ロシアがこの戦争に勝ったように見えるのは今だけなんだ。正確には奴らは一体何に勝ったんだ?答えてやるよ!
人口と産業の全ての主要地が破壊され、土壌は放射能でダメになり、農産物は取れなくなり全滅する。
ロシアは屍となった国を支配することになるんだ。それを勝利といえるのか?一体何を手に入れられるというのか?
上記の台詞は後ほどご紹介するBBCドキュメンタリータッチのドラマ「スレッド」(1984年制作)のナレーションです。(※前後の流れが分かるよう、一部意訳しています)
冷戦時代の核戦争を扱った内容になっているのですが、上記の台詞の「ロシア」の箇所に別の国の名前、○○電力会社を当てはめると、現代にも通用してしまいそうな台詞になってしまいます。
そう、ある意味「冷戦時代第二章」に入っていると言っていいかもしれない現代。核シェルターは過去の遺物ではなく、もしかしたらまだ大いに必要なのかもしれません。
もしかしたら、避暑地の別荘やキャンプ場のテントを購入するよりも、核シェルターを手に入れる方がずっと重要なのかもしれません。今回はこの核シェルターについてちょっとご紹介をしてみたいと思います。
冷戦が終われども・・・
昨年、非常に物珍しいものがイギリスのオークションに出品されることになりました。それはスコットランドにある核シェルター施設、別名「旧冷戦センター」です。
かつてイギリス政府が30億ポンド(約53億4250万円)かけて建設し完成させたものなのですが、
- 冷戦時代が過ぎてもう核戦争の恐怖はなくなり不要となった
- 30年ほど前の古い核シェルターなので大規模なリノベーションが必要
- 別の用途目的で使用するには立地条件が不便である
とのことで、20万ポンド(約3560万円)という破格の安さで売り出されることになったのです。
オークションに出された核シェルターの元は収容所
この広大な冷戦センターとも呼ぶべき核シェルターは、そもそもは捕虜のための収容所でした。ナチスのルドルフ・ヘス(国家社会主義ドイツ労働者党副総統・ヒトラー内閣無任所大臣)も収容されていたことがあります。
核シェルターとして再建されたものの、完成の2年後、1992年にソ連が崩壊。最悪な事態に陥らず、冷戦時代の象徴のひとつでもあるこの核シェルターは無論、実際に活用されませんでした。
2007年にセンターは防衛庁によって売却に出され、その後様々な経緯があり、昨年の2014年に再びこのセンターはオークションに出され、販売されることになったのです。
レコーディングスタジオ付シェルター
他の核シェルターと異なり特徴的なのは、BBCレコーディングスタジオが備え付けられていることです。なぜスタジオが核シェルターに?というと、
- “その日”(核爆発)が来た日に、政府がすでに録音済みの声明のテープをここから国民たちに流せるように。
- 生存者たちに重要な情報を放送していくために
という理由で、核シェルターにBBCスタジオの設置は必須だと考えらえました。
この元核シェルターはスコットランドの4番目の都市、ダンディー西部に位置し、26,000sqft(約2415平方メートル)の面積です。
部屋数は49、収容人数は150人。しかし未使用のまま長い歳月が経ってしまっているため、入札者は改装が必要です。
人々を原爆降下から守るために、核シェルターにはエアフィルター、バックアップ発電機と貯水タンクが備え付けられてあります。
地上の生活と変わらぬように(?)、トイレもごく一般的なものが設置されてあります。
ちなみに核戦争による放射線の影響を極力受けぬように、シェルターの部屋は地下深くに作られています。
この核シェルター売却に関してはイギリス国内でも多くの議論を呼んでいます。
「核戦争の恐怖はまだ終わっていないのに、なぜ手放すんだ」
「政府が責任を取り、これを別の施設として運営していくべきだ」
少なくとも新しい買い手がこのシェルターをどうするのか、今後ますます注目を浴びることは間違いありません。
値段まちまちの核シェルター
もっとお手軽な核シェルターを購入したい場合、ネットで「fallout shelter, Nuclear bunker」等で検索をすると核シェルター販売HPがわんさか出てきます。
販売価格は
