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なぜ殺した!?10歳以下の子どもたちによる4つの凶悪殺人事件

2015/11/15
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2歳の坊やを殺したジョンとロバート(当時2人とも10歳)

“Who killed Cock Robin?” “I,” said the Sparrow,
「誰が駒鳥(クックロビン)さんを殺したの?」「わたし」とスズメが言いました。
“With my bow and arrow, I killed Cock Robin.”
「弓と矢で駒鳥さんを殺したの」。

“Who saw him die?” “I,” said the Fly,
「駒鳥さんが死ぬのを見たのはだあれ?」「わたし」とハエが言いました。
“With my little eye, I saw him die.”
「自分の小さな目で、駒鳥さんが死ぬのを見たんだ」。

“Who caught his blood?” “I,” said the Fish,
「駒鳥さんの血をキャッチしたのはだあれ?」「わたし」と魚が言いました。
“With my little dish, I caught his blood.”
「僕の小さな皿で、駒鳥さんの血を受け止めたんだ」

“Who’ll make the shroud? ” I,” said the Beetle,
「誰が駒鳥さんの死装を作るの?」「わたし」とカブトムシが言いました。
with my thread and needle, I’ll make the shroud.
「わたしの糸と針で、死装をこしらえるわ」

“Who’ll dig his grave? ” I,” said the Owl,
「お墓を掘るのはだあれ?」「僕」とふくろうさんが言いました。
with my pick and shovel, I’ll dig his grave.
「僕のピックとシャベルで、彼のお墓を掘るよ」

冒頭の文章は、マザーグースの童謡「Who killed Cock Robin」のものですが、さて質問です。”Who killed Cock Robin?” 「誰が駒鳥(クックロビン)さんを殺したの?」でしょうか。

歌詞には「スズメが殺した」となっていますが、ではどうしてこの童謡のタイトルは「誰が殺した?」になっているのでしょうか。

実際に手をかけたのはスズメです。ハエは目撃していた、魚は血をただ受け止めた、フクロウは墓を掘るだけです。悪いのはスズメだけ?ほかのみんなは?共犯者にならないのでしょうか?

今からご紹介するのは、実際に起きた、気の毒な子ども(赤ん坊)たちが殺害された4つの事件簿です。

すべての事件に共通しているのは、まずマザーグースの童謡と同様に「周囲の大人たちは何をしていたの?」ということです。そして、

  1. 加害者も犯行者も被害者と同じ10歳以下の子どもたちである
  2. 加害者はみんな裕福とは言い難い、むしろ経済的貧困家庭の子どもたちである
  3. 強い犯行動機もなければ、殺すことに何もためらいがなかった
  4. 殺人事件発覚後、どの子どもも厳重な刑罰を受けていない

ということです。ではこれらの事件がどのようなものだったのか、見ていきましょう。

2人の少年が無計画に2歳児を虐殺(10歳)―イギリス

事件とお金の関係:加害者の身の安全を守るために使われる莫大な税金

ビートルズやデュランデュランを生み出したことでも知られるリバプール。この港町で1993年に、その後イギリスの人々に強烈な印象を残すことになる、恐ろしい残虐事件が起きました。

2人の10歳の少年が、2歳の坊やを思い付きで連れ去った挙句暴虐なリンチをし、結果的にその坊やが悲惨な死を遂げてしまったのです。

この事件の恐ろしさは、10歳の児童が2歳の幼子を殺した、という事実そのものだけではなく、

  1. この2人の少年は、まったく面識のなかった見知らぬ無垢な2歳児に凶悪暴力を働いた
  2. この犯行は計画的なものではなかった
  3. 犯人の非道少年たちは、貧しいながらもごく普通の家庭環境で育っているありふれた平凡な子どもたちだった


ということなのです。

それはひょんな思いつきだった

今から22年前、ジェームズ・パトリック・バルガー君(2歳)が、母親に連れられて3歳の姉と一緒にショッピングをしていた時のことです。

その日、当時10歳だったジョン・ベナブルズ(Jon Venables )とロバート・トンプソン(Robert Thompson)は、学校をさぼり町中のショッピングセンター内をうろついていました。

不登校児だったこの2人が授業のある日にこういった場所で日中うろうろしているのは、日常茶飯事のことでした。彼らはその日もショッピングセンターでいつもの通り万引きをしていました。

万引きだけではありません。通りすがりの老婦人をからかってあざ笑い、マクドナルドでは椅子で大暴れ。店員に「学校はどうしたの」と聞かれると、上手に言い訳をします。特にジョンの方が、10歳の割には口が達者で、言い訳や嘘をつくことが上手でした。

2人がアーケードの中をぶらぶらしている時ふと、幼児の男の子と女の子が若い母親と一緒にいる姿に目をやります。まだ20代前半だったバルガー夫人が、3歳の娘と2歳の息子のジェームズを連れて、買い物に来ていたのです。

ジョンとロバートはそれまでこの親子に会ったこともなければ、誰かということも知りません。バルガー親子は特に目立つ点のない、ごく一般的な母親と幼子たちです。人目をつくような言動すら一切していません。

しかし2人の中で何かひらめきが起きます。「おい、あの坊やを連れ去ろうぜ」と。(※どちらが言い出したのか、後の裁判でジョンとロバートは互いのせいにし合います)

ほんの2、30秒の間に坊やが消えたの!

ジョンとロバートは、バルガー夫人と幼子たちの尾行をし、やがてチャンスが到来します。衣類売り場で、夫人が手に取った衣服を会計カウンターに持って行った時のことです。彼女が支払いをするために、ほんの数十秒だけ、自分の子どもたちに背中を向けたのです。

「今だ!」2人はサッと現れ、瞬時にしてジェームズを引っ張り立ち去ります。あまりに突然の事で、2歳のジェームズは茫然とし、泣き叫ぶことすらしませんでした。

顔を蒼白にさせたのは夫人です。会計カウンターで支払を済ませている間に、自分の足元にいたはずの幼い息子がいないのです!

