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生まれつき薬物中毒…母親と赤ん坊専用のリハビリ施設

2017/12/04
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芸能ニュースでよく扱われている話題と言えば、華やかな世界で活躍する芸能人の「違法薬物乱用事件」。

かつては、大麻や覚醒剤といった違法薬物の使用で逮捕されるのは、社会的に地位を得た著名人や芸能人、そして暴力団員といった特定の人に限られていました。

しかし、今では一般市民、そして中高生までもが、薬物を気軽に入手できる時代になっています。

この傾向は日本に限った話ではありません。国連薬物犯罪事務所(UNODC)の「世界薬物報告2016」によれば、アメリカではヘロイン使用者が2003年から2014年の間に3倍も増加し100万人に。

これに伴い、ヘロイン乱用者の死亡事故も2000年より約5倍に跳ね上がり、中毒者が引き起こす事件や事故、そして医療費などを含めると、アメリカ政府に年間約50億ドル(約5583億5000万円)の財政負担が重く圧し掛かっていると言われています。

麻薬大国:イギリス

EU諸国も例外ではありません。欧州員会のアブラモプロス氏によると、EU
市民の間で、違法薬物を一度でも経験した事のある人は9300万人以上。
特に安価な薬物が簡単に入手できる今では、若者の間での薬物使用が深刻化しています。

しかし、そんなEU諸国の中でも、最も危険な状況なのがイギリス。

EU諸国内で違法薬物の過剰摂取が原因で死亡した3人に1人は、イギリス国内で報告されており、イギリスでの不法薬物の過剰摂取による死亡者数は3年連続で増加し続けています。

イギリス政府に掛かる膨大な負担

昨年には、イギリスのイングランドとウェールズでの薬物(違法と合法を含む)による死亡者数は、国家統計局(ONS)が1993年に調査を始めてから最高となる3744人(男性2572人、女性1172人)を記録。

死亡原因は、医師から処方された極めて強力な鎮静剤「医療薬物」の乱用や、違法薬物の過剰摂取によるものが70%を占めていますが、英国犯罪調査(CSEW)によると、高純度コカインの人気を背景に、コカイン利用者が前年に比べて16%上昇しており、この事が死亡率の更なる増加につながっている可能性もあると示唆していました。

薬物依存からの回復を目指して

薬物乱用者が増加すれば、乱用者による犯罪率が増加するのは一般的。

ヘロイン中毒者を例にとってみても、彼らがヘロイン購入の為に使う費用は月約1400ポンド(約21万円)。これは、イギリスの住宅ローン平均返済額の2.5倍にあたる金額。

この高額な麻薬購入費欲しさに、多くの中毒者が万引き、押し込み強盗、詐欺、売春など、様々な犯罪に手を染める事となります。

国民保険サービス(NHS)の報告書によれば、現在では、麻薬関連犯罪に139億ポンド(約2兆938億円)、麻薬乱用者の死亡事件に24億ポンド(約3615億)、そして麻薬乱用者の治療に4億8800万ポンド(約735億円)と、麻薬に関連する費用は年間約154億ポンド(約2兆3179億円)にも上っているのだそうです。

母と子のリハビリ施設

非常に残念な話ですが、最近では、母親が薬物依存者の為に、生まれつき薬物依存として誕生するの新生児も増えてきています。

NHSの統計では、薬物依存の状態で生まれた新生児は

  • イングランドで1087人(2014年~2015年)
  • スコットランドで987人(2012年~2015年)
  • ウェールズでは75人(2015年~2016年)

が記録されています。

母親の胎内に居る時に、胎盤を通じて常に薬物を体内に取り入れていた赤ん坊は、誕生した瞬間から薬物が途切れる事により、けいれんや吐き気、そして長時間にわたり泣き叫ぶなど、様々な離脱症状に苦しむ事となります。

薬物依存として生まれた赤ん坊は、通常、薬物依存の母親とは引き離され、母子は別々の施設で薬物離脱治療を受ける事となります。

そして、赤ん坊は自らの治療が終了すると、母親の依存治療が終了するまで、福祉施設や里親、そして親類などに預けられ、実の母親と長期間離れて暮らすケースは珍しくありません。

しかし、最近では依存症の母親に生きる目的をより明確にさせ、依存症治療をより効果的にする事を目的として、依存症の母子が共に同じ施設で治療を受け、一緒に生活できるリハビリ施設が創立されるようになっています。

この記事の海外に対する反応

薬物が違法だからみんな手を出すんだよ。

薬物を合法化して、高い税金を課すの賛成!

