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個性的すぎる!世界で大流行中のデスカフェ(死のカフェ)って何?

2016/02/09
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最近街を歩いていると、至る所でカフェの看板を目にします。長年営んでいるであろう古びた喫茶店から、おしゃれなたたずまいのカフェまで、街のそこかしこにカフェがあるのです。

それもそのはず。日本は空前のカフェブーム。書籍「カフェと日本人」によると、日本のカフェ店舗数は今では約7万店以上。この店舗数は、実はコンビニの店舗数を1.4倍も上回る数なのです。

この人気のカフェ、(当時コーヒーはまだなかったものの)日本で初めて開業されたのは享保20年(1735年)、京都東山で当時61歳であった高遊外(売茶翁)によって営まれた茶亭・通仙亭だと言われています。

ちなみに、コーヒーが日本に初めて伝わったのは、江戸時代徳川綱吉の頃。長崎の出島を訪問したオランダ人によって初めて紹介されたのだそうです。

現在のように、カフェが憩いや情報共有の場として利用されるようになったのは明治21年(1888年)から。しかし、次第にゆっくりとカフェで時間を過ごす余裕もなくなった現代人の間では、セルフサービス式のカフェが主流となります。

今では「スターバックス」や「ドトールコーヒー」といった大手コーヒーチェーンを合わせた売上高は2013年度で3006億円にも上るのだそうです。

周りに自慢もしたい!一度は訪ねてみたい十人十色なカフェ

しかし最近では、ごく普通のコーヒーでは物足りない人の為に様々なカフェが登場しています。

  1. コーヒー豆に非常にこだわった本格的カフェ
  2. 「カフェ飯」に代表されるような、おしゃれな空間でおしゃれな食事やデザートを楽しめる店
  3. 趣味や興味を兼ね合わせた「ドックカフェ」「落語カフェ」「編み物カフェ」

などなど個人経営だからこそできるカフェが大繁盛しているのです。

また、「フェイスブック」や「インスタグラム」といった「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」を使って、何が何でも「撮りたい」「共有したい」という心理を突いた「キャラカフェ」も大人気です。

ハローキティやピカチュウをカラフルに再現したメニューは、SNSで伝えるのに外観も話題性も最適で、一時は6時間待ちの時もあったほどの人気ぶりだったとか。

海外にもあるユニークなカフェ

実は、カフェが大流行しているのは日本だけではありません。世界中でもユニークなカフェが続々と登場しています。最近登場したユニークなカフェを紹介しましょう。

水専門カフェ(ニューヨーク)

「モリキュール・ウォーター・カフェ」は水道水のみを販売する水道水専門カフェ。

水道水に独自の浄水機を取り付け、オゾン殺菌を含む8段階のプロセスを得た上質の水を販売。気になるお値段は、約450㏄で2.5ドル(約302円)。

シリアルカフェ(ロンドン)

世界中から集めた約120種類のシリアルのみを販売するカフェ。ミルクやフルーツ、そしてマシュマロなどのトッピングが選択できるそうです。

シリアルの種類によって値段は変わるそうですが値段は約4~5ポンド(約717~605円)程だそうです。

命の尊さを知る!?死のカフェ誕生

そして、最近イギリスの新聞に掲載されたあるカフェの広告が大きな話題となっています。この記事によると、「Death Café(死のカフェ)」をロンドンにオープンする為、そのための資金集めをクラウドファンディングを通じて行っている、とのことです。

※クラウドファンディングとは、インターネットを通じてクラウド(crowd)つまり「群衆」に対して、資金提供を呼びかけるもの。

この「死のカフェ」とは、10年ほど前にスイスの社会学者、バーナード・クレッタズ氏が最愛の妻を亡くしたのがきっかけで、

  1. 死に方
  2. 臨死体験
  3. 理想の葬式

など、とにかく「死」にかかわる様々な話題をコーヒーやワイン、そしてケーキを楽しみながら気軽に語れる場所を提供したのが始まりでした。

その後、彼が主催する死のカフェはスイス各地に広がり、2010年にはパリにもオープン。また、このパリで開かれたデスカフェが英メディアでも取り上げられたことにより、イギリスでも大ヒットしました。

しかし、現在のところ、デスカフェは月に一度など臨時的に開催されているもののみです。

そこで、気が向いた時にいつでも「死」について語り合える場所を常時構えるために、今回クラウドファンディングを通じて、資金集めに乗り出したのです。今回提示された目標額はなんと25万ポンド(約4480万円)です。

この記事の海外に対する反応

死のカフェはすごく良い案だと思う。

忘年会や新年会をデスカフェでするとは思えないけど…。

恐怖に感じることをカジュアルに話せる場所っていいと思う。

死は誰にでも訪れるものだけど、タブーな話題だよね。

死について語り合うのは悪いことじゃないけど、他人と語り合うのではなくて、自らの家族と語り合うのが先だと思うけど。

そうだよ。葬式とか様々な手続きをするのは遺族なんだから。

自らの家族の死について向き合える人ってそんなにいないと思うよ。

死について語り合うカフェ!?誰が行くの?