「あなたの弟のジェームズはどこ?」と、ヒステリック気味に3歳の娘に尋ねます。すると娘は「知らない男の子たちに連れ去られていったの」と言いました。

(後に夫人は各マスコミのインタビューで「ほんの数秒目を離した間にあの子が消えてしまっていたの!」と何度も泣き叫びました。)

その辺をいくら探してもジェームズはいません。周囲の人々に聞いても、何も分かりません。すぐに警備に通報するものの、幼い息子は見つかりません。

ここでショッピングセンターの警備もしくは警察が、もっと早くにしっかりと動いていればよかったのですが・・・なぜかそうではなかった、というのが最初の大きな過ちです。

幼子を可愛がり仲良くしていた

ジョンとロバートとジェームズは手を握ってショッピングセンターを出て行っていました。決してこそこそ隠れたり走ったりしていたわけではありません。堂々とのんびり歩いて出て行ったのです。

警備員たちは「大人に連れ去られた2歳児」または「ひとりぼっちで歩いている2歳児」しか念頭になかったため、10歳の少年2人と、彼らの弟に見える2歳児の姿にはまったく注意を払っていませんでした。金曜日の午後2時半ごろの事です。

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防犯カメラに映ったジョンとロバートと2歳のジェームズ。後にこのカメラに映った服装が2人の本人確認と逮捕の決め手になります。

少年たち2人の証言によると、ただの思い付きやいたずら心でジェームズを連れ去っただけで、最初は坊やを可愛がっていました。決して傷つけるつもりは全くありませんでした。

ところがにこにこ笑っていたジェームズはそのうち母親不在に不安になり、ぐずりだします。「ママはどこ」。いくらあやしてもべそをかくばかり。「ママ、ママ、ママ」。この様子に少年たちはイライラし始めます。

最初の暴力

運河上の橋に来たときに「水の中に落として捨てちゃおうか」と言います。(これも後に、どっちがそれを言ったのか、2人は互いのせいにし合います)

この橋の上で、2人はジェームズに初めて、殴ったり叩いたり蹴ったりつねったりと乱暴を働きます。そして幼児を連れているのが鬱陶しくなってきて、彼をそのまま橋上に置き去りにしようとします。

ところがその時、通行人が現れました。その通行人の大人は、怪しい少年たちをじろじろ眺めてきます。「なんで幼い子を置き去りにするんだ?」と責められることを恐れたジョンとロバートは慌ててジェームズの手を取り、また歩き進みだしてしまいます。

何もしなかった、できなかった大人たち

その後、方々でこの少年たちの目撃者が現れます。「2歳の子どももキャッキャッ笑って楽しそうだった。」「手を握って歩いていて、兄弟にしか見えなかった」等、3人が和やかな雰囲気で和気あいあいとしていた、という類の証言がいくつも出てきました。

しかし、もしかしたらこれらは、責任を問われたくないが故かもしれません。

実際には確かに仲良くしているように見えることもあれば、時にはジェームズは彼らに暴力を振るわれてもいました。

「ママはどこ!」と再びジェームズが大声で泣き出した時、通りすがりの女性が「どうかしたの?」と声をかけます。

するとジョンが「僕たち、丘の上でこの迷子を見つけたんだ。警察に連れて行ってあげたいのだけど行き方が分からないんだ」と答えると、女性は優しく丁寧に警察への道順を教えます。少年たちは感じよくお礼を言います。

しかし女性が彼らと別れてから振り返ると、3人が自分の教えた道順とは真逆の、別の方向に歩いて行くのを見ました。「おや?」と彼女は首を傾げるものの、特に少年たちを追いかけたりすることはしませんでした。

しばらく行くと今度は幼女を連れた若い母親が、この3人と出会います。若い母親は少年たちの様子がどこかおかしいと感じ、声をかけます。

「小さな迷子を警察に連れて行くところ」とジョンが答えます。しかしジェームズは非常に怖がっている上疲れ切った様子で、顔には殴られた跡もありました。

その上、ジョンとロバートが嘘つき少年たちに見えたため、「私も警察までいっしょに行くわ」と申し出ました。ところが手をひいていた幼い娘が非常に疲れてしまっており、警察署まで一緒に歩ける様子ではありません。

とはいえ、この子を抱っこしたまま警察まで歩くのはちょっと困難、どうしようかしら・・・と思った時に、たまたま知り合いの女性が犬を連れて通りかかります。

女性は「この子たちを警察署まで送っていきたいのだけど、私の娘はもう歩けそうにもないのよ。ちょっとの間だけ娘を預かってくれないかしら」とお願いしました。

しかしその知人女性は「うちの犬は子どもが嫌いで、あなたの娘と一緒にいると大変なことになるから、預かれないわね」ときっぱり断ります。

若い母親はしばらく黙って考え込みます。「本当に自分たちだけで警察に行けるのよね!?」と念押しました。ジョンとロバートが元気よく力強くうなずいたため、彼女はそこで手を振り、少年たちと別れます。

彼らが立ち寄ったペットショップでも、そこの店員が3人のことをよく覚えていました。「仲良く手を繋いでいる、という感じではなく、ジョンがジェームズを逃さないように強く手を握っていたことを不審に思った」と証言しています。

しかしこの店員も水槽の魚を眺めていた少年たちが立ち去るのを、黙って見送ります。何か特別に声をかけるなど、一切していません。

今度は顔見知りの上級生たちに出会います。

「その幼い子どもは誰だ」
「ジョンの弟だよ。家に連れて帰る途中なんだ」とロバートが答えます。

上級生たちはジェームズの顔に赤い痣や傷がついているのが気になりましたが、「ちゃんと連れて帰るんだぞ」と言って別れます。

めちゃめちゃにリンチ

遂に鉄道線路のところまで来ました。すぐ右手には警察署、左手にはジョンの家があります。時間はすでに夕方5時半を回っています。ジェームズを「キャッチ」してから約3時間も経っています。

その間、2人はずっとジェームズをあやしたり苛めたり、または人の目を気にして緊張していたりしていました。何よりももう歩き疲れています。

いらいらが絶頂に達した2人は、すぐ目と鼻の先にある警察署にもジョンの自宅にもジェームズを連れて行かず、「なんだか邪魔だ、もううんざりだ」と、この場で坊やを放棄することにします。

ただ置いていけばよかったのですが、疲れとイライラ等もあったせいなのか、その辺にあった煉瓦や大きな石を拾って、坊やに向かって思いっきり何度も何度も激しく叩きつけます。