- 作り
- 機能
- どの放射線数値まで防御してくれるのか
- 何人まで収容できるのか
などによって異なってきます。
- メタル製である
- 非常事態の際のドアの開閉が容易にできる作りになっている
- ベンチレータ、ベローズ(電気的故障の場合)、非常灯、カバーとセットゴムホース、化学的/生物学的ガスフィルタ等を含むハンドベローズを備えている
- AC電気的機能付きろ過システムを持っている
- 電線、ケーブル、電話線、水ラインにも繋げる
- 明かりの電気とハンモックも付いているかどうか
・・・などなど。
値段は200万円ぐらいから5000万円台、1億円以上のものとさまざまです。
核シェルターは必要?各国の核兵器所有率
実際に核爆発が起きたり、核ミサイルを投下された時に、こういった核シェルターが一体どこまで役立つのかまったく分かりません。そしてどのくらいシェルター生活を送れるものなのか、というのもよく分かりません。
しかしまた原子炉発電所が大規模な爆発が起きるかもしれない、どこかの核所有国が起動ボタンを押すかもしれない・・・。
こういった可能性がある限り、半信半疑でも核シェルターを持っておくのは必要なことかもしれません。
下記の表は2014年にアップデートされた各国の核兵器所有率です。
ではここで、核シェルターは必要不可欠じゃないか?と考えさせられるのに役立つ(?)、あるドラマをご紹介したいと思います。
核シェルターの必要性を学ぶBBCドラマ
チェルノブイリ原発事故が起きる2年前の1984年に、イギリスのBBCがオーストラリア、アメリカと共同制作した、とあるドキュメンタリースタイルのテレビドラマを放送しました。
このドラマは視聴者たちに大衝撃を与え、約30年経つ今でも全人類へ恐怖を与え、警鐘を鳴らす不朽の名作として知られています。
タイトルは「スレッド」(Threads) 。意味は連結した一つの流れの事象でしょうか。テーマはずばり「核戦争」。
広島・長崎の原爆、福島の原子炉発電所の事故を起こした日本では、すでにこの手の映画、ドキュメンタリー番組はたくさん作られています。
しかし冷戦時代のイギリス人たちが予想した「核爆発がもたらす社会はこのようなものだ」ということを知る上でもお勧めのドラマです。
未だに高い評価の不朽の名作
「スレッド」は1984年にBBC2で放送され、その一年後の1985年には、広島・長崎原爆投下40年目というメモリアルの意味を込めて、今度はBBC1で放送されました。その後2003年になってからBBC4で再度デジタル放送。
アメリカでは1985年にケーブルチャンネルのスーパーチャンネルTBSで放送され、オーストラリアでは同年にナインネットワークで放送。通常はテレビコマーシャルが必ず入る局なのですが、このドラマを流した時は途中で一切CMを入れなかったそうです。
受賞こそなかったものの、1985年の英国映画テレビ芸術アカデミーで、このドラマは7つもの賞にノミネートされました。
時が流れて2015年の今でも、後世に残すべき作品の一つとしてDVDも販売され続けており、昨年の「ザ・ガーディアン」のウェブサイトにPeter Bradshaw氏(「ザ・ガーディアン」の映画評論家がこの30年も前のドラマを紹介しました。
しかもその記事のタイトルは「Threads: the film that frightened me most(かつて見た中で一番恐怖を覚えたストーリー)」・・・。その上、このPeter Bradshaw氏の「スレッド」紹介記事に対して、320ものコメントが寄せられています。
未だに人々の記憶に残っている印象深い、怖いドラマなのです!
ごく平凡なイギリスの田舎町の人々が・・・
舞台はイギリスの北部、シェフィールドの町のとある若いカップル。女の子が予定外の妊娠をしてしまったが、お金もないしどうしよう・・・
二人はもめながらもあれこれ話し合い、悩みに悩んだ末、中絶ではなく結婚しようと決意。そしてそれを親に伝え、その後様々な家庭内のごたごたが起きる・・・。
ここまではごく普通のホームドラマ。ちなみに84年のドラマなので、小道具・・・ラジカセ、アナグロテレビ、原始的なゲーム機械、服装、髪型全てがレトロで面白いです。逆に新鮮!
