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在籍年数は重要!派遣でキャッシング審査を受ける時の注意点

非正規雇用で働く人たちが、年々増えています。もちろん、正社員のように時間と責任に縛られたくない!と考えて、そのような雇用形態を選んでいる人もいます。しかし、安定した正社員を望んでも、企業側に正社員の受け口が少ないという事情もあります。

そんななか、働き方として派遣という形を選ぶ人が増加しています。学生を卒業して、正社員になれなかった人が、当面派遣社員として働くのです。一般的にボーナスがない派遣社員は、突発的な出費を補うのにカードローンなどを利用する人も少なくありません。そこで、派遣でカード審査を受ける上での注意点をまとめます。

派遣会社在籍3ヵ月の私だけどでカードローン審査は通る?

学生生活から、派遣社員として働く社会人生活が始まると、色々な付き合いなどで何かと出費がかさみます。気軽にお金を借りることが出来るカードローンがあれば、便利だなと考えるのは比較的早い段階です。しかし、派遣として働き始めて3ヵ月の場合、カードローンの審査には通るのでしょうか?
(⇒バイト・派遣でも借りられるっキャッシング

カードローン審査には最低限必要な勤続期間があります!

結論から言えば、在籍年数3ヵ月の場合は、カードローンの審査をパスするのは厳しいといえるでしょう。無担保・無保証人でお金を借りることが出来るカードローンは、なにより利用者本人の信用を重視します。信用=返済能力です。一般的に考えて、派遣社員3ヵ月という勤続期間では、返済能力の面では弱いと判断されます。

では、どのくらいの勤続期間があれば、安定していると判断されるのでしょうか?正社員と比べて、長い期間が必要なのでしょうか?一般的には、どの雇用形態であっても、6ヵ月以上の勤続期間が必要だと言われています。

派遣会社の場合、待遇などで別の会社を転々とする人も多いので、なかなか継続的に勤務し続けるのが難しい場合もありますが、カード審査を考えれば、せめて6ヵ月は腰を据える必要があるのです。

ただ、勤続期間6ヵ月というのはあくまで最低限の基準です。もちろん、1年以上の勤続期間があるに越したことはありません。カードローン審査の基準は各社まちまちなので、より確実に審査に合格するには1~2年の勤続期間はあったほうがよいでしょう。

審査を有利にする意外なポイント!それは健康保険証です

派遣社員は、正社員に比べて不安定な雇用と考えられがちです。だからこそ、より審査において、勤続年数などの項目がチェックされます。安定した収入が得られなくなれば、キャッシング会社としても返済が滞ってしまい困るからです。

そんな派遣社員ですが、審査を有利にする意外なポイントがあります。それは、派遣会社の社会保険や組合保険に加入することです。給料から天引きされる社会保険は、嫌がる人もいますが信用の面ではこれ以上ない味方になってくれます。国民健康保険証より会社の健康保険証を持っていた方が長く勤続する意志と実績があるとみなされるます。

社会保険については、一般的には派遣先の正社員の4分の3以上働き、雇用期間が2ヵ月を越えていれば加入できます。加えて身分の確かな証明にも使えるので、保険証無しの派遣社員よりも社会保険に加入している派遣社員のほうが信用がおけるのです。

属性としてどうなの?派遣社員という雇用形態について

カードローンの審査では属性審査というものもあります。これは、単純にいえば雇用形態をみて最初に大まかな審査をするのです。

有利な雇用形態順におおまかに分ければ、正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト・パートという順になります。これはある意味、会社側から解雇されにくい順ともいえるでしょう。