報道でも、「2人はその辺にあった煉瓦や大きな石などを拾ってジェームズの顔と頭を集中的に打ち続けた」としています。

しかしジョンとロバートの証言を法廷で実際に耳にした陪審員の1人は後にこう語っています。

「本当はそんな生易しいものじゃなかった。石などでジェームズを叩いただけではない。2人が坊やにした仕打ちはもっともっと残酷非道で、到底口には出せないほどおぞましい、想像をはるかに超える凄まじいリンチだった。

少年たちの口からその供述を耳にした日の夜は、ひどい悪夢をみてひどくうなされてしまった」。

犯行後平然とビデオショップへ

ジェームズの全身は酷い状態です。血まみれです。もうまったく動かないし声もあげません。ジョンとロバートは死んでいるように見えた坊やを放置し、その場をさっさと去ります。

帰宅途中、少年たちはなじみのレンタルビデオショップに寄ります。しばらくすると、半狂乱のジョンの母親が現れました。

「どこに行っていたの!?ずっと探していたのよ!ショッピングセンターでは幼い男の子が行方不明になったというニュースでもちきりなのよ!

下校時間になっても帰ってこないし、学校に問い合わせたら欠席しているというし、もう夕方だし・・・ああどんなに心配したことか!ずっとお前を探していたのよ!」

母親は2人の頬を強くバシッと叩きます。このことに腹が立ったロバートは、自分の家に戻るなり「ジョンのママに思いっきり叩かれた!」と自分の母親に言いつけます。

大人が子どもに手をあげるなんて、イギリスではもってのほか。激怒したロバートの母親は、息子を連れてそのまま警察署へ足を運びます。

ロバートの母親は「自分の子どもが暴力を振るわれた」と言いました。彼女とロバートから事情聴取をした警察官は、ロバートの左目のすぐ下に赤いひっかき傷があるのを気が付きます。

「それはどうしたんだ?」と聞くとロバートは「ジョンのお母さんにやられた」と答えました。しかし「ジョンのお母さんから叩かれた」といっていたのにひっかき傷・・・警察官はちょっとおかしいな、と違和感を覚えます。

ついに遺体発見

数日後、線路脇で遊んでいた子供たちがジェームズの遺体を偶然発見します。遺体を調べた結果、42か所に打撲の形跡があるのが分かりました。大半は顔と頭に集中していました。

そして強打によって死んだのではなく、線路上に放置されたため、列車に轢かれて死んだということも分かりました。

つまり2人がさんざん暴力を働いたその時は、まだ生きていたのです。生きている状態で線路上に放置されたジェームズは、その後通過した列車によって命を落としたのです。当時の運転手はまったく気が付かなかった、とのことでした。

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ジェームズ君の遺体発見現場となった鉄道線路

犯人なのに被害者に・・・

このニュースは連日テレビで報道されました。誘拐が目的だったのか、強姦が目的だったのか・・・一体犯人はどんな人物で、どういう意図があったのか、ジェームズに何があったのか・・・。

どの報道でも一貫して「頭のいかれた大人の犯行」という推測でした。

ジョンとロバートの両親は、

「(どちらの)息子もこの報道には非常に興味を持ち熱心にニュースを見ていた。そして亡くなってしまった幼い坊やにひどく同情をし、心を痛めていた。

ジェームズ君が気の毒だ、と悲しそうに言っていた。犯人を見つけたら復讐してやりたい、とまで正義感に燃えているようだった。あげくには、ジェームズ君のお母さんが気の毒だな、とまで口にしていた。

けっしてただの演技には見えなかった。心底この事件に心を痛めているようにしか見えなかった

と息子の様子を証言しました。

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その後、ショッピングセンター等の防犯カメラや目撃者たちの証言等により、ジョンとロバートが犯人だと分かり、10歳の少年2人は逮捕されます。

これは20世紀にイギリスで起きた事件の中で、最も年の若い犯人による殺人事件となり、イギリス国内中を騒がせることになります。

徹底して加害者少年たちを守る

2人は精神状態をチェックし終えるまで拘束されました。イギリスの裁判所は、彼ら10歳の少年たちを拘束するための宿泊施設を用意しなければなりませんでした(このことは世間でバッシングを浴びます)。

この事件の終息には長い時間と複雑な過程を要することになります。やはりその最大の理由が、ジョンとロバートが14歳未満の子どもだったからです。

国としては、イギリス最大の嫌われ者になってしまった2人を裁き罰するだけではなく、彼らを世間の憎悪から守ることにも務めなければなりませんでした。

裁判所に入る時、群衆から少年たちの顔が見られないように、また物を投げつけられても少年たちに当たらないように壁で包囲され移動されました。そして実名報道ではなく、child A、child Bで報道されるようになど、多くの配慮もされました。

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被告人ジョンとロバートはジャケットにネクタイを着用して出廷

裁判で最も重要視されたことは「2人は何が正しく間違っていることなのか(the difference between right and wrong)を理解しているのか?」ということでした。

多くの人々を混乱させたのは、

  1. 2人はジェームズ坊やとは面識がなかった
  2. 坊やに何もされたこともない。そして殺害するつもりで連れ去ったのではない
  3. ただの面白半分、暇つぶしに過ぎなかった
  4. 共に行動してから実際に可愛がりすらしていた

という犯行に動機が全く見えてこないにも関わらず、何故残忍極まりない暴力を働いたのか、ということでした。

それだけではありません。ジョンとロバートの家庭環境は決して豊かなものではなく、ワーキングクラスの家で生まれ育っているものの、ごく平均的の普通のものだったのです。

複雑な家庭環境でもなんでもなく、親から愛情を受けていなかった、虐待されていた、というわけでもないのです。つまり少年たちを狂気に走らせた理由がどこにも見当たらないのです。

史上最年少の殺人犯裁判

証言台には2人を診た精神鑑定医師や担任の教師たちも立ちました。

裁判中、ロバートは一貫してタフでした。すべての証言に耳を傾け、何を言われても激しく動揺することはないように見えました。

今世紀において、前例のない最年少による犯罪裁判であるため、マスコミと世間から非常に大きな注目を浴びました。被害者ジェームズ君の両親バルガー夫妻の元にも、連日マスコミが大勢押しかけました。

