他社との違いは？オリックス銀行のキャッシングを徹底調査！

オリックス銀行は、ちょっと変わった面白い銀行です。銀行の分類としては、『信託銀行』と呼ばれるものになるのですが、他の信託銀行ではやっていない個人向けキャッシングの『カードローン』を手がけているのです。

また、特に変わっているのは、『ローンプラザ』という出張所はあるものの、店舗を持っていないというのが最大の特徴となっています。『しなやかな発想』というコンセプトで他社との差別化を図っている姿が窺えます。

こんな銀行なので、そこで扱っているカードローンが一体どんなものなのかすごく興味が湧いてきて、他社との比較をしながら徹底的に調査してみてはと思ったしだいです。

バラエティーに富んだ銀行の数々！そもそも信託銀行って何なの？

そもそも『信託銀行』とは何なのかということですが、まず銀行の分類としては、オリックス銀行のような信託銀行の他、『都市銀行』・『地方銀行』・『第二地方銀行』・『ネット銀行』などがあります。（こちらもご参考に→ネット専門の貸金業者ビーンズ）

ここで取り上げているのは、銀行法上の銀行である『普通銀行』のことです。銀行と呼ばれているものにはこの他、『中央銀行』・『特殊銀行』・『長期信用銀行』・『協同組織金融機関』などがあります。

『信託銀行』というのは、信託業務を行なう認可を受けて、この業務を主たる生業としている銀行のことです。そんな中でオリックス銀行は、カードローンによる融資業務を行なっております。他の信託銀行では、一社のみに住宅担保型のカードローンが見られるのみです。

カードローンだってやっている！オリックス銀行のいろんなお仕事

オリックス銀行の特徴はココにある！各種銀行とじっくり比較した

オリックス銀行では次の３つを自社の特徴として上げています。

• 特定分野に絞った商品・サービスの充実
• 無店舗型銀行の特色を生かした商品・サービスの充実
• 非対面取引の利便性と対面取引の安心感

かつては、『クレディセゾン・オリックス銀行バンキングサービス』・『投資信託』・『生命保険』・『住宅ローン商品』・『目的ローン』も有りましたが、現在では新規取扱いを中止しています。特定分野への強みに絞った結果です。

『カードローン』・『預金』・『金銭信託』では、ネットや電話による『非対面取引』を中心に、その分野での強みを発揮しています。

オリックス銀行と比較する銀行は、都市銀行の三菱ＵＦＪ銀行・地方銀行の東京都民銀行・第二地方銀行の東京スター銀行・ネット銀行の楽天銀行で、それぞれに各分類中の代表的な銀行です。

三菱ＵＦＪ銀行は三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループを主要株主とし、２００６年の合併によって現在のような大銀行となりました。

２００７年に消費者金融アコムを保証会社として、個人向けカードローン『バンクイック』の取扱いを開始し、そのメリットとして、『最短即日利用』・『銀行ならではの金利・限度額』・『無理のない返済』・『全国のＡＴＭ利用手数料０円』の４つをあげています。

東京都民銀行は東京ＴＹフィナンシャルグループを主要株主とし、１９５１年設立の老舗で、２０１４年にグループの子会社となりました。

銀行・駅・デパートなどのキャッシュコーナーで借り入れできる『パーソナルカードローン』と、パソコン・モバイル・スマホで２４時間・３６５日申込みできる『Ｗｅｂカードローン』の、２つのカードローンを取り扱っています。

東京スター銀行は中國信託商業銀行股份有限公司を主要株主とし、２００１年に会社を設立しました。

新生銀行カードローンレイクと同じく新生フィナンシャルを保証会社として、『スターカードローン』を取り扱っており、『審査結果は最短即日回答』・『全国提携ＡＴＭ利用可能』・『パート・アルバイト・派遣社員の申込み可能』として、商品を紹介しています。