簡単に派遣社員とその他のものの違いを見てみましょう。

  • 正社員=長期雇用を前提に、企業と直接、雇用契約を結ぶ。期間の定めはなく、福利厚生や退職金・ボーナスなどが充実している。
  • 契約社員=期間を定めて、企業と直接、雇用契約を結ぶ。期間の定めがあり、期限が来れば契約更新などをするか決める。一般的に、退職金・ボーナスはなし。
  • 派遣社員=他社で働くことを前提に、派遣会社で雇用される。契約期間があり、更新する。福利厚生は保証されているが、無い場合もある。退職金・ボーナスなし。
  • アルバイト・パート=期間と時間が決まっていて、時給によって働く。福利厚生なども特になし。

上記で分かる通り、契約社員と派遣社員は、勤務先の企業に直接雇用されているか、されていないかの違いがあります。そう言う意味では、厳密にいえば、派遣社員より契約社員のほうが若干信用度は高いといえます。

とはいえ、カードローンの審査においては、あくまで安定した収入を証明できれば、派遣社員でもパートでも審査には通ります。そういった意味では、次の3点をクリアしていれば雇用形態に関係なくキャッシングを利用できるのです。

  • 6ヵ月以上の勤続年数がある
  • 社会保険に加入している
  • 信用履歴にキズがない
派遣社員で働くメリットとして多く挙げられるのが、組織から自由でいられるということです。日本型の企業はとかくサービス残業を強要されたり、付き合いが重視されたりしがちです。そういった働き方はうんざり…という人がこの新しいスタイルの雇用を選びます。

一方、カードローンの審査側からすると、そういう人はすぐ辞めてしまい収入が不安定…と思ってしまう傾向にもあるようです。そういう意味では、この自由な働き方と安定のギャップは、勤続年数と社会保険によって埋めることができるのです。

虚偽の報告はダメ!カードローンに落ちてしまう派遣社員とは

審査において虚偽の報告をするのは絶対にやめましょう。勤続期間3ヵ月を6ヵ月と偽っても、後々の信用に関わります。また、就業先の社員証の提出や在籍確認などで嘘はばれてしまいます。審査時には正確な情報を提出するようにしましょう。

マイナスポイント多数…審査に落ちてしまう人はこんな人!

派遣社員でも、在籍年数や社会保険次第では、カードローンの審査に通るということが分かりました。それでは、その他のポイントはどうでしょうか。ポイントをわかりやすくするために、逆に、審査に落ちてしまう人の傾向から検証していきましょう。

  • 借入希望金額が高い
  • 社員証がなく、在籍確認ができない
  • 半年以内に3社以上のカードへの申し込みをしている
  • 以前に返済を延滞したり債務整理している

借入希望金額は、最初は5万~など自分の年収に適した金額を提示する必要があります。あまりにも高額な金額を最初に希望すると、なにか別の借金があるのではないか…と疑われる恐れがあります。借入限度額は信用を積み重ねて徐々に上がっていくものなのです。

また、貸金業法という法律には総量規制という借入限度額の制限があります。これは、一人の人が借りれる金額は年収の三分の一以下にしましょう、という法律です。このあたりもしっかり考えて希望額を提示するのが重要です。

会社に電話が来てもいない…在籍確認についての注意事項

カードローンの審査においては、会社の在籍確認も必須になります。大手消費者金融の審査では、社員証の画像を写真にとって添付して送る、という簡易的な確認方法を行なっているところもありますが、電話で在籍確認をするというところもまだ少なくありません。

この場合注意しなければならないのが、確認先が派遣先か派遣元かの問題です。当然ながら、派遣社員は派遣元の社員です。ですので、派遣先にカードローン審査の在籍確認の電話が掛かってくると面倒なことになります。

必ず在籍確認の電話は、派遣元にしてもらうようにしましょう。さらにその際は、派遣元の会社にカードを作る際に在籍確認の電話が掛かってきます、と簡単に説明しておきましょう。こうすることによって、派遣元にも詳細を知られることなくスムーズに確認が終われます。

派遣社員ならではの悩み…在籍確認を避けたい場合はコレ

派遣社員の場合、雇われている会社つまり派遣元に自分がいない場合がほとんどです。審査の在籍確認は守秘義務から、その内容を知られないように細心の注意をはらって在籍確認の電話をしてくれます。