いよいよ評決の時、バルガー夫妻も現れます。

有罪。ジョンはすすり泣き、ロバートは感情を何も表しませんでした。

この時同時に判事は、マスコミに少年2人を今後は実名報道することを許可します。なぜならジョンもロバートも完全に安全の監視下(少年院)に置かれるため、身の危険を脅かされることはなくなるためです。

歳月が流れ、2人は18歳になり少年院を出ることになります。内務大臣の許可の下、更生保護委員会により今後世間で生きていくために、新しい名前、新しいIDを入手することになります。

身の安全のために全ての秘密にして、新しい土地で生きていくことになったのです。

しかし再び悲劇を引き起こす・・・

2010年。当時10歳だった加害者少年ももう27歳です。2人のうちの1人、ジョンが再び報道ニュースに登場します。児童ポルノの画像撮影販売で逮捕されたのです。

かつて2歳の坊やを殺した少年が、大人になって児童ポルノビジネスで捕まった・・・再びマスコミは騒ぎます。

32歳になったジョンは、大昔に自分たちが起こした殺人事件について、とあるマスコミのインタビューに答えています。イギリスのとあるパブでインタビューを受けたジョンは、ビールを飲みながらあっさりとこう言い放ちます。

悪いのは(ジェームズを殺した)自分たちではない。よちよち歩きの子どもから目を離していた、ジェームズの母親が悪いんだ。あの子の死の原因は母親にあるんだ。俺たちじゃない」

このことを知ったバルガー夫人(現在47歳)は怒り心頭です。

「お会計をするために、たった30秒、幼い息子に背中を向けただけなのよ。それがどうして私のせいであの子が死んだってなるのよ!」と訴えかけました。この件では世間は夫人に大きな同情を寄せ、デリカシーのないマスコミを非難します。

ちなみにジョンとロバートが少年院を出た時も、あの2人に何かあれば必ず通達してくれると約束したにも関わらず、どこの機関からもそのことを一切知らされることはなかった、と夫人は怒りで震えています。

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マスコミに登場するバルガー夫人の顔はすべてこわばったものだけ。歳月がたった今でも、時々マスコミで紹介される現在の夫人も、厳しい表情のものだけ。

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息子の墓参りをするジェームズ君の父親

加害者の身の安全に使われている税金金額

ジョンとロバートの身の安全のために、名前や出身地など、彼らの身元証明書(ID)は定期的に変更されています。

その都度、イギリス国民の税金25万ポンド(約4540万円)が使われています。

2013年に4度目のID変更をされています。つまり2年前の2013年の時点で、この加害者2人を守るために、イギリスの税金はすでに25万ポンド×4=100万ポンド(1億8190万円)が使われているということです。

そして今後も彼らのIDを変更する度に、巨大な税金が使われていくのです。

ネット上ではこの事件に多くのイギリス人がいまだに関心を寄せています。当時の報道を鮮明に覚えており、衝撃を受けた世代が特に多くの意見を寄せています。そのうちのほとんどが「ジョンとロバートを守るために税金を使うな」。というものでした。

この記事の海外に対する反応

なんで俺たちがこんなクソ連中を助けるために、お金を払わなきゃいけないんだ?

マスコミはどうしてこんな野郎をいつまでたっても探して追いかけてインタビューをするんだ?

構ってしまうから脚光を浴びていると勘違いをしてベラベラ胸糞悪いことをしゃべるんだろうに。ジェームズの母親の気持ちを考えると気の毒でしょうがない。

もうジョンとロバ―トに感心を持ったり、こいつらを庇うのは止めましょうよ。

子どもで善悪の区別がついていなかった、精神状態がおかしかったうんぬん言ってもね、しでかしたことは絶対許されることじゃないのよ。

最後の個所なんだが・・・「デイリーミラー」がパブで32歳のジョンにインタビューをしたんだよね。でも本当にジョン本人かどうか分からないんじゃないかい?

ジョンはナルシストだね。自分のやらかしたこと(殺人)を誇りに思っているようだ。反省も後悔も謝罪の念も何もないようだ。

どうしてこういう人間をシャバに出すんだ?一生刑務所に閉じ込めておくべきだろうに。しかもIDを何度もすでに変えている・・・俺たちの税金で・・・なんて無駄遣いなんだ。

よしんばジョンやロバートのような犯罪者を社会に放り出すのなら、IDを変えさせるべきではない。

そしてこういった犯罪者が現在どこに住んでいるのか、政府は国民全員に伝えるべきだ。

イギリスの法律は加害者の人権を守ることばかり大事にしているようにしか思えない。納得できないね。

米国現代犯罪史最古の児童殺人事件(6歳)

事件とお金の関係:貧困にあえぐ両親が息子の保釈金をかき集める

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1929年に、ケンタッキー州の谷間にある小さな町で起きたショッキングな事件です。

当時、6歳だったカール・ニュートン・マハン(Carl Newton Mahan)は貧乏な家庭に生まれた少年でした。苦しい家族の生活を助けようと、友人のセシル(8歳)と一緒に鉄くずを拾ってかき集めては、ポンコツ屋に渡しわずかな小銭をせっせと稼いでいました。

ある時、カールは鉄くずのかたまりを見つけます。「いつもよりはましなお金を貰える!」と少年は喜びますが、横にいたセシルにふいうちで顔を殴られ、その鉄くずを奪い去られます。

怒りに震えたカールは急いで家に戻り、父親の銃を手に取り、セシルの元へ向かいます(※親戚の家に行き親戚の銃を持ち去った、という説もあり)。

「お前を撃ち殺してやる!」セシルに銃を向けたカールはそう大声で叫びます。そして実際に引き金を引き、2歳年上の友達をバンッと撃ち殺します。

法廷に立ったカールは「セシルを殺害する目的で銃を取りに帰り、友達を殺した」と証言します。

偶然による発砲事故でもなければ、その瞬間の怒りにかられて銃を撃ってしまったのでもありません。予め「あいつを殺してやる!」と決めて、それを実行した・・・裁判官たちはこのことに驚愕します。

約85年前の事件ですが、「たった6歳の少年が殺人を犯した」というニュースは当時全米を驚かせ、ゾッとさせました。

迷走する少年の犯罪後の行く末は・・・

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カール少年をどのように裁けばいいのか、陪審員たちが悩んでいる様子