楽天銀行はネットショッピングなどのサービスを運営している楽天株式会社を主要株主とし、２０１０年に現在の商号に変更し、楽天の完全子会社となりました。

カードローン『スーパーローン』が選ばれる理由として、『収入証明書提出原則不要』・『低金利の追求』・『様々な用途利用』・『ＡＴＭ手数料０円・２４時間利用ＯＫ』・『おまとめ・借り換えＯＫ』・『専業主婦・パート・アルバイト申込みＯＫ』の６つをあげています。

オリックス銀行の業界最低水準の金利！！ダントツに高い融資額！

お金を借りる際、第一に気になるのは融資額と金利だと思います。各社のカードローンでは以下のようになっています。

オリックス銀行カードローンの金利は業界最低水準であり、比較した他社と比べて見劣りはせず、何と言っても最高融資額がダントツに高くなっています。

返済額も業界最低水準！！オリックス銀行でラクラク返済ができる

お金を借りれば返さなければならないのが当然です。そこで気になるのは返済額だと思います。

今度は各社のカードローンでの返済額の例について以下のように比較してみました。

オリックス銀行カードローンの返済額もまた業界最低水準であり、他の銀行にまったく引けを取らないのです。

オリックス銀行の便利なトコロ！口座開設・所得証明・担保保証人

オリックス銀行カードローンには、金利・融資額・返済額についての優れた点の他に、次のような便利な点があります。

• 口座開設不要
• 所得証明不要（借入限度額３００万円以下）
• 担保・保証人不要

通常、銀行といえば預金事業のため顧客には口座を開設してもらいたいものなので、カードローンの返済を確実にしてもらうためにもできれば口座を持ってもらいたいのが普通です。しかしオリックス銀行ではキャッシングしたお金の返済方法が複数あるため、必ずしも口座開設は不要となのです。

手持ちのお金が不足しているからお金を借りようとしている人は、キャッシングで必要となってくる所得証明というものには悩まされることでしょう。オリックス銀行では、所得証明書類を必要とする借入限度額を３００万円と高めに設定しており、なるべくキャッシングしやすくしています。

また、銀行が指定する保証会社（オリックス・クレジット株式会社、或いは新生フィナンシャル株式会社）の保証を受けるため、担保や保証人は不要となるのです。

便利さはオリックス銀行がイチバン！？所得証明は高額でも不要！

それでは、カードローンでの口座開設・所得証明・担保や保証人について、他社との比較ではどうでしょうか？

担保・保証人については、どこの銀行も不要ですが、口座開設・所得証明に関しては、オリックス銀行と楽天銀行の条件が最も便利になっています。

カードローンを利用するなら、カード発行の速さが最も大事な事！

カードローンを利用しようとする人が、最も気にすることは一体どんなことなのでしょうか。この点はキャッシングについて一番大事なところとも言えます。

オリックス銀行カードローンの申し込みでよく質問されている内容には、次の項目を含むまれています。

• 申込み可能な対象者
• 申し込みの方法
• 借入金の使途制限
• 申し込みに必要な書類
• 借入までの流れ
• 申込完了メール
• 入力情報の訂正・変更
• 担保・保証人
• 保証料
• 審査結果の連絡
• 審査結果が出るまでの期間
• 郵送物の送付先指定
• 郵送物の内容
• 口座開設の必要有無
• 勤務先への連絡有無
• カードが届く時期

カードローン申込み時に気になる点としては、申込みできる対象者や申込み方法・借入金の使途制限という基本的なところはもちろん入っていました。しかし、もっとも切羽詰まった感じがして、非常に重要なところと思われるのは、カードが届く時期を気にしているということでしょう。

キャッシングしたいという人の多くは、今すぐにでもお金を借りたいというのが本心で、まだ審査にも入らない段階から、いつカードが発行されてキャッシングできるのかということが最大の関心事であり、カード発行の速さが最も大事なことなのです。

