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習慣の変化から生まれるもの —成功の再定義—

2014/09/02
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みなさんにとって成功とはなんですか?

大学時代の筆者、成功とは「年収1000万円」でした。もちろんそんな愚考はすでに窓の外へ投げ捨てたわけですが、それ以降次第に考えるようになったのが、「成功とは何か」という難題です。

この答えはまだ見つかっておらず、ゆえにまだ成功していないわけですが、米インターネット新聞「ハフィントン・ポスト」の創設者であるアリアナ・ハフィントンの言葉を聞いて、いくらかの安堵感を得ました。

ニュース記事

(CNN) <編集者ノート:アリアナ・ハフィントンはハフィントン・ポストメディアグループの社長兼編集長である。著書には「Thrive(奮闘する)」がある。今回の彼女のエッセイにはこの本からの引用もいくつかある。>

2007年4月6日、私は血の海に目を覚ました。疲労で倒れ机の角に頭を打ち、目元を切創し頬骨を骨折したのである。

それから数週間、医者からの検査結果を待ちながら私は考え続けた。私は一体どんな人生を過ごしていたのだろう。私が追っていた成功とは何か。

その2年前にハフィントン・ポストを創設していたとはいえ、その頃はまだ1日18時間、週7日働いていた。よくある成功の定義から言えば、私は成功していたのだ。

しかし、しかるべき成功の定義からすれば、私の成功した人生を歩んではいなかった。

人生において大事ではないことばかりがうまくいっていた。しかし大事であるべきことは、全くうまくいっていなかった。そして私が気付いたのは、自分が人生をコントロールできていないということ。「Thrive(奮闘する)」していなかったのである。

成功は金と権力ではない。成功の再定義が必要だと気付いたのはその時であった。

成功の再定義の必要性に関する本を執筆しようと決めた時、できる限り実用的な内容にしようと思った。日常生活に対する簡単なヒントやツール、そして技術で溢れたものにしたかったのである。

しかしこれは単純なことではない。深く染み付いた習慣を変えるのは難しい。そしてこの習慣が文化的規律によって植え付けられたものであれば、それは難しさを増す。

しかし成功の再定義は、古い習慣を一蹴し、自身を自己満足の網から解き放つことで初めて可能となるのだ。

また、「軸」を見つけることも重要となる。軸があれば、迷路に迷ったとしても自分自身というものに帰ることが可能になるのだ。

人生は複雑だ。しかしその中で人間が発達させたのは、学習とそれに対する反応を自然に実行する能力である。身体の奥深く、意識下に植え付けられたこの能力は思考することを必要としない。

我々の身体の船長として舵を握っているのは我々自身と思えるかもしれないが、実は単なる自動操縦に過ぎないのである。

習慣の変化を容易にするものの1つとして挙げられるのは、「要となる習慣」に集中することである。要となる習慣のうち1つを変えられれば、他の習慣を変えるのも容易になる。

Charles Duhiggは著書「The Power of Habit(習慣の力)」の中で「要となる習慣の変化は、全てを変えていく過程のスタートポイントとも言える」と語っている。

私にとっての要となる習慣は睡眠。睡眠時間を正しく変えただけで、瞑想や運動など、その他の習慣を作ることが容易になった。

我々が社会の中で生きている生き物であることを考えると、周囲とサポートし合って習慣を作ることも効果的だといえる。

最後に、もしあなたの職場がまだ従来の成功の定義に従って動いているとしても、同じ考えを持つ同士を集め、互いに「Thrive(奮闘する)」し合うこともできるのだ。

さて、この心奮えるエッセイに対して海外では以下の反応が寄せられています。

【参考URL】http://edition.cnn.com/2014/03/25/opinion/huffington-redefining-success/index.html?iref=storysearch
http://www.ted.com/talks/arianna_huffington_how_to_succeed_get_more_sleep
http://www.amazon.com/Thrive-Redefining-Success-Creating-Well-Being/dp/0804140847