カールの判決をどうるすか・・・陪審員たちは混乱しました。なぜなら事件そのものは残忍非道といえますが、カールはわずか6歳の少年なのです。

  1. 殺人や死の意味をちゃんと理解していない幼い少年の被告をどうすればいいのか
  2. 責任はこの子にあるのか、それとも保護者にあるとみなすべきなのか
  3. 6歳の少年に有罪判決を言い渡せるものなのかどうか

当時は未成年の殺人事件に関する法律が正式に定められていなかった為、この件は非常に難しいものとなりました。

とはいえ、審議が始まったわずか30分後(!)に過失致死罪としてカールを少年院(15年間)送りにすることを陪審員たちは言い渡します。

しかし、その後上から「陪審員たちに6歳の子どもが裁かれるのは法的に違法とみなされるである」と異例の命令が出ました。

カールは少年院行きを見送られ、自宅に送り返されます。この時、両親は500ドル(約6万円)の保釈金を支払っています。

貧しく、その日暮らしだったはずの両親が、当時大金であった500ドルをどのように集めたのかという記録は残っていないようです。しかしかなり無理をして必死にこれだけの大金をかき集めたのに違いありません。

息子は家計を助けるために、鉄くず拾いをしており、それがきっかけで人殺しをしました。今度はその息子を助けるために、両親が無理をしてまで保釈金を用意することになったのです。なんて皮肉なことなのでしょうか・・・。

検事はこの判決の1か月後には「この事件はすべて完了した」と発表します。

少年の更生に関する公的な支援等は一切なかったといいます。カールがその後、どのような人生を歩んだのかは分かっていませんが、1958年に亡くなります。35歳でした。死因についてもはっきりした記録は残っていないようです。

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何しろ古い事件ですし、情報もあまりないため、ネットでもこの事件そのものについての議論はほとんどなされていません。しかし「児童による殺人の犯行」の観点で、多くの意見が登場しています。

この記事の海外に対する反応

子どもは無垢で悪気があって犯罪をしたわけではない、と信じるのは間違っている。子どもは大人が思うよりずっと早く強かになり邪悪になっているんだ。

子ども殺しは死刑に処せられるべきだけど、子どもが子どもを殺してしまった、となると死刑は可哀そうすぎる。

「11歳の少年が、妊娠した父親のカノジョを銃で殺した、その銃は少年が誕生日プレゼントにもらったものだった」という事件もどこかであった。

とにかくせめて銃を子どもの手に届くところに置いてはいけないよ。ましてや誕生日プレゼントに与えるだって?あきれちゃうね。

正直、将来自分の子どもを欲しいかというとなんともいえないわね。だって自分の子どもが何か犯罪をしでかす可能性もあるのよ。凄く怖いわ。

俺は銃が大好きだ、コレクションもしている。だけど銃が手元にあると、イラッとした時に引き金を引きたくなる衝動にかられる。

大人の俺でさえそうだから、もし子どもが銃の保管場所を知っていたら、何かの時に手に取って撃ってしまうだろう。

インドの史上最年少による殺人事件(8歳)

事件とお金の関係:最悪の貧困地域でお金も正義も何もなかった

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2007年にインドのビハール州のベグサライにある村で起きた事件です。生後6か月の赤ん坊が大きな石で頭を強く打たれて死亡したのです。犯人はAmarjeet Sada(’Amardeep Sadaと英語表記される場合もあり)、1998年生まれで事件当時は8歳でした。

Amarjeetの父親は肉体労働者。とても貧しい一家でした。そもそもビハール州自体が、インドの中でワーストの貧困地域です。

この州では、平均年収は日本円にして約6万円といわれていますが、事件の舞台となったBegusaray村の人々はこの金額よりさらに下回る所得であるのは間違いありません。識字率もとても低い地域です。

Begusaray村の人々は質素慎ましやかな、伝統的で保守的な生活を送りながら、互いの繋がりも強く、常にどこかで誰かが見ているという環境でした。にもかかわらず、このような事件が起きてしまったのです。

とある母親が眠っている赤ん坊をカゴに入れて、村の小学校にすこしの間だけ預けた時です。

日本では、ちょっと買い物する間だけ飼い犬を店の前に繋いでおく、ということがよくありますが、この村ではちょっと用事を済ませる間だけ赤ん坊や幼子を学校に預けておく、ということがごく普通でした。

Amarjeetがなぜこの日にこの赤ん坊を狙ったのか動機は不明ですが、女性の姿が見えなくなるとものすごい勢いで、カゴごと赤ん坊を連れ去ります。

その後、この赤ん坊が殺されて土に埋められているのが発覚します。この事件の噂が広まると村人たちは「Amarjeet坊やの仕業じゃないだろうか」とひそひそ囁き合いました。

というのもその1年前に、Amarjeetが自分の実の妹(生後8か月)と従兄弟(生後9か月)を、やはり同じように石で赤ん坊たちの頭を死ぬまで打ち続けて殺害し、2人の遺体を埋めた、ということがすでに知れ渡っていたからです。

少年の両親や親戚もこのことは知っていました。しかし「あくまでも身内の中で起きた事故(事件)」として伏せて、警察に届け出を出すことはしませんでした。一家の名誉を最優先したのです。

しかしさすがに身内以外の赤ん坊まで殺したとあれば、村人も黙っていません。通報により警察署に連れて行かれたAmarjeetは「そうだよ、小学校で見つけた赤ん坊を殺したよ。草むらの上に赤ん坊を置いて、顔を石でガンガン殴ったんだ」とあっさり白状しました。

さらに「うん、前にも2人の赤ん坊(妹と従兄弟)も殺したよ」と声を震わせることもなくすらすらと話しました。その様子はむしろ非常に得意げで鼻高々であった、と言います。

たった8歳の少年が3人もの赤ん坊を殺し、しかもそれらの遺体を隠そうとまでした上、犯行がばれると誇らしげにそのことを語る・・・この事件は世間を唖然とさせました。

地元の警察は、「Amarjeetは口数が少ないがよく笑う。本当によく笑顔を見せる。そしてビスケットが欲しい、と何度もねだってくる」と少年の様子を報道一陣に伝えました。

少年は専門の精神鑑定医にまわされます。診断結果は素行障害(Conduct Disorder)でした。素行障害というのは幼児期から青年期の間に、異常な反社会的行動を示すものです。脳の障害も疑われました。

ところでインドの法律では、子どもは殺人を犯しても、死刑にも3年以上の刑務所送りにもなりません。その代わり18歳になるまで児童更生施設(children home)に入っていなくてはなりません。

国の法律でそうなっているが故に、Amarjeet は刑務所ではなく児童更生施設(children home)行きとなりました。

少年は2015年の時点で17歳になっています。彼は‘Samarjit’という名前に変えたといいます。何か犯罪を起こした未成年が名前を変えることは、インドではよくあることだそうです。

施設を出るのは来年の予定です。それまでは施設でセラピーを受け続けるといいますが、それがどのような成果を出しているのか発表はされていません。

18歳になり、晴れて自由の身になった後、彼はどうするつもりなのか、それもまったく分かっていません。両親のコメントも村人たちのコメントも一切マスコミには出ていません。

閉塞された空間の村であるため、村内で起きたことを外の世界に口外はしない、という無言の強い決まりがあるようです。

この8歳児による3人の赤ん坊殺しは、インドで起きた、最も若い年齢の犯人による殺人事件として有名になり、未だに語り継がれています。

ネット上では、圧倒的に「脳に異常があったんじゃないか」の意見が目立ちます。そして「だからといって許さない」という厳しい声がたくさん見られます。

この記事の海外に対する反応

3人の赤ん坊を殺した少年をchildren homeに送り込んだんだって?はっ?猫を小鳥の巣に放ったようなものだよね。

死刑はすべきじゃないけど、殺人を犯した未成年も死ぬまで刑務所に入っているべきだ。この少年の場合は特にそうだ。だって明らかに頭がおかしいから更生しようがない。

終身刑でいいと思うんだ。どうせ出てきても、貧乏な家でお金も教養もないから、セラピーなんて受け続けさせることはないしね。

子どもの殺人って、どのケースをみても明確な動機がないよね。つまり脳に異常があるっていうことなんじゃないかな。

人を殺しておきながら「第2のチャンスを」と拝み倒してくるのはへどがでる。

誰かの命を消し去ったんだ。そんな奴に2度目のチャンスはないんだ。例え子どもであろうとも。

「嫌いだから」殺した(6歳)―アメリカ

事件とお金の関係:生活保護受給者の多い地域・環境は良くなかった

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学校の人気者だったKaylaちゃん(6歳)

Kayla RalandがクラスメイトのDedric Darnell Owensに銃殺された、というミシガン州で起きた事件がニュースで流れた時、アメリカ中の人々が耳を疑ったものです。なぜなら被害者のKaylaも加害者のDedricもたったの6歳だったからです。

とある日、Dedricは銃とナイフを所有して登校。級友がナイフだけ見てしまいます。すぐに担任の先生にそのことを言いつけ、そのナイフは没収されます。この時、「他に危険物は所有していないか」と身体検査をされることはありませんでした。

1つの授業が終わり、次の授業が始まる時でした。みんなはガヤガヤしながら、移動していました(アメリカの小学校では、授業ごとに生徒たちが教室移動をすることがよくあります)。

Kayla がDedricの側を通りかかります。「僕はお前が好きじゃない」いきなり彼は少女にそう言います。

Kaylaは一瞬立ち止まります。そしてくるりと少年の方を向いて、抑揚のない声で「だから何よ?」と答えました。

その直後、22人のクラスメイトと教師が同教室にいる中で、DedricがKaylaに向けて銃の引き金を引いたのです。この銃声を耳にした3年生の生徒(9歳)は、

「銃声が聞こえた時、机か何か大きな物が落ちた音だと思ったんだ。だけどすぐに校長先生が警報器を鳴らして、先生たちにすべての教室のドアに鍵をかけて、みんなを教室の外に出さないように校内放送で指示を出したんだ。

なんだか恐ろしいことが起きたんだと分かって、僕はとても恐ろしくなったんだよ」
と話したのことです。

Kaylaが血まみれで床上に倒れた後、Dedric は涼しい顔をしたまま教室を出ます。そして一番近いお手洗いに向い、そこのトイレのごみ箱に銃を放り投げ捨てます。

その後、すぐにその場で教師の1人に取り押さえられます。少年は一切反抗することもなく、されるがままにそのまま校長室に導かれます。そこでやって来た警察により連行されました。

学校はただちに閉鎖され、全校生徒は避難させられます。撃たれた少女は病院に運ばれますが、重要な臓器に銃弾をぶち込まれていたため、間もなく息をひきとります。

ところで、Dedricは弟と共に伯父の家に住んでいました。父親はコカインの運び屋をやっていたのですが、警察に捕まり刑務所に入っていました。母親は行方をくらましています。

2年前の8歳の時までは、Dedricは実の両親と共に暮らしていました。近所の人は、

「あの子の両親はどうしようもない連中よ。毎日朝から庭先でお酒を飲み酔っぱらってマリファナを吸っていた。それだけじゃなく、大声で互いに罵り合い取っ組み合いをしていた。息子たちの世話なんかしていなかったわね」証言しています。

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同級生の少女を撃ち殺したDedric(6歳)

伯父の家に引き取られてからも、Dedricたちの生活環境が向上したわけではありませんでした。

事件直後、Dedricの伯父の家に捜査が入ったのですが、そこでは密輸目的の大量のコカインや銃が大量に発見されました。また「ブツ」を外から見られないように、家中の窓はブルーシートで覆われており、どの部屋も殺伐しゴミ箱のような空間でした。

さらにDedricたちのための部屋も机もベッドすらもありませんでした。2人は兄弟でシングルソファーをベッドとしてシェアして、きゅうくつな思いで眠っていたのです。無論、小学生の彼らのためのおもちゃも本もスポーツ道具もありません。

温かみや快適さからほど遠い、地獄のような家でした。そして彼らが日頃から伯父たちに暴力を振るわれていたことも分かりました。

そもそもこのあたりの地域は非常に貧しく、多くの住人は生活保護を受けて暮らしていました。

例外は 被害者のKaylaの家族です。少女の母親は自動車製造工場で働くため、毎朝早起きをして家を出ていました。義父がKaylaと彼女の兄妹たちを学校に送り届けていました。近所の中では一番「まともな」健全な家族でした。

Kaylaは普通の少女と違っていました。バービー人形で遊ぶことには感心がなく、自分を着飾ることにも興味がなく、読み書きが大好で非常に勉強熱心でした。周りの子どもの多くはどこかやる気のない感じだったものですが、珍しくKaylaだけは利発な少女でした。

