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【ブラジルの今】貧困に苦しむ国民「強盗に遭ったらだまって差し出せ」

2014/06/29
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gdefed
ブラジルワールドカップも間近、ブラジル人アーティスト、パウロ・イトが学校の木扉に描いた絵が世界中でセンセーショナルな話題となりました。

”この少年は飢えて泣いている”

食事のテーブルの上にはサッカーボールが載せてあります。この絵は何を意味するのかは明らかです。

ブラジル政府は国民が貧困のどん底にいるのにかかわらず、国民を救うかわりに国民の税金を大量にワールドカップとオリンピックの施設代に流し込んでいる!!

という強烈なメッセージがこめられています。

アーティストは語ります。

『この絵はFIFAカップについてのまた違う視点からの見方を伝えるものだ。政治家がこの絵が世界中にばらまかれてることを知って動揺することを願う。そんなことにではなくもっとためになるお金の使い方を考えて行って欲しいんだ。』

FIFAワールドカップ2016の開催地リオデジャネイロの犯罪率の高さは有名です。2010年、人口10万人に対する殺人事件の割合は日本の 約30倍となっています。(外務省 海外安全ホームページ)

同時期に報道されたイギリスBBCの記事ではこんなことが書かれています、

ブラジル警察自らがワールドカップ時に案じられる犯罪多発への対策として『ワールドカップを犯罪に巻き込まれることなく楽しめる究極のコツ』などというのチラシを作り旅行者にむけて配布することを計画した。

そこに書かれたことは、なんと、「追いはぎにあったらじっとしていろ」「叫ぶな」「議論をするな」などばかり。

これらのパンフレットは6月、サッカー観戦に訪れるファンに領事館の職員たちからひとりずつ手渡しされる予定だ。

ブラジルで急増している犯罪”ラトロシニオ”、これは泥棒が殺人に終るケースだ。サンパウロでワールドカップの警備を総括するマリオ・ライテ氏は語る。

『ブラジルの中で現在起こっているこの犯罪の凶悪さ、どれだけそれが頻繁に起こっているかを旅行者は全くわかってないからだ。』

彼は念を押すようにことばをつなげる。

『そしてこれは事が起こってからでは遅すぎるのだ。』

ブラジルは2012年殺人発生率の世界ランキングの第1位に君臨した悪名高い国である。10万人中25.2人の割合というとんでもない高率で殺されている。

6月12日からのほぼ1か月の間、少なくとも60万人の観光客がブラジルを訪れると考えられている。華やかなワールドカップのイメージからかけ離れたこれらの物騒な報道に世界の人々の声は驚きが隠せないようです。

【参考URL】http://www.independent.co.uk/news/world/americas/world-cup-2014-brazil-street-artist-paulo-ito-taps-into-countrys-anger-with-mural-of-starving-child-eating-a-football-9407393.html
http://www.viralnews365.com/article/A-Brazilian-Street-Artist-Has-Created-the-World-Cup-s-First-Viral-Image-1400638863.html#.U35hlYWmUhQ
http://www.sbs.com.au/news/article/2014/05/23/brazilian-street-artist-creates-world-cups-first-viral-image
http://fusion.net/culture/story/brazilian-artist-paulo-ito-created-viral-street-art-703972
http://www.slate.com/blogs/the_spot/2014/05/20/paulo_ito_world_cup_a_brazilian_street_artist_has_created_the_world_cup.html
http://www.bbc.co.uk/news/blogs-news-from-elsewhere-27373457
http://www.independent.co.uk/news/world/americas/world-cup-2014-brazil-police-advise-tourists-not-to-argue-if-they-are-targeted-by-robbers-9357311.html
http://www.reddit.com/r/worldnews/comments/25cztc/brazil_police_warn_visitors_dont_scream_if_robbed/

この記事に対する海外の反応

ブラジル人としてほんとうに心を痛めてるよ。巨大な金が国民が最も必要としてるヘルスや教育に行かずにこんなことに使われる。

そのうえ最悪なのは不正直な政治家がポケットマネーに横領するってことだ。

ワールドカップが終ると次はオリンピックだ。狂気の沙汰のこの2つのイベントが終わるとブラジルは借金大国になり、途方も無く暴力と政情不安に落ち入るだろうな。

おれに言わせればスタジアムに中で行われるゲームよりその外のゴタゴタのほうが面白い。

気をつけろ、そこには審判はいないんだぞ。

ほんとうにラインズマンがストリートに立っていたらすぐに飢餓の子供やホームレスは救われるのにな。

そういえばオレが何年か前数人でリオデジャネイロに観光に行ったとき、ガイドが案内してくれたんだけど彼は後でわかったんだが警備員だったんだ。どこかに行くときにはいつも彼がついてくるのでうるさかった。

オレたちだけでビーチに行こうとしたら「お願いだからタオル以外のものは置いてってくれ。」と懇願された。プラスティックの腕時計までダメと言われたんだぜ!

ビーチに行くまでタクシーがひっきりなしに赤い点滅のライトをノンストップで点けて走っていて異様だった。ビーチにいったらぶったまげた。海上警備員たちがみんな銃を装備してるんだ。

そのうえ自称ガーディアンエンジェルズのギャングたちがビーチをパトロールしていたがそれも怪しげだった。

その後ガイドはオレたちをショッピングやクラブに連れて行ってくれたが、いちいち誰かにお金を払って車を見張っててもらってた。それからラジオをいちいち外して持ち歩いていた。

オレは彼が被害妄想にかかってるんじゃないかと思ったが、そうしないと瞬く間に盗まれるからだったんだ!