この記事に対する海外の反応

もし1つ気に食わないことがあるとしたら、それは億万長者がこういう記事を書いているということ。

最低賃金で働いている人間には、働くのをやめて優先事項を整理する暇なんてないんだ。

オレは金持ちになってから気付いた。幸せはお金と力ではないと。

だからみんなも成功=お金だなんて絶対に思ってはいけないよ。

彼女の意見には全く賛成だけど、私有の企業を300億円で売ることができたあとに成功の再定義について語ることは簡単だよね。

お金と権力を持っている女性に、成功はお金と権力ではないと言われても…

なるほど!じゃあ300億円で事業を売って、自己実現をして人生を楽しむために時間を儲ければいいのか!なんて簡単!

みんな「お金を得た後にそんなこと言うな!」って言うんだね。

アリアナ、持っているお金と権力を投げ捨てたら何人の人が君の話を聞くか試してみたらどうだい。

大したことない記事だな。

要約:「好きなことをやれ。そしたら幸せになる。」

オレは他人の成功に嫉妬しなくなった時に、自分が成功していると気付いたよ。

全ては仕事と私生活のバランスさ。

成功は家族の世話をすること、家賃やローンを支払うことだ。

こういう自己実現の話は本当に人間に必要なもの(家族)に対して、満足できない人たちを生み出してしまう。

次の収入がどこから振り込まれるかなんて、気にしなくてもいい人がこう言うのは簡単だよね。

お金を得るまでは、お金は大事だと思うものなんだ。

そしてお金を手に入れると、今度は他のことを心配しなくてはならないポジションに立つのさ。

聞きたかったことが全く述べられていないね。

富を築いたからこそ、彼女の言っていることを実行するのが簡単なんだよ。富のない人にそんな余裕はないんだ。

ほとんどの人は裕福かどうかなんて気にしていないんだよ。ちゃんとした家に住んで、月々の料金が支払えて、たまに気晴らしができればそれでいいんだよ。

成功という言葉はとても流動的な概念なんだ。

この女はウソの拡散をしているな。

オレにとっての成功は、できるだけ少ない努力で幸せに生きることなんだ。

道の途中で他人を傷つけない限り、自分にとって幸せなことをやっていればいいんだ。

歴史的に見て、アメリカ社会は一つの価値にしか目を向けてこなかった。たった一つの価値にだけ。それはお金。

↑ちょっとアメリカを単純化しすぎていないか?

オレの知っている幸せな人間は、ほんの少ししかお金を持っていないよ。

お金は物事を複雑にする。確かにお金でできることはあるけど、持てば持つほど頭痛も増えるんだ。

ハフィントンのような人々が意見を述べると問題になってくるのは、彼らは常に両極端であるということなんだ(左傾化、または右傾化)。

だからハフィントンが何を言おうと、およそ半分の人口は気にかけないのさ。アメリカは国として極化してきた。そしてそれが変わる可能性はとても低いんだ。

まとめ

なんと、ハフィントンのお言葉は散々な反応を受けていますね。とくに裕福でない人からの批判が続出しているようです。

ちなみにですが、ハフィントンのスピーチもありますので、よかったら日本語字幕を付けて聞いてみて下さい。

Arianna Huffington: How to succeed? Get more sleep(どうやって成功するか?もっと寝ればいい)

また、英語版しかないようですが彼女の著書も載せておきます。

Thrive: The Third Metric to Redefining Success and Creating a Life of Well-Being, Wisdom, and Wonder(奮闘:幸福、知恵、感動に溢れた人生の創造と成功の再定義のための第三の価値観)

やはり非富裕層にしてみれば、お金を持っていると説得力がないのでしょう。やっぱり「最後は金目でしょうか?

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    日本ではある程度のお金かそれなりの権力がないと雇用者に過労死させられるからな
    睡眠時間があるとか幸せやん

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