しかし、それでもやっぱり電話はあやしまれるから嫌だな…という派遣社員ならではの悩みもあります。そういった場合は、カードローン会社側に相談すれば、収入証明書の提出で代用できる場合があります。

直近二ヵ月の給与明細、源泉徴収票、確定申告書などなどが在籍確認の代りになりますので、相談してみましょう。それでもダメな場合は、自分が会社にいる時間を作り、その時間に電話をしてもらうというのも方法のひとつです。

派遣社員だから、という理由だけでキャッシングやカードローンの審査に落ちてしまうことはありません。多くは、信用に問題があったり、実情に見合わない借入金額を希望していたりなど、雇用形態とは別の部分に理由があるのです。

しかし、派遣社員ならではの悩みとしては、在籍確認があります。嘘はついてないけど、普段自分がいない会社に連絡がいってしまうのは嫌だ…と思う人は少なくありません。その場合は、在籍確認を電話でしないところ、または、収入証明で代用できるところを選ぶといいでしょう。

審査で絶対落ちる…申込件数や返済ブラック情報に要注意!

審査に落ちてしまう大きな原因は、キャッシング会社への複数申込や、過去の返済の延滞・債務整理などの事故情報が上げられます。それでは、これらの情報は、いったいどこでどのようにして知られてしまうのでしょうか?

正規の業者は必ず加盟している!信用情報機関はこの3つ

法律に則った正規の貸金業者は、必ず信用情報機関に加入しています。お金を借りたい利用者からの申し込みがあった時、キャッシング会社は、この信用情報機関に問い合わせて個人の金融関係の情報を照会します。日本では、主に3つの信用情報機関があります。

JICC(日本信用情報機構)=消費者金融業者
CIC(貸金業法指定信用情報機関)=クレジット会社・信販会社
JBA(全国銀行協会)=銀行

消費者金融業者とクレジット・信販会社はJICCとCICどちらにも加盟していることが多いと言われています。いずれにしても、たとえば個人が、何社もカード会社の申し込みをしていると、これらの情報機関に「その人は~社と~社に申込みました」というのが記載されます。そしてその情報は、6ヵ月間は消えないのです。

審査に通りたいなら6ヵ月以内の申し込みは3社まで!

過去に債務整理をしていれば、当然信用情報機関に履歴が残ります。これは、返済を正しく行わなかった自分に非があるので同情のしようがありませんね。ですが、複数のカードローン会社に申込むのは、悪意がないだけに仕方のないような気もします。

複数申込みは、いってみれば下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる原理です。しかし、審査する業者にとっては、借金で困っているのでは?多重債務者では?と考えてしまいます。なので、できるなら、6ヵ月以内の申し込みは3社までに抑えましょう。

どうしても複数社に申し込みたい…そんな時の裏ワザはコレ !

派遣社員で夏のボーナスはないし、でも急な出費でどうしてもお金を借りなくてはいけない…。このような状況だと、どこでも良いから自分に合ったカードローン会社を見つけ出したい!と思って複数同時申し込みをしたくなります。

こういった「審査に落ちた場合に備えて、どうしても複数社申込みたい!」という人には、裏ワザがあります。複数社申込みのデメリットは、信用情報機関に情報が載ってしまうことです。これを避ける方法があるんです。それが、大手のカードローン会社が、ネット上で行っている簡易審査(お試し審査)です。

ネット上の簡易審査は、「~秒で診断できます!」などのうたい文句でも有名です。自分のおおまかな情報を、質問などに従って記入するだけで、すぐに答えがでるものです。これだと、正式な申込にカウントされないので、信用情報機関に記載されることはありません。それでいて、ある程度の審査合否の目安が判断できるのです。

大手の消費者金融や正規のキャッシング会社は、個人の信用を調査する時、必ず3つの信用情報機関のいずれかに照会します。それだけに、ここに記載される情報次第では、どこの会社からも相手にされなくなってしまいます。

返済などの延滞情報はもちろんのこと、申し込みをしただけでも信用情報機関に履歴が記載されてしまう、というのは意外な盲点です。やみくもに申し込みをせずに、ネット上で提供されている簡易審査をまずは試してみるなど、不要な記載を避ける対策をしましょう。

どの系統?派遣でも確実に審査が通るカードローン会社!