どんな瞬間も危険がどこから来るかわからないので、四六時中あたりを警戒して歩きちょっとでも目につくようなものは絶対に身につけてはいけないんだね。

それがブラジルなんだよ。

きっと、ガイドが車の見張りのためにお金を払っていた「誰か」ってもし金を払わなかったら、当然のように車を破壊してモノを盗むか車ごと盗んでたんじゃないの?

ブラジルは影に巨大犯罪シンジケートがあるからなあ。組織的な犯罪が頻発するんだ。

僕も犯罪率の高い所に住んでるけどリュックは背負わないようにしてる。背後から誰かが来てジッパーを下げて中のものを盗んで行くような気がして仕方ないから。

ブラジルではジッパーを下げられる恐れじゃないんだ。ここではガンを持って脅かすので君が自分でリュックの中身もポケットの中から何もかも差し出すんだ。

悲しいことだけど、ブラジルでは暴力が近年で恐ろしいほど急激に増えている。

これまで僕は海外で勉強を何度かして来ていて、その中の2年ブラジルにいたんだけどその間3度強盗に遭った。

3度のうちの2度は真っ昼間の通りの群衆のど真ん中で起こったんだ。しかも僕は友だち何人かと一緒だったんだぜ。

1度目は僕らは英語を話していたわけじゃないんだけど、赤毛とブロンド女とブロンド男と一緒でリオではもうあきらかに目立っていたんだ。

ある男がそっと近づいて来て耳元で「ドル札と渡せ」といって来た。僕は「いや、持っていない」と答えたら、そいつは体を僕につけてきて、脇腹に銃を押して来たんだ。

なにか忍者の技でも身につけているかの様な身のこなしだった。

僕は持ってるだけの札を出して手渡そうとしたら、「お前のポケットにもどせ、目につくように渡すな」と指図された。その通りにしたら彼は再サイドポケットから現金と携帯電話まで取って行った。

それからしばらく一緒に歩くように命じられ、ある地点で彼は何気なく別の方角に別れていって消えた。

全く同じパータンで友だちもやられた。銃じゃなくてナイフだったけど。

2度目も同じメンバーで歩いてるときで、一緒にいた友だちがお金を地面に捨てたんだ。

強盗は「金を投げ捨てるな、バレるじゃないか、拾え!!」と言ったけどもう遅くて、まわりの人が声を上げてくれたので泥棒は逃げ去って救われた。

3度目はクレジットカードをコピーされた。3日間で7000ドル(71万円)降ろされた。

今この犯罪がブラジルでは多発していてかなり問題になってるらしい。ワールドカップやオリンピックまでになんかはぜったい収まらないよ。

怖いと思ったことはそのつど警察に訴えても何もしてくれないことだった。その強盗の人相ひとつも聞かれなかった。盗まれたというとokという一言だけでおしまい。

そんでぼくが最も言いたいことはこうだ。

『ブラジルはワールドカップやオリンピックをやれる国では全くない!!!』

ブラジルは195cmで90kgもある僕を完全にパラノイアにして野外を一人で出歩くのもできないようにしたんだから。

ブラジル人だけどワールドカップもオリンピックも来ないほうがいいよ、と薦めとく。

カード詐欺に関してアドバイスだけど、その週使う分の現金だけを銀行口座に入れておく。残りの現金は安全な場所に保管。決して口座引き落とし機能のあるカードを作成しないこと。

FIFAもオリンピック委員会もそんなことがわからないんじゃよほど腐食してんじゃないのか?金だけの世界だ。

ブラジルに住んでまだ3か月だが、ここでは一度強盗に遭ったら生きるか死ぬか五分五分の確率だ。冗談ではないんだ。

他の国にいるようなただのごろつきとは完全に違う、武装したギャングだからだ。君がちょっとでも身動きしようものなら殺害する用意があるんだ。警察が来るのは死体になってからだ。

オレの友だちはリオのコパカバーナのビーチで抵抗して上半身を刺されて死んだ。たった4秒間のでき事が家族にとって一生のトラウマになったんだ。

去年の10月リオに仕事で2週間過ごした。僕は180cm、74kg、白い肌、青い目のアメリカ人なんだけどブラジル人の同僚に言われた。「決して一人で外を歩くな」って。どんな場所にも、どんな時間帯も。

ブラジルにはとにかくいろんな人がいるんだと思う。

僕にとっては全体的に善人で正直なのが大半だった。食べるものもうまかった。ピザや焼いたもの、ケーキもおいしかった。

オレが行ったときあそこで感じたのはたくさんの人々の目が心の傷のために、痛ましかったってことだ。そこにあったのはオレがかつて出会ったことのないような悲しみの貧困の目の色だった。

人々は生気もなく弱々しかった。屋根のない小屋の中が見えてモーターバイクに裸足の子供たちが這い登っていたんだ。

いきなりそばの道路で野良犬が車にひかれ、恐怖と苦しみで叫んでいたが数分後に死んだ。するとその周りにいた人がひざまずいて犬を黙ってほうきで掃き取り、向こうに持って行ったんだ。

でも誰も泣きもしなかった。ほんとうに悲しいだけの光景だった。それでも、またおれは再びあそこに行く様な気がする。

まとめ

ワールドカップもオリンピックも何もかも忘れてそれだけを楽しみたいのは山々ですね。

でも、見たくないのにその周囲にある風景がこのように見えてしまう、ということにどのように私たちは考えればいいんでしょうか?

とにかく行く人は、どうかくれぐれも犯罪に遭うことのないように。

ブラジルの景気はよかったんじゃないの?って思うけど。BRICsって合ったよね。ブラジル、ロシア、中国、インドって言われてたけど。ロシアの実態も相当経済状況悪いよね。

ブラジルは鉱山資源も多いしワールドカップ効果でいい施設もできたしよかったのでは!?

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この記事に対するコメント
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