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幼稚園になにを求めるのか!?親のホンネ、教えちゃいます。

2013/12/04
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大切な我が子が初めて社会と触れ合う場所が幼稚園です。昨今は共働き増加によって保育園の人気が高まり、地方になると定員割れの幼稚園も出てきています。

そもそも、幼稚園ってなにをするところなんでしょうか?幼稚園の役割を考えた時、親御さんならではの疑問は次々に出てくるものです。

そこで今回は、そんなお悩みの一つであり、最大のポイントである“のびのび幼稚園”と、“勉強系幼稚園”について考えてみたいと思います。

因みにさまざまな言い方がありますが、ここでは、読み書きや音楽、幼児英語といったものを重視している幼稚園を「勉強系幼稚園」、これらに特にこだわらず、日々屋内外で自由に遊ばせる幼稚園を「のびのび幼稚園」という言い方とします。

勉強系幼稚園のメリットデメリット

まず勉強系幼稚園のメリットを見てみましょう。幼稚園のカリキュラムに、読み書き、英語、音楽、体操、水泳などなどが入っているので、幼稚園の時間内に沢山の経験が出来ます。

もしこれを園外で経験させようと思ったら、おけいこ事としてそれぞれの教室に行かなくてはいけません。送迎だけでも物理的な時間が必要になりますが、なにより教育費(月謝)がかかります。さまざまなカリキュラムの中で子供が何に興味を示すかがわかり、興味のあることを、小学校以降に個人的に伸ばすこともできます。

デメリットとしては、一概には言えませんが、のびのび幼稚園よりも学費(月謝)が高くなります。外部からさまざまな講師を招いてレッスンをしているので当然かもしれません。例えば毎月1,000円高い幼稚園に入れるとすると、3年間では学費だけで36,000円の差が出ることになります。

また、幼児期に重要な「友達と遊ぶ」という時間がかなり限られてしまいます。一般的な幼稚園は朝9~10時くらいに登園、14~15時くらいには帰宅するという限られた時間内で沢山のカリキュラムを組むことになり、幼稚園の中でお友達と遊ぶ時間はかなり少なくなります。子供は遊びの中で自ら考え社会性を高めると言われており、この遊びという時間は実は大変重要なのです。

のびのび幼稚園のメリットデメリット

のびのび幼稚園のメリットは、とにかく屋内外で友達と遊ぶ時間が十分にとってあるという点です。子供たちは遊びの中で社会性、協調性、独自性、発想力など、これからの人生の全ての素になることを学びます。また、特別なカリキュラムはほとんどありませんので学費が安くなります。

デメリットとしては、早期教育という面から見ると教育的な経験をする機会がなかなかないので、子供が何に興味を持っているのか、どのような方面に取り組めば良いのかということを園内で知るには限界があります。

ここでちょっとお知らせしておきたいことは、のびのび幼稚園への誤解がある点です。よく親御さんの中でのびのび幼稚園=放任主義と思っている方がいるようですが、のびのびと放任は全く異なるものです。

のびのび幼稚園の多くは自由な環境の中で規律や協調性を教え、基本的な挨拶や感謝の心といった「人として大切なこと」への教育は徹底しています。決して放っておくだけの幼稚園ではありません。

幼稚園選びの大切なポイント

勉強系幼稚園でものびのび幼稚園でも、大切なことは子供本人が行きたいと思う幼稚園に通わせることです。親と先生方の信頼関係があり、子供が安心して通える場所であれば、子供はきっとその幼稚園の事が好きになって通うようになります。

子供が行きたいと思うかどうかを判断するには、事前に園の解放日や体験入園を利用して、子供をその空間の中で過ごさせてみるのが一番確実です。親御さんも見学できるなら、先生たちがどのような方針で子供たちに接しているのか、悪い事をした時にどのような対応を取るかというのをしっかりとチェックしましょう。

最後は親の希望を押し付けることなく子供の考えを尊重し、楽しくて充実した幼稚園生活をプレゼントしたいものです。

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