派遣社員としての勤続期間6ヵ月以上、社会保険に加入などなどカードローンの審査に通るための基本ポイントはいくつかありました。また、落ちてしまう原因としては、信用情報の履歴などもありました。これらを押さえたうえで、さらに、確実に審査に通りたい場合、申込む会社の系統をみていく必要もあります。

銀行系カードローンと消費者金融系カードローンどっち選ぶ?

カードローンは、大きく分けると銀行系カードローンと消費者金融系カードローンの2つがあります。銀行系は、その名の通り、銀行と提携しているカードローン会社です。こちらは、銀行法という法律に従います。一方、従来からある貸金業法に則って、独自に運営しているのが消費者金融系カードローンです。

かつては、ほとんどの消費者金融は単独で運営していましたが、貸金業法の改正によって、運営が困難になったカードローン会社が出てきました。そこで、個人向け融資のノウハウが欲しかった銀行がこれら消費者金融を助ける形で合併し、カードローン商品を出しはじめました。これが、銀行系カードローンです。

公的信用なら銀行系、確実な融資を選ぶなら消費者金融系!

銀行系カードローンのメリットはなんといってもその信用です。母体がしっかりしているので、借りるのも安心です。しかも、金利も消費者金融系よりも低く設定されています。信用や金利で選ぶなら銀行系がよいでしょう。

一方、銀行系カードローンのデメリットとしたh審査が厳しいことです。特に、正社員ほど属性が高くない派遣社員で確実に審査を通りたい場合は、銀行系よりも、消費者金融系を選ぶ方が賢明かもしれませんです。もちろん、大手消費者金融系なら銀行系に負けず劣らず信用もあります。

ますます広がる雇用形態の自由度!派遣の選択とカードローン

非正規社員と呼ばれるいわゆる正社員以外の雇用者は全体で、男性が21%、女性が58%と言われます。統計からもわかりますが派遣社員も、女性が圧倒的に多いです。ライフスタイルが変化する中で、働きやすい雇用形態である派遣は、人気があります。しかし、ボーナスがないなど、経済的には不安を抱える人も多そうです。

そんななかで、カードローンは、日々の突発的な出費を補うことができて便利、という声も多く聞きます。自由な雇用形態とカードローンの併用は、充実した生活に必要なものになってきているのかもしれません。無担保・無保証人で気軽に利用できるカードローン、その審査を突破するために必要なことを、最後にまとめます。

  • 派遣会社に6ヵ月以上勤務
  • 会社の社会保険・組合保険に加入
  • 借入金額を低く希望
  • 他社のカードローン申し込みは3社以内
  • 消費者金融のカードローンから始める
  • 月々安定した収入を確保

以上の点に注意して、確実にカードローン審査を突破するようにしてみましょう!

【参考ページはこちら】
様々な職業の方におすすめのカードローン情報

高度経済成長の時代から続いてきた正社員至上主義も、昨今では崩れ始めてきています。大企業ですら倒産や合併の憂き目にあう中、会社に出勤しないでフリーランスで働く人たちも増えています。もちろん、派遣社員も新しい働き方のひとつです。

そういう意味では、派遣社員といえば安定していないのでキャッシングの審査で落ちる…というのは、古い感覚です。勤続年数や社会保険など、一定の基準をクリアしさえすれば、キャッシング融資の審査に通ることは難しくないのです。

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