ありふれたストーリーが進行しつつも、ところどころに「ん?」と不穏な予兆が散りばめられています。
例えばカップルが車に乗り、何気なくラジオをつけるシーン。ふいにラジオから「イランが・・・ソ連が・・・」という戦争を予想させるニュースが流れてきます。
またある女の子が、自分の部屋でイヤホンで音楽を聴きながら勉強しているシーン。彼女がふとイヤホンを耳から外し視線をテレビにやると、画面からは「アメリカのペンタゴンが・・・」という報道が流れてきます。
パブの場面では、人々が陽気に飲んで笑ってお喋りに夢中になっている喧噪の中、店内のテレビでは、「イランが侵攻・・・」「赤軍が・・・」「NATOが・・・」というニュース番組を流しています。
ぞくっとするのが、誰もそれらに気を留めていないこと。「どうせ自分たちには関係ない」といわんばかりに、全員が無視。
ラジオやテレビ、新聞が伝える世界情勢よりも、自分たちの日々の問題や日常にしか関心がない。それでもしばらくすると、何人かが「何かがおかしい」と流石に気が付いてきます。
というのも、マスコミの報道がいよいよ緊迫感あふれたものになってきたからです。
「万が一の攻撃に備えておいてください。戦争が勃発するという意味ではないのですが、万が一のために準備しておいてください」
そしてそれは突然起きます。警報アラームが鳴り、とある役人がこう言うのです。
「Attack warning! Is it for real?」攻撃警報?これって(演習ではなく)マジか?
そして核爆発が起きる・・・
あっという間にソ連の核爆弾爆発。きのこ雲が空に浮かび上がります。きのこ雲を眺めている男性が叫びます。
「Jesus Christ! They’ve done it… They’ve done it!」なんてこった!奴らはついにやったんだ!ついにやっちまったんだ!
また爆発の瞬間、上品な老婦人が思わず尿をもらしたという場面が印象的です。
人々はパニックになり逃げまといますが、このシーンでは本物の爆弾を爆発させたので、エキストラたちの様子はあながち演技でもなく、本当にびっくりして慌てていたのだそうです。実際に撮影で爆弾を使ったので、撮影隊と警察は少々もめたようです。
さて、原爆を投下された後のイギリス。流石BBCです。広島の当時の写真や映像などを見て研究したのでしょうか、非常に生々しくグロい場面となってきます。
一切容赦なく、まさに地獄絵を描いてみせています。(よってR15指定のドラマになっています。また日本では被爆者とそのご家族の方々に配慮し、DVD販売されていないのではないか、と推測されます)
一瞬にして壊滅させられたイギリス。大勢が死んだり被爆者になり、治安もめちゃめちゃになって食べ物もない。
冒頭に出てきた若いカップル。結婚と赤子の誕生におじけついていた、ごく平凡の青年は死亡。ガールフレンドだった女の子は必死に自力で何とか出産。しかしその10年後くらいに、被爆の後遺症により彼女も死亡。
孤児で乞食になった娘があまり言葉を話せない、という設定は非常にリアルです。
そう、当然学校もないし食べ物を探すだけの野良犬のような生活を送ってきたために、野性児のように育ってしまう。盗みで何とか生き延びていきますが、何しろ世の中は無秩序で狂気で渦巻いています。
娘はまだあどけない少女なのにもかかわらず、ある時、無法者にレイプをされてしまい妊娠。
最後はその少女の出産シーン。無事に赤ん坊を産むのですが、生まれてきた我が子の顔をみて少女は恐怖にひきつった顔をします。
どういう赤ん坊が生まれてきたのかというのは少女の、楳図かずおの漫画のようなおぞましい表情の叫び声で、視聴者はすぐにピーンときます。
ドラマはここでおしまい。タイトルの「Threads(スレッド)」はドラマ冒頭のナレーションの、
「In an urban society, everything connects. Each person’s needs are fed by the skills of many others. Our lives are woven together in a fabric. But the connections that make society strong also make it vulnerable.」から来ているようです。
つまり世の中は全てが繋がっており、一箇所がダメージを受けたらみんなもダメージを受けて・・・という意味なのではないでしょうか。
かくして核シェルターは売れた・・・
くどくて恐縮ですが、このドラマはチェルノブイリ原発事故の2年前に制作されました。リアルタイムで放送された時は、冷戦時代中だったこともあり多くの人々は「ソ連からの攻撃の可能性」しか考えていませんでした。
しかしチェルノブイリの事故が起きて、「核爆発とは戦争だけが原因で起こるとも限らない」ということに気が付きました。
そこでより一層核シェルターが売れるようになりました。
いまだに海外(特にヨーロッパ)では様々な核シェルターが販売されており、それを所有している人々もいます。
しかし面白いことに唯一の被爆国で、2011年に福島の原発事故が起きた日本では、核シェルターは販売されていない様子ですし、実際にそれを購入した人の話も聞こえてきません。
自宅の郵便受けに、不動産のチラシが入っても、核シェルター販売のチラシが入れられたことはまずないでしょう。
劇中にあった「They’ve done it… They’ve done it!(奴らはついにやりやがった)」の台詞。この「THEY」もソ連の代わりに別の国名や○○電力会社の名前を入れることができてしまいます。
未だ持って核爆発や核攻撃の恐れがある世の中。日本でも(いや、日本だからこそ!?)核シェルターを用意しておくのはとても賢明なことなのかもしれません。
前述したスコットランドの核シェルター(冷戦センター)売却について、イギリス人(スコットランド人も含む)はネット上に様々な意見を寄せています。
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スコットランドの冷戦センターだが、買い取ってナイトクラブにしたいな。
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刑務所に再利用すればいいのに。
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150人収容・・・チャーチルが選んだ特権階級の人間だけがそこにこっそり避難したことだろうな。
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核戦争が起きたら、この世はゾンビの黙示録となっただろう。
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冷戦時代を過去の歴史と考え、こういった核シェルターはもはや不要だと安心しているのはどうかと思う。
現在のロシアの動向を見てみろ、怪しいじゃないか。まだまだ核戦争が起きる危険性はあると思う。
だからこのシェルターも手放してしまわないで、いつかその時のために政府がしっかり管理しておくべきだと思う。
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誰かが「ナイトクラブにすればいい」という意見を寄せているけど、こんなど田舎にそんなものをオープンさせてどうするんだよ。
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BBCレコーディングスタジオ・・・つまり外の世界にいる被爆した国民が、安泰な核シェルターに隠れている政治家の話すことを聞くってことよね。とんでもない計画だったわよね。
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スコットランドで生き延びなきゃならないなら、僕はイギリスで被爆死することを選ぶね。
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なぜ政府はたったの20万ポンド(約3560万円)で手放すんだ?核シェルターが必要な時は確実にやってくるのが分かっているのに。
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妻から逃げるのにこのシェルターをぜひとも買い取りたいね。
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「ウォーキングデッド」のドラマの撮影ロケーションに最適だと思うんだが。
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フィルター、水の供給、電気が完備。ここで農業をするのがベストなんじゃないか?
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ホームレスのための住まいにすればいいんだよ。
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これは税金の無駄遣いの産物だわ。
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核シェルターは絶対必要!現在の世界情勢を見てごらんなさいよ!
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そうだ、核シェルターはまだ必要だ。「冷戦パート2」の時代に入っているのに、政府は何をのんきに手放そうとしているのだ。
そもそも国民の税金で建てたシェルターだろ。それを勝手に売却するなんて言語道断だ!
