カードローンを利用してキャッシングする場合、一番最初に知っておく必要があるのはカードローンの金利です。カードローンの金利は普通のローンの金利とは違う計算のやり方です。どう言う方法なのかというと日割り計算という計算方法です。
日割り計算の計算式は次のようになります。
借りた金額(元本)×年利率÷365日×借りた日数=利息
日割り計算では長く借りれば借りるほど利息を多く支払う事になります。逆に早く返済すれば利息は少なくて済みます。カードローンも基本は1カ月に1回の返済です。10万円を年利率15%で借りて30日後に返済すると利息は822円になります。
でもカードローンは、契約で決められた返済期日(約定返済日)に関係なく、いつでも返済する事が可能です。(繰り上げ返済といいます。)だから10万円を借りて15日に返済すれば利息は411円つまり半分で済みます。これがカードローンの金利の大きな特徴なんです。
ではこの金利はカードローン会社が好き勝手に決めているのでしょうか?いえ、そんな事はありません。貸金業者は、利息制限法でこれ以上の利息を取って営業してはだめですという利息の上限が決められているのです。その取ってもいい利息の上限は20%です。
それだけ知っておくだけでも違法業者を見抜く事は可能です。20%以上の金利を取っている貸金業者なら違法業者をいう事になります。さらに元本の額によっても三段階に区分されています。元本が10万円未満の場合は20%です。10万円以上100万円未満では18%です。
(⇒貸金業者でキャッシングをする場合)
そして100万円以上では15%と決められています。ですから20%を超える利息は元本の額に関係なく違法になるというわけです。この範囲内の金利であれば自由に金利を指定して営業していい事になっています。当然、この基準より金利の安い業者はあり得ます。
いずれにしてもカードローン会社の金利を見る時に利息制限法の金利を知っておくと金利の安い高いが判断しやすいです。また元本に応じた利息でもわかるように元本が多くなると利息は安くなります。そのためカードローンの金利を表す場合は〇%~〇%という形になっています。
最少に借りる時は個人的に信用がないので利用限度額(元本)は少ないです。(こちらもご参考に→キャッシングの利用限度額って?)つまり最初に適用される金利は数字の大きな方の金利になります。だからカードローン会社の金利を比較する時は数字の大きなほうの金利を比較して金利が高いか安いかを判断しなければいけません。
【参考ページはこちら】
UFJカードの金利は高い?低い?