夢を掴むには訴訟しかないね

    2. 日本の名無しさん より:

      USA!USA!

  9. 日本の名無しさん より:

    アメリカの司法は、根本から腐っている
    アメリカの司法は、「弁護士」と「守銭奴」の無法地帯
    アメリカの司法は、真面目に企業努力(先進技術への背信)してきた人たちの唾する行為
    アメリカの司法は、このままではやがてアメリカ国内で産業が崩壊して廃れる行為

  10. 日本の名無しさん より:

    >>”もし全くお金をもらわなくても、いいのです。わたしたちは何かを変えて、いくつかの命が救えたのなら…”とシンシアの弁護士ギャリー氏は言います。

    これが余計に胡散臭さを増してるな

  11. 日本の名無しさん より:

    こんな額を要求した人がいますよって笑い話じゃなくて、通った話なのか・・・
    どうなってんだアメリカって

  12. 日本の名無しさん より:

    馬鹿馬鹿しくてわろた
    俺に0.01%ください
    それだけあれば働かなくても生きていけるんで

  13. 日本の名無しさん より:

    全てのアメリカ人の知能が低いのか、陪審員や裁判官の知能だけが特に低いのか、それとも全員狂ってるだけなのか……

    トヨタの件とかもあるけど、単に気に入らない企業を合法的にリンチしてるだけなのが正解だろうね

  14. 日本の名無しさん より:

    90年代後半にはパッケージに注意書きがされるようになってたと思うけどな
    この注意書きがされるようになって夫の死ぬ前にはしてなかったとして逆に訴えれると思いついたんだろうな
    夫が死んでたから訴える事が出来てよかったね!

  15. 日本の名無しさん より:

    行き過ぎた正義感がもたらすものって感じ

  16. 日本の名無しさん より:

    マクドナルドはコーヒーの火傷とかで訴えられてるけどな

  17. 日本の名無しさん より:

    こういうのとか、マックのコーヒーとか、滑って転んで~
    とかで、アメリカの訴訟の滑稽さは有名になったよねw

  18. 日本の名無しさん より:

    何事も限度ってもんがあるだろうに、何を基準にしてるんのか判らん
    アメリカは異常だよ。住みにくい国

  19. 日本の名無しさん より:

    泥棒に入った家で床が抜け、怪我をしたので家主を相手取って訴訟、勝利
    その後、不法侵入で逮捕。もうめちゃくちゃ

  20. 日本の名無しさん より:

    勝っても後で始末されてそう

  21. 日本の名無しさん より:

    >一方”もし全くお金をもらわなくても、いいのです。わたしたちは何かを変えて、

    世界からゼニゲババァと見られるように変わっただろうね

  22. 日本の名無しさん より:

    2兆3600億円ってどゆこっちゃ
    桁違い過ぎて

  23. 日本の名無しさん より:

    タバコで肺がんは科学的に立証されてないよ? できたらノーベル賞もらえるレベルだよ。
    肺に限らずガンは遺伝性の物だしね、でも世論はタバコで肺がんになるという事を推しているから、そこを逆手に取ったうまい稼ぎ方だと思う。
    褒められたもんじゃないけどね。

  24. 日本の名無しさん より:

    頭の悪い社会だ
    自分のママでも訴えて賠償請求すればいいんじゃないか

  25. 日本の名無しさん より:

    司法制度くさってるな。
    これが通るなら車会社、電気会社、飲料、化粧品、携帯電話とか
    なんでも通るんじゃね。
    アレルギーなどは多種多様、すべてのものにありえるし・・・
    金属アレルギーとかで、指輪作ってる会社訴えたりもありだな。
    体に悪いもんなんて五万とある。

    アメリカって民事訴訟でも陪審員制なの?
    こんなくだらないこと起きるなら、陪審員制はやめた方がいいよ

  26. 名無し隊員さん より:

    こういう言い分がまかり通るのは、間違いなく訴える側の市民と弁護士の薄汚い精神の現れでしかない。

    何でもかんでも訴えたもの勝ちという異常な社会。品性の下劣な人間だけが儲かる社会を体現している。

  27. 日本の名無しさん より:

    ぺヤングの件は、いくらくらい取れるんだろうか。

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