Dedricはそんな少女を眩しく見ていました。可愛くて明るくて賢くてしっかりしている女の子・・・同じ年齢の少年が憧れと尊敬に似た気持ちを抱くのも、もっともです。

この感情をKayla本人に伝えたかったDedricは、事件を起こす数週間前に、少女に突然キスをしようとしています。無論、思いっきり拒絶をされました。

どうもこの件をきっかけに、愛情から憎悪に気持ちが変わり、それが殺意へとなってしまったようでした。

DedricがKaylaを撃った銃は、彼の伯父が所有していたものでした。裁判で出された判決により、 Dedricの伯父が2年半の間刑務所に入ることになりました。すべての責任は6歳の少年の保護者であり、その銃を管理していた大人が問われることになったのです。

Dedricはわずか6歳ということで殺人の罪で起訴されることはありませんでした。アメリカの大半の州では、6歳は犯罪の罪に問われる法律がありません。

1893年に定められた法律では、米国最高裁判所は7歳未満の子供は重罪の有罪、または任意の死罪のために処罰することができないとされました。その年齢内の子は決定的に罪を犯すことができないと推定されます。この考えに多くの州が従っているのです。

この事件で大きく話題に上がったのは、

「少年は以前から様々なサインを出していた。Dedricの伯父がどうしようもない男だというのは、その地域の人はみんな知ってた。少年が怒りっぽく、いつだって他の男の子たちに喧嘩をふっかけてもめ事ばかり起していることも分かっていた。

少年は苦しんで、もがいて、救いを求めていた。なのになぜ誰も気が付かなかったんだ。この事件は、少年の怒りが爆発したことにより起きた悲劇だ」

ということでした。

この事件は確かにDedric Darnell OwensがKayla Rollandを銃殺したものです。しかし、本当にKayla Rollandを殺したのは誰なのでしょうか?

Dedric Darnell OwensによるKayla Rolland銃殺事件は、アメリカの学校の校内で起きた、最年少の加害者と被害者の犯罪事件として有名になりました。

またマイケル・ムーア監督の『ボウリング・フォー・コロンバイン』(原題: Bowling for Columbine)(2002年)でも紹介されました。

ちなみに、犯行現場になった小学校はその後閉校になりました。

ネット上ではアメリカ人たちの意見は「少年の育った環境を考慮してあげるべきだ」。「振られた、嫌いだっていう理由で殺すのは間違っている」の2つに分かれています。

この記事の海外に対する反応

「嫌いだから」殺した?なんだって?僕だって嫌いな人間は大勢いるよ。でも殺したりはしないよ。

Dedric Darnell Owensを知っているよ。この事件のゴタゴタが落ち着いた後、私の学校に編入してきたの。

彼が誰なのか、みんなすぐに分かったわ。だって有名人ですもの。本人も注目を浴びているのに悪い気はしないらしく、まるでギャングスターのように振る舞っていたわね。

実際に彼は人気者になったの。おかしくない?へどがでる世の中だと思うわ。

こういうと叩かれるかもしれないけど、Dedricは気の毒な少年だったと思う。生い立ちや生活環境が酷すぎた。だから彼だけを「殺人者」と責め立てるのはどうかと思うんだけど・・・。

Dedric Darnell Owensってフェイスブックもやっているよね・・・。

Dedricが成人だったら、終身刑をくらっていたのは間違いない。でもまだ子どもだったから、例え殺した相手がアメリカ大統領だったとしても無罪放免になるんだ。

法律ってすごく不公平でおかしいと思う。

少年犯罪の今後の課題は

貧困だからといって、命の重さを理解していない、善悪の区別がついていない、というのは殺人の言い訳になるのか?事が起きる前に何とかしなかった大人は、どのくらい非があり、どのくらい責められるべきなのか?

遺伝子に傷がついている、精神を病んでいる、脳に問題があるからというのは免罪になるのか?子どもだから処罰を甘くし、プライバシーを守ってやるべきなのか?色々考えさせられると思います。

最後に冒頭で紹介したマザーグースの「Who killed Cock Robin」のエンディングの歌詞でこの記事を終えたいと思います。

“Who’ll sing a psalm? ” “I,” said the Thrush,
「誰が讃美歌を歌うの」「わたし」とツグミが言いました。
as she sat on a bush, I’ll sing a psalm.
「低い木の上に座って、讃美歌を歌うわ」

“Who’ll toll the bell?” “I,” said the bull
「誰が鐘を鳴らすの」「俺」と雄牛が言いました。
because I can pull, I’ll toll the bell.
「力があって引けるから、俺が鐘を鳴らすよ」

All the birds of the air fell a-sighing and a-sobbing,
When they heard the bell toll for poor Cock Robin.
可哀そうな駒鳥さんの弔いの鐘の音を聞きつけた時に、ため息をついたりすすり泣きをしているすべての鳥が、舞い降りてきました。

【参考URL】http://www.therichest.com/rich-list/most-shocking/13-of-the-youngest-killers-in-history/?view=all
http://www.murderuk.com/child_killers_thompson_venables.html
https://historichorrors.wordpress.com/2013/12/31/6-year-old-tried-for-murder/
http://atrl.net/forums/showthread.php?t=716649
http://murderpedia.org/male.O/o/owens-dedrick.htm
http://www.newsweek.com/did-kayla-have-die-156319
http://thepostmortempost.com/tag/serial-killer/
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2934207/Drunk-killer-James-Bulger-blamed-toddler-s-MOTHER-left-own.html#comments
https://www.youtube.com/all_comments?v=o1wwBYGw64s
http://funnyjunk.com/Children+who+kill/funny-pictures/5447224/

子どもが犯罪を犯すと決まって「周りの大人が・・・」って話になるよね。環境や大人の影響ってかなりあると思うけど、同じ境遇でもまともに育っている子どももいるんだからさ。ちょっと過保護すぎる気がするな。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    一つ目のイギリスの事件は10歳の子供が2歳の子供を殺したのも勿論だけど
    10歳の子供に赤の他人で大の大人が公然と石を投げつけ罵っている映像が衝撃だった
    被害者家族がするなら分かるんだけど、無関係な第三者にその権限はないだろ

