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年収1億円へのいばらの道 in ウォール街

2014/07/27
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今も昔もウォール街といえば資本主義の代名詞、“お金”のイメージが強い場所だと思います。映画“ウォール街”にみられるように巨額なお金がやり取りされるドロドロしたイメージすらあります。

アメリカでは2008年のリーマンショック前までは、有名大学卒業生の希望就職先第一位はウォール街の代名詞である投資銀行であり、多くの学生が受けることからその倍率は何百倍を超すと言われていました。

入社1年目から平均年収は1000万円を超し、生き残れば30代で1億円も夢ではないと言われていました。

当時はインターネット上でもどうすれば投資銀行に入社できるかといった議論が多く存在していました。しかしリーマンショック後は学生の希望就職先も投資銀行からNGO団体などにとって代わられました。

とある30代の男性が投資銀行の過酷さについてコメントを載せています。

“ゴールドマンサックスのアナリストを羨むべきではない”

私の友人の多くは大学卒業後モルガンスタンレーなど投資銀行大手に就職しました。彼らは車を買い、高額なマンションを借り、行きたい時にいつでも高額なレストランに行く余裕のある給料をもらっていました。

(入社1年目でおおよそ年収800万円以上と言われている)当時の私にとっては、とても羨ましかったことを覚えています。

しかし今は違います。2008年のリーマンショック以降、ボーナスは大きく減らされる一方、高額な税金を取られ入社する前に期待していたほどの金額はもらえません。

そして羨ましくない理由が3つあります。

1つめが勤務時間です。彼らの勤務時間は長いことで有名で1週間で100時間以上勤務することもあります。時給に換算すると3000円弱であり、最低賃金よりも高いがバーテンダー、配管工よりも低い給料である。

2つ目が仕事の質である。金融の仕事自体つまらないものである上に、黙々と何時間もスプレッドシートに数値を打ち込むことが求められます。

3つ目が家賃です。勤務時間が長いことからニューヨークの中心地に住まないと睡眠時間を確保できません。毎日、寝に帰るための部屋に高額な支払をすることとなります。

決して彼らの履歴書にゴールドマンでの勤務経験を書けることはマイナスとはなりません。

アメリカの資本主義において彼らは勝ち組であり、学生時代は長時間勉強し、社会人になってからは上司のために長時間働く彼らは尊敬に値しますが、決して羨ましいとは思いません。むしろみじめですらある。

これに対して多くのコメントが寄せられています。

【参考URL】https://medium.com/philosophy-logic/773e62022881
http://www.reddit.com/r/finance/comments/24p6uh/dont_envy_the_analysts_at_goldman_sachs/

この記事に対する海外の反応

あなたの意見に賛同します。ただ私が知っている限り支払いのために投資銀行に働いている人は少人数だと思います。

多くは新たなポジションにつくための経験としてか、会社のM&Aを成功させるために働いていると思います。

あなたの意見から推測するにあなたも依然投資銀行で働いていたのではないですか。そして辞められたのではないですか。

でもあなたの経験は次の職を探すうえで役にたったのではないですか。

資銀行の業務にはM&Aのように勤務時間が長い部署もあるけれど、トレーディング部門ではそこまで勤務時間も長くなく、給料もいいのではないですか。

22歳の若者が社会人1年目にしてそんな高給であることにびっくりしました。

ただ単に高給を得るために生活を捧げているのであって、それは個人の選択の違いでは。

今の時代、ヘッジファンドやPE業界の方が稼げるのでは。

このコメントを書いた人は実際にはとても羨ましいのではないですか。

羨ましいならMBAに2年間通い、この業界に入ればいいのに。

この記事は新入社員の目線で書かれている。私の彼女はゴールドマンサックスで働いていたが出世が早く、すぐに年収が5000万円になり、他社に倍の給料を提示され転職した。

2~4年後にはまた違う世界が見えてくるだろう。

私の知り合いのアナリストはとてもいいボーナスをもらっている。

確かに彼らの勤務時間は長いがそれは下積みであり、経験を積むことでどんどん給料が上がっていく可能性がある。それをバーテンダーと比べるのはおかしいと思う。

彼らの時給が上がっていくことはない。

人によって価値観は違うがお金が全てではないのでは。

このコメントを書いた人は中流雑誌の記者になれますね。

あなたは羨ましくないと言っていますが、代わりにあなたは何か行動を起こしているのですか。

一日に12時間以上働くことが苦痛ではない人たちからしたら、とてもいい会社なのではないですか。10年間勤務すれば経営陣レベルまで昇進することができますし。

もしあなたがワークライフバランスを重視するのであれば、アクチュアリー(数理人)になるかニューヨーク以外で働くべきです。

多くの人は嫌気がさして数年でMBAなり大学に戻っていくのでしょうね。

多くの人たちが次の職を得るための、つなぎとして勤務するためチームによっては平均在籍年数が1.5年だと聞きました。この業界で働いている人たちのゴールはいったいなんだろう。

もしゴールドマンではなく他社で勤務をはじめたのであれば勤務時間は短いかもしれない。しかしゴールドマンでの2年は他社での5年に匹敵するほどの環境である。

転職で有利になることを考えたらゴールドマンはいい会社だ。

投資銀行の給料が下がっているといっても、優秀な人材なら高額な給料を手にできるのでは。

まとめ

多くの人が高額な給料に驚くと同時に、投資銀行業務に係ったことのある人からは転職をしていくためにゴールドマンで働くことは、給料を上げていく上で有利な会社であるなどシビアな意見も聞かれました。

日本では終身雇用が崩れつつあるとはいえ、まだアメリカの資本主義の浸透度合いに比べると、日本はまだそこまでドライではないのかもしれません。

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