合法化して犯罪率が減り、安心して暮らせる社会になるのならば賛成。

自己責任とは言え、麻薬の合法化はまずいでしょう…。

bayで麻薬が販売される日が来るかも!?

学校で薬物に関する教育をすべき。

イギリスって、アル中と薬中大国。

アルコールが合法なら、麻薬も合法化してもいいと思う。

麻薬の合法化よりも、違法薬物に手を出させない方法を考えるべき。

薬物中毒者の過去や家庭状況などをよく調べ、社会全体で彼らに手を差し伸べる社会構造を作っていくべき。

今の若い奴はファッション感覚で薬物をやってるからね。

そんな奴らに同情の余地は無し。

母親が原因で薬中になった子供達。母親はどうして逮捕されないわけ?

逮捕すれば、子供の人生を更にぶち壊す事に成るのは確実。

リハビリ施設を出て、完全に薬物を絶った人の割合を知りたいね。

24時間監視のリハビリ施設を出たら、即薬物に手を出すのが目に見えているような…。

薬物から抜け出せない母親なら、里親に出された方が子供は幸せだと思う。

中毒になるとおしまいだよ。人生既に捨ててんだから。

重し圧し掛かる財政負担

生まれつき薬物中毒の赤ん坊の数は、アメリカでも増加傾向にあり、10年比で約5倍も増えています。

因みに、先ほど紹介した母子が共に離脱治療を受ける事の出来る施設に掛かる費用は、週1500ポンド(約23万円)。

しかし、社会福祉関連予算の大幅な削減が既に発表されているアメリカとイギリス。

今後、このような施設を公費で利用する事も難しくなると考えられ、両国での薬物依存者の数が減少する見込みは、全く無くなったも同然の様な状況に陥っています。

妊娠しても麻薬やめられないなんて、どうしようもないね。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    アヘン戦争を起こしたイギリスが薬物で自滅していく…
    危険な物なんだから国内流通は完全に封鎖しろよ

  2. 日本の名無しさん より:

    新堂エル先生の作品『変身』のように子供を産むのは夢の中だけにしておけ。
    その為にも妊婦は最後に全部使い切るようにね。

  3. 日本の名無しさん より:

    違法薬物の中でも危険な奴を中国人が密輸してて、
    アヘン戦争の報復だって聞き流してたけど………

    合法化って頭おかしいでしょ

  4. 日本の名無しさん より:

    サウスパークのネタみてえな話だなw

  5. 日本の名無しさん より:

    牢屋に入れてほおっておけば良いのに

  6. 日本の名無しさん より:

    >しかし、今では一般市民、そして中高生までもが、薬物を気軽に入手できる時代になっています。

    あんたどこに住んでるの?

  7. 日本の名無しさん より:

    >この傾向は日本に限った話ではありません
    日本より欧米の方がドラッグ依存がはるかに深刻なのに、こういう誤解を与えるような表現には疑問を感じます
    私は※6とは別人ですが、同意見です

  8. 日本の名無しさん より:

    欧米では個人の自由を最優先するのでドラッグには非常に甘いけど、犯罪に走ったり廃人になって就業不能になったりで社会的にはマイナスだね
    日本は今でも欧米崇拝している人が大半だけど、こういうのは真似しないで欲しい所

  9. 日本の名無しさん より:

    いや薬物は日本でも手軽な場所は手軽だよ、大阪では一時期脱法ハーブの自販機なんかあったし、今は脱法ハーブは難しいかもだけど、また新しいのが流れてるでしょ。
    脱法ハーブの自販機なんて大人より、怖いもん無しをアピールしたい思春期や反抗期の学生が、昭和のシンナーのように容易に手を出してる。
    だからって、欧米欧州の様に沢山の人間が手を出してはない、日本はないでは、この国にも薬物に手を出して破滅した人は見逃されるばかりだなって思う。今は少人数だろうど問題にして薬物に対する態勢を整えないと。

  10. 日本の名無しさん より:

    この薬物中毒女たちは子供がいれば逮捕されないという目的で、妊娠しているかもしれない。

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