    1. 日本の名無しさん より:

      以前は自分もそう思っていたが、社会が危険人物に憎悪と警戒心を寄せるのは自然な事であるし、それもまた私刑の一種であろうと考えを改めた。人には本来リンチをする権利がある。

  2. 日本の名無しさん より:

    何が問題なのかさっぱり
    あえて問題点を言えば、犯罪をおかしてしまった子供へのその後の支援かな
    無罪だからと放り出されても、自分の中でうまく自体を昇華出来ないから
    露悪的になったり自暴自棄になったりするわけで
    特殊なケースのために費用が嵩む対応ができないから放ったらかしなんだろうけど

    1. 日本の名無しさん より:

      思ったんだけど、このサイトの趣旨とあまり関係ない気が…
      ここはお金に関する海外の反応と自ら言っているけど、この記事は
      あまり金銭に関係ない。児童による殺人は全て貧困によるものじゃないし、
      なんか方向性を見失っているんじゃないかと思うなぁ

  3. 日本の名無しさん より:

    子供でも死刑で良いよ
    次の世で頑張ってって感じ

  4. 日本の名無しさん より:

    上から2番目の古い事件はある意味で事故だよな。普通ならよくある子どもの喧嘩、せいぜい怪我で済む程度の話なんだが、6歳児がどんな喧嘩しても致命傷はないだろう。そこにたまたま鉄砲があったがために起こったこと。6歳じゃ人殺しの深刻さなんか理解できまい、死ってのは抽象的な観念だから子供にはわかりにくい。当時の田舎では狩猟が生活の一部だから、家庭に銃があっても当たり前の時代だし、鉄砲があったせいだとも言えない。包丁をカギのかかるロッカーに保管しなかったからと責められないようなもの。

  5. 日本の名無しさん より:

    親を死刑にしたらいい。

  6. 日本の名無しさん より:

    子供って歳じゃないけど、周りの大人が何してたって話なら女子高生コンクリ事件を思い出すな。

  7. 日本の名無しさん より:

    殺人マット事件の犯人たちは元気に過ごしてるだろうか

  8. 日本の名無しさん より:

    長すぎ
    海外の反応ブログでやるような内容でもないし気分悪くなった

  9. 日本の名無しさん より:

    最初の事件の加害者家族の家は目をヒドイ家庭であって
    普通の良識のある家庭ではなかったはずですが…。

  10. 日本の名無しさん より:

    世間は子供がやったことだから、大目に見ようと言う
    法は子供がやったことだから、罰を緩めようと言う

    こんなんで反省するわけがない、酒鬼薔薇も反省なんざしてなかった
    少年法は明らかに悪法だ
    そもそも『子供だから』更生するチャンスがあるのではなく
    『子供なのに』犯罪を犯したんだから更生の見込みが無いと見るべきだ

    1. 日本の名無しさん より:

      いや更正が成功する確率は大人と子供じゃ違ったりするので
      少年法は悪法ではない

      サイコパスみたいに遺伝的に欠損してる子供の場合は別だが
      多くは子供なら更正しやすい

  11. 日本の名無しさん より:

    この中に銃を管理してたら防げた事件があるな。
    簡単な操作で殺傷力が高すぎる。
    幼児が妹を撃ち殺した事件もあったぞ。事故扱いだったが。

  12. 日本の名無しさん より:

    何でこれまとめたの?
    管理人病んでるの?

  13. ななし より:

    10歳以下の殺人犯はまだまだいるけどなぁ。
    なんでこの4件なんだろ?

  14. 日本の名無しさん より:

    まあ日常的に両親伯父からあいつぶっ殺してやるとか聞いて育ったんだろうね。しかし好きなのにキス無理強い拒絶で憎しみになるのは6才では早いな。気まずいとか悔しいとかが逆恨み感情になったんだろうか。

  15. 日本の名無しさん より:

    子供って大人が思うほど子供じゃないよ。
    自分たちが子供だった頃、思い出してみなよ。
    私は2歳のころには、頭や顔を殴れば痛いし、死ぬかも。って、親に教えられなくても、なんとなくわかっていたよ。
    だから、嫌いだから、邪魔だから、復讐してやりたいから、とか思ってもキョウダイを殺せなかった。
    イライラしていたからって、面白半分に殺せちゃうような子供は人間ではない。化け物だ。
    大人になって、さらに悪知恵、腕力、金等が手に入れば、新たな被害者が出る可能性がある。
    こんな恐ろしい糞ガキは大人と同様に厳しく取り締まるべき。
    きちがい糞ガキのために大人が責任とらなきゃいけないとか、バカな法律なんとかした方がいい。

  16. 日本の名無しさん より:

    赤ちゃんに嫉妬したんだな。無意識で。
    だから殺したんだよ。

  17. 日本の名無しさん より:

    子供が可哀想。

  18. 日本の名無しさん より:

    放置子による殺人事件って感じ
    事故以外で人をあやめてしまったら年齢や肩書きに関係なく死罪でいいよ
    人の人生を奪っておいて反省しますもクソもないだろうに

  19. 日本の名無しさん より:

    ジェームス・バルガー事件は胸糞過ぎる。こんな基地外が更生などするはずもない
    。10歳なら善悪の道徳くらい分別付くだろう、過剰に子供扱いし過ぎなんだよ。

  20. 日本の名無しさん より:

    人を殺した人間は子供でも死刑にするべきだ。子供の顔した悪魔だ。死刑にしなくても終身刑とかで一生外に出すべきではない。やったことは大人以上だ。ジェームズバルガー君の事件だって、釈放されたジョンはポルノ法違法で捕まっている。更生なんかしない。むしろ、大人の犯罪よりも子供の犯罪がたち悪い。社会で生き抜くことを知らない、まだ自分の中のファンタジーの中で生きている子供が人を殺すという事を出来るというのは、もうその子どもが根本的に人と共存できない人間ということだ。悩んで悩んで殺したのではなく、殺したい、だから殺した。子供の殺人の理由は一貫してこれだ。子供の殺人は大人と同じもしくは以上に重くしなければならない。更生などしない。許されない

  21. シャネル財布コピー より:

    無事に商品が届きました。梱包はとても丁寧でお店の誠実さが伝わりました。
    また、利用したいお店。そういう気持ちにさせてくれるショップでした。ありがとうございました。

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