看護士として働いてるから、パーティーとかで自然と死についての話をされることが多い。やっぱり、死について話をしたい人はたくさんいるんだと思う。

自殺カフェ、とかいうのもどこかで開催されているかもよ…。

死は誰にでも平等に訪れるもの。怖がってもしょうがないと思うけど。

死を考えるだけでも怖いよね。できるものならポックリと逝きたいもの。

この前、娘がどういう葬儀がいいか聞いてきた。彼女にしては何気ない質問だったようだけど、冗談を交えながら有意義な時間を過ごせることができたわ。

やっぱり死については家族内で話し合うのが先だと思う。

何年前かは宗教が作り上げた「死」のイメージだけだったから、人間同士が語り合う死はきっと面白いはず。

死について語り合うのは大事だと思うけど、死期を早めないように自己管理をする方法を教えるのも大事だと思うけど…。

死なんかについて語り合うより、今の時間をもっと楽しもうよ。

まだ若いからかもしれないけど、死に対する恐怖心というのはないよね。

死んだら働かなくてもいいし、税金も払わなくていい。おまけに嫌な上司とも会う必要もなくなる。死後の世界が待ち遠しいよ。

死のカフェ…。わざわざ死について語り合うためにカフェに行くわけ?

教会の集まりとどう違うわけ?

ロンドン一号店は誕生するか!?

死のカフェの資金集めのために制作されたビデオの視聴者は6000人を超え、今では死のカフェへの投資者数は100人以上にもなります。

現在の段階で目標金額25万ポンド(約4480万円)の13%程の3万2874ポンド(約590万円)が集まっています。彼らのクラウドファンディングでの資金集めは今年の12月19日にまで行われるそうです。

デスカフェを月に一度運営する女性は、「死を語り合うことを“タブー”と考えず、宗教や国籍が異なる様々な人達と語り合い、いつかは訪れる死を受け入れることにより、人生をより自由に生きる手助けになる」と話しています。

この死のカフェは、今では世界に32ヶ国に2400店存在するのだそうです。

人間にとって死は避けられないものであり、誰もが愛する人の死を経験することになります。核家族化やコミュニティーの崩壊などで、死の痛みを分かち合う人が身近にいなく、死の痛みを抱え込み立ち上がれない人達がたくさんいるのでしょうか?

ちなみに、この死のカフェは東京・大阪・福岡でも定期的に開催されているそうです。興味のある方は一度足を運んでみては?
 

【参考URL】http://www.timeout.com/london/blog/help-fund-londons-first-permanent-death-cafe-102615?adbid=658750484572844032&adbpl=tw&adbpr=22906929&adbsc=social_20151026_54499156
http://deathcafe.com/

「死」は良い題材だけど、毎日通うようなカフェではないかなあ。メニューが美味しくて体に良いものなら別だけど。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    コーヒーや料理が死ぬほど不味い店かと思ったよ、HAHAHA!

  2. 日本の名無しさん より:

    日本における(性癖語れる)SMバー等と同様のものかな。
    ただし、自殺願望のある人間をどうするかが問題だろうね。

  3. 日本の名無しさん より:

    怖いw

    ファイナルデッドコースターみたいに次々死にそうwww

  4. 日本の名無しさん より:

    カフェイン抜きの飲料しか置いてない店かと思うじゃん?

  5. 日本の名無しさん より:

    客同士のコミュニケーションをウリにしたカフェを開店するのに4480万円なんてかからんやろ・・・
    これ着服目的の詐欺だと思うんだが。

  6. 日本の名無しさん より:

    Death Caféってwww

    フツーに駄目じゃねーの、これw
    自殺幇助サイトが法律的にアウトで閉鎖させられんのと同じだと思うけど

    まあイギリスの法律的にはどうなのか知らんし、海外でやるぶんには勝手にやってもろうてええけど

    1. 日本の名無しさん より:

      身内や友人を亡くした人同士がその経験を語り合ったり、
      人は何故生まれ、何故死ぬのか?とかいう哲学的な話かも知れないだろ
      それに自殺について語り合うにしても自殺幇助とは限らない
      自殺志望メンヘラ同士が傷の舐めあいをして
      生きる糧にしてるようなサイトはいっぱいあるだろ

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