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ダンディー西部まで繋がる高速鉄道を走らせる計画があるから、シェルターが邪魔になったんだろ。売却したと見せかけてぶっ壊すんじゃないかな。
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スコットランドには面白いものが何もないから、この核シェルターが唯一の観光名物となったのに・・・ナイトクラブなどに変わってしまったら非常に残念だ。
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核戦争になったら150人の無能な政治家がこのシェルターに隠れ生き延びることになった。そして優秀な一般人は絶滅した・・・地球は本当に最低の事態になったであろう。
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僕は買い取りたいな。ほかに興味ある人はいないかい?20万ポンドをシェアして一緒に買おうよ!
【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/news/article-2575623/Yours-200-000-Nuclear-bunker-built-30-MILLION-1990-hospital-workshop-commercial-kitchen-BBC-TV-studio-goes-market.html#comments
http://www.nbcfalloutshelters.com/ourshelters/index.html
はぁ~ちょっとシェルターほしいなって思ったわ~。核うんぬんじゃなくて地下で好きにできるルームって超理想的じゃない!?ジョニー宅に地下シェルターほろっかな~。あとジョニーは地球最後の日には楽しいことやってみんなで死のうぜ!って感じだから隠れて生き延びたくはない。
カイジも地下シェルター掘ってたしな。
欧米人、というかアングロサクソンの「不確定事項やリスクはちゃんと検討する」国民性は正直、羨ましい。
日本はただでさえ災害の国なんだから、こういうリスク管理はしっかりしなきゃならんよ
起こるかもしれないけど起こってないから何もしない。
前例がないから出来ない。
それが日本だからねw
東北で死人が増えた話聞かないし
太陽光線も放射能を含んでいる
言うほど放射能って危険か?とは思う
vaultを作ろう
まぁ、なにかの間違いで一発とかが何処かに落ちました、
という事ならばまだしも、
ドラマの様な本格的な「核戦争」になってしまうと、
結局、物資の補給が滞って、辛くなってくるだけだとも思うけれどね。
生物のほとんどが死に絶えた後自分の家族だけ生き残ってどうやって生活するんや?
日本は核戦争後の被害想定を立てにくいのがシェルター建設を妨げてるのかな
有り体に言えば完璧な安全地帯がどこにもない
日本だと核シェルターを造って、生活物資を蓄蔵しても、
大地震や津波、洪水で一発でオシャカになる危惧があるからなぁ。
丘陵地帯に大規模なシェルターを造っても、
域内の住人にそのことを周知させると、
核攻撃の前段階の攻撃(地中貫通弾等)で破壊されるだろうし、
周知させないと意味は無いし。
つまり、自分の生きている間に核戦争が起こらないよう、
念仏でも唱えているしか、術は無い。
核シェルターは、核爆発の熱・衝撃波・爆風から中の人間を守り、放射性降下物のうち半減期が2週間以内の致死性の高いものから中の人間を遠ざける、二つの目的がある。
逆に言えば、核シェルターと言っても中で何年も閉じこもったりするわけじゃなくて、長くても2~3週間程度しか避難し続けられない(食糧や空気の浄化フィルターの備蓄量の限界)ものが大半。
本当に役に立つんだろうか。核戦争がダラダラと数カ月続いたりしたらどうすんだろ。
日本は核に関しては全く知識無いようなもんだからな。 原爆投下されたのは一回だけだし
原発事故だって初めてだからな。
アメリカは何度も原爆投下実験などをしていたから核の怖さを知ってるし、イギリスだって知ってる。スイスは戦争に備えてシェルターを作るのを義務付けている。
日本は全くシェルターを持ってい無い。
なぜなら冷戦時代を経験してい無いようなもんだからだ。
もし核戦争に巻き込まれたら…
もしまた原発事故が起きたら…
その時の為にも核シェルターは普及するべきだ。
核シェルターで自分だけ生き延びても周りが全員死んでたらあまり意味がないような気もするが…。
今更かも知れませんが
>かつてイギリス政府が30億ポンド(約53億4250万円)かけて建設し完成させたもの
換算の桁が2つ間違ってますよ
核シェルターが地震で壊れるようなやわな作りだったら核にも耐えられないw
防災にも役立つしもっと普及しないかねえ