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お金の魔力は無垢な3歳児すらケチにしてしまう!そのおぞましい影響力とは

2017/02/20
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古今東西、根強くはびこっているいるものと言えば「汚職」。並外れた意思と志を持ち、理想的な社会の構築の為に立ち上がったはずの政治家達ですら、いつしか理想の社会を作るために得た権力を、公共の利益ではなく、私欲の追求のために行使します。

「権力は腐敗する」とはよく言ったもので、権力を獲るとなぜか膨大な富が生まれ、気が付けば私欲の限りを尽くし始めるのが常です。

今では叩けば必ず埃が出てくる東京都ですが、その中でも記憶に新しいのが、前東京都知事の舛添氏。

公用車を利用しての別荘通い、政治資金900万円を使っての美術品購入、年間出張費3億5000万円、豪華ディナーなどなど、呆れるほど溢れ出てくる汚職問題。彼ら政治達は都民の期待を裏切るどころか、嘲笑うような行為を平気でしているように感じます。

しかし、お金に目がくらむのは、決して権力を手に入れたお偉い人達だけではなかったのです。実はお金の概念すらわからない3歳児ですら、ポジティブな影響を与える反面、お金に目がくらんでしまい、利己的にさせてしまう魔力があったのです。

今回は、お金が子供に与える恐るべき影響を調べた実験をご紹介しましょう。

お金は子供を自己中にする?実験①ポーランド編

まず初めはポーランドで行われた2つの実験です。

1つ目の実験は、子供達を硬貨を仕分けるグループと、ボタンを種類毎に仕分けるグループに分け、グループ別に分類作業をさせます。そして作業終了後、子供達全員を違う部屋に移し、時間制限なしで迷路をさせ、2つのグループの結果の違いを調べます。

気になる結果はというと、お金の分類作業をした子供の方が、より長時間、そして忍耐強く迷路に取り組んだ上に、正解率も高かったとのだそうです。これはお金が子供達に良い影響力を与えたという結果になっています。

そして別の実験では、3歳児を硬貨と紙幣を仕分けるグループと、ボタンと紙切れを仕分けるグループに分けて作業をさせます。

そして作業後に違う部屋に移動させ、子供達に「次の実験をする子の為の準備を手伝ってほしい」と頼み、子供全員にバスケットを与え、部屋の一番隅にある箱の中からできるだけ多くのクレヨンを入れて来るようにお願いします。

そこで出た結果は、ボタンの仕分け作業をした子供達はより積極的に手伝いをした一方で、お金を触った子供は人助けには消極的だったそうです。

ここでは、前回の実験とは逆に、お金が知らず知らずのうちに、子供達をより利己的にさせるマイナスの影響を与えたのでした。

お金は子供をケチにする?実験②アメリカ編

お金に対する概念は国によって多少異なるため、実験結果にも影響を与えるものです。そこで次は3歳から6歳を対象にしたアメリカの実験をご紹介しましょう。

実験前には、子供達に自分が使用したものは全て片付け、椅子も机の中に入れる事を明確に告げておきます。

そしてその後、米貨幣の入った箱を与え、時間制限を設けずに自由に好きなだけ触らせます。その間、実験者は子供達に気づかれないように、それぞれの子供がお金を触った時間を計っていました。

その後、子供達は違う部屋に移され、その際には、実験者は子供達が移動の前に告げたように、どれだけ部屋を片付け、椅子を机の中にしまっていたかを調べておきます。

そして新しい部屋に移動後、実験者は次の実験に参加する子供達の為の準備を手伝うか、或いは、自由に遊んでも良いという選択肢を与えます。

実験の最後には、全ての子供に3つのおもちゃを参加のお礼として渡し、「その貰ったおもちゃを違う学校の子供を喜ばせるために、貰ったおもちゃを自ら差し出すか」という質問を投げかけます。

この実験で浮かび上がった結果は、より長い時間お金で遊んだ子供は、部屋を片付ける事も、次の子供の為の準備を手伝う事も、ましてや他の子供を喜ばせるために、自らおもちゃを差し出す事にも消極的でした。

つまり、より自己的で、他者に無関心な上に、ケチになったという結果が出たのです。

この記事の海外に対する反応

3歳で欲深くなるとは…。

汚職は人間が持っている本質で、防ぐことは出来ないもの。

お金には魔力があるね。

お金に対する教育が必要という事ね。

↑道徳レベルを上げる教育も必要だよ。

お金で物を買っている親を見ていると、子供は自然とお金には凄い魔力がある事を学んでいるのでは?

興味深い実験だね。

子供のレベルでこういう結果が出るんだから、権力者が欲深くなるのはごく自然な事。

権力者が社会貢献に参加し、庶民感覚を取り戻すことはとても大切な事だよね。

平等であるはずの共産国も汚職まみれ。政治は一番信用できないね。

政治ではなく、政治家が信用できない。

理想的な社会とは、どんな社会なんだろう?

人間の欲にはキリが無いよ。

子供にお金の使い方を教えるのも、親の重要な役目だという事。

↑親自体が欲深かったら最悪だね。

多くの親がお金の管理の方法を知らないのでは?

給食費払わないで、携帯通信費を払う親が話題になってたし…。

幼い時からお小遣い制にして、欲しいものは自分のポケットマネーを使う。これがお金の大切さを教える一番の教育だと思う。

人間に大金を与えるとろくな事はないよ。

人生程々が大切なのはわかる。ま、その程々にも手が届かないんだけどね…。

大好きなキャンディーとお金、どちらを選ぶ?

お金は、子供達をも自己的で、非寛容的にさせてしまいます。しかし、お金の概念さえあまり理解していない子供達が、本当にお金を魅力的な物と感じたのでしょうか?

それを確かめる為に、子供にとってはお金よりも価値があるであろう「キャンディー」を使って、上記と似た実験を行っています。

その結果は、やはりお金を分類した子供が一番利己的で、報酬としてもらったスティッカーを他者に譲る率が一番低かったのだそうです。ただ単に触れるだけで、子供達の振る舞いを良くも悪くもさせてしまうのですね。

実は成人を対象にした同じ実験でも、全く同じ実験結果が出ています。仕事や目標を達成させる良い動機を与える反面、自己の利益を優先する思いやりに欠けた人間へと変貌させてしまう―お金には本当に魔力があるようです。

【参考URL】https://www.scientificamerican.com/article/even-small-children-are-less-helpful-after-touching-money/#

そういや子供の頃、一番おこづかいもらってた友人がうらやましかったなあ。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    労働の対価をもらっていない子供にとってお金なんて餌と同じだよ

    これは別に硬貨を利用せずにお菓子でやっても同じ結果になると思う

  2. 日本の名無しさん より:

    アメリカの実験はお金が影響を与えたんじゃなくてただ単にお金を積極的に触る子は物欲が強いって分かっただけだよねこれ

  3. 日本の名無しさん より:

    標本数が書かれてないし信頼できないな
    数十人程度なら誤差やろ

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