オリックス銀行はすばやい！スピード感のあるカード発行の手続き

それでは、カードローンの具体的な申込みからキャッシング利用までの流れを、各社カードローンの比較をしながら見ていきましょう。

三菱UFJ銀行の申込みには、テレビ窓口・電話・郵送もあり、テレビ窓口では即日にカードを受け取れます。楽天銀行のキャッシング利用には、パソコン・携帯電話・電話もあります。

オリックス銀行カードローンの借入までの流れは、他の銀行のインターネットによるカードローンとほとんど変わりません。

オリックス銀行カードローンが他社と大きく違うところは、カード発行と必要書類の提出を並行して行なっていることで、スピード感に工夫が見られるところなのです。

まだまだ出てくるオリックス銀行カードローンの便利で良いトコロ

ここまでオリックス銀行カードローンについて、他の銀行との比較をしながらその便利で良い部分を説明してきました。今一度一覧にすると次のようになります。

• 高い融資額
• 業界最低水準の金利
• 業界最低水準の返済額
• 口座開設が不要
• 担保・保証人が不要
• 高額まで所得証明が不要
• カード発行が速い

オリックス銀行カードローンの『振込融資』は返済にチョー便利！

ここでひとつ注意点を挙げておくと、前段でオリックス銀行カードローンでは、口座開設不要なところを便利としていますが、これでは提携ＡＴＭのみの利用となり、返済は自己管理となってしまい、ちょっとうっかりすると遅延損害金が発生してしまいかねません。

そこで、口座を開設して、そこに融資金を振り込んでもらう『振込融資』の利用があります。この場合は、返済金がその口座から引き落としになるため、収入など定期的に入金がある口座を開設すれば、返済忘れはなくなります。

『振込融資』は、パソコン・携帯電話・電話から申込みができます。『振込融資』のための口座開設もある意味便利であることを覚えておいて損はないでしょう。

オリックス銀行のＡＴＭ提携先は８０社を超え都市銀行のようだ！

今回比較している各社での借入・振込の利用は、各社又は提携先のＣＤ・ＡＴＭが標準的となっています。それでは、その利用しやすさはどうなっているのでしょうか。オリックス銀行カードローンでは、以下のとおりとなっています。

• 利用手数料⇒終日無料
• 借入単位⇒１，０００円
• ＡＴＭ⇒全国８９，０００台以上

オリックス銀行とＡＴＭで提携している銀行・コンビニ・スーパーなどは、以下のとおり非常にたくさんあります。

• 三菱UFJ銀行
• 三井住友銀行
• 西日本シティ銀行
• ゆうちょ銀行
• セブン銀行（セブンイレブン・イトーヨーカドーなど多数）
• イーネット（コンビニ１０社・スーパー３３社・その他２６社）
• ローソン
• イオン銀行（イーネット・ローソンとも提携）

提携会社としては８社ですが、その先のコンビニ・スーパーなどを細かく数えると、その数は８０社を超えます。

カードローンのＣＤ・ＡＴＭ利用の利便性について、他社との比較をすると以下のとおりです。

オリックス銀行カードローンは、都市銀行並みにＡＴＭ手数料は無料で、数多くのＡＴＭを全国展開しています。

カードローンの利点をフル活用！これでしっかりとキャッシング！

オリックス銀行カードローンを他社と比較して、都市銀行にも引けを取らない、非常に優れたものであることがわかりました。

最後に、細かい留意点についてあげておきましょう。オリックス銀行カードローンを利用する際に知っておくべき諸々です。

• 申込みには、年齢・月収・国内在住・保証会社について条件がある。
• 借入金を事業性資金には使えない。
• 審査の結果、利用限度額３００万円以下でも所得証明書類が必要な場合がある。
• 申込み情報の訂正・変更等は、カードデスク（フリーダイヤル）への連絡が必要である。
• ローンカードの送り先は自宅のみである。

とても便利なカードローンではありますが、返済が遅れると遅延損害金が発生することは前にも言っています。

お金を借りる際には、さまざまな利点をフルに活用して、無理なく、無駄なく、上手に